アフターその1

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homuhomu_tabetai

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417 名前:『白まどVS王者まどアフター』[sage] 投稿日:2012/02/26(日) 02:39:57.18 ID:Gke4Wk+AO 




ここに残された一本のテープ…

これは少し前に放送された稀少種VS王者まどの企画のディレクターズカット版だ

しかし、あの放送…何故あんな中途半端に終わってしまったのか…

それは王者まどがあまりにも…

いや、これは見てもらった方がいいかもしれない…



………
……

白まど「ホムラチャン…マドォォ…」ポロポロ

この白まど…我々の検証の際に出てきた白まどである

内容は単純に稀少種で最強と名高い白まどと王者まどのどちらが強いかを決する為にコロニーを王者まどに差し向けたのだ

そして結果は王者まどは圧勝…白まどは最強という称号だけでなく、最愛のつがいも一緒に失ったのだ

王者まど「ウェヒヒwww」

そんな敗者を見下ろして笑う王者まど

しかし、こんな事で王者まどは満足しない

王者まど「マ~ドッ!」バキッ!

白まど「マギャッ?!」

いきなり泣き崩れてる白まどを殴り付ける王者まど…

彼女は白まどにもっともっと苦しんで欲しいのだ

白まどに恨みでもあるのか?いやいや、そんな遺恨はどこにも無い

じゃあどうしてか?それは…

彼 女 が 白 ま ど だ か ら だ !!!!!!!

王者まど「マドッ♪マドッ♪マ~ドドドドド♪」ガンッ!ドゴッ!ドガドガドガ!!

白まど「マギャ?!マグッ?!マギャアアアアアアアアア!!!!!!」

王者まどにとってほむほむは餌である

それより珍しいめがほむ、強いりぼほむは極上のご馳走だ

では只のまどまどや白まどは何か?

答えは…おもちゃ…それもサンドバッグの類いである

王者まどは強さの象徴である翼と多くの獲物を仕留める為に弓を手にした生粋のほ食種…

それだけを頼って厳しい自然界を生き延びる…

云わば強さが王者まどの証であり、それが無いまどまどにはまどまどである権利など無い

つまり王者まどからしたらまどまどは同じ姿をしただけの別物扱いなのだ…そしてそれらから生まれ、弓も翼も実はろくすっぽ扱えてない白まども同格…これが理屈でなく、遺伝子レベルで刷り込まれているのだ

そして王者まどはまどまど達は喰わずに遊び道具として教えられて育てられる。元々仲間とすら思っていないのでそこに容赦も入らない

これが同じまどまど内にある格差なのだ



白まど「ホムラ…ホムラチャン…」

王者まど「マドッ♪」ガスガス

あれから延々と殴られ、蹴られ続けた白まどはもう原型を留めていなかった

可愛くて愛嬌のある顔は自分の痣でどす黒くなり、優しい印象を与える澄んだ目は完全に腫れた目蓋で見えなくなっている…

手足は完全におかしな方向に何度も折られ、もうどこが関節でどこを骨折しているのか分かりもしない…

美しい純白の翼も引きちぎられ、背中の服の部分のおびただしい血がその凄惨さを物語っている…

白まど「ホムラチャ…ホムラチャ…」ブツブツ

そしてたまにこうやってつがいだったりぼほむの名を呟いている…限界を超えた痛みと攻撃に白まどの精神は耐えられなかったのだ

王者まど「ウェヒヒwww」

すると王者まどはそれを見て満足の笑いを浮かべ、次はコロニーの方に行くみたいだ

王者まど「マドッ」ガシッ

白まどの髪を持つとそのまま引きずりながらコロニーに向かう…




………
……

王者まど「マドォォォォオオオ♪」ドガァ!

ほむほむ「ホギャァァァアアアアアアアア!!!!!!」

まどまど「マギャァァァアアアアアアアア!!!!!!」

あれから数分…巣の中はまさに地獄絵図と化していた


………
……

コツコツ…

ほむほむs「ホムッ?」ン?

まどまどs「マドッ?」ダレ?

多くのほむまどがいるコロニー…響く足音に誰かと目を向けると…

王者まど「ウェヒヒ」チミドロ

ほむまどs「ホギャァァァアアアアアアアアアア!?!?!?!?マギャァァァアアアアアアアアア!?!?!?!?!?」

突然現れた仲間でないまどまど…しかもその身体は血で汚れている

これだけでほむまどを驚かすに十分だったが…

白まど「ホムラチャ…ホ…」

さらに片手には自分達の守護者である白まどが無惨な姿で引きずられているのだ…

これに混乱しないほむまどはいないだろう

ほむほむs「ホムッ!ホムッ!ホムゥゥゥウウウウウウ!!!!!!!」

まどまどs「マドッ!マドッ!マドォォォオオオオオオオ!!!!!!」

案の定いきなりのことに対処できず、ただ半狂乱になるほむまど達

王者まど「ウェヒヒ…マッドォォォォォォォ!!!!!」

そしてここから地獄の幕が開けたのだ





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