双六

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作者:ZI20bBOc0

391 名前:双六[sage saga] 投稿日:2012/09/05(水) 22:50:03.59 ID:ZI20bBOc0
ほむまど☆ボードゲーム
ほむほむ等は一般の動物と別の「特殊生命体」ということで国が対策組織を置いているという設定です。




 厚生労働省外局 特殊生命体調整委員会 見滝原調整事務所

調査官「ほむほむ、サイコロ振れ。2出ろ、2出ろ。」 
係官「調査官、調査官、なにをしているんですか?仕事中に。」

調査官「見て分からんのか?ここ数日はまっていたオンラインゲームに着想を得た新しい実験だよ。」
係官(ここ数日有給をとっていたのは「あれ」にはまっていたからか・・・、まあ俺も土日は一日中PCの前に張り付いていたけど)

係官「しかし調査官、結構凝ったセットですね。爆弾とか、薬とか、あとほむまどたちの武器とか。」
調査官「武器は最近ほむまど向けのおもちゃとして多く販売されているからすぐ手に入る。殺傷能力はここの設備を使って改造した。」
係官(やっぱり、これ全部公費かな?)

ほむほむ「ホムゥホムホムッ!」コレサエアレバ テンカムソウ ファサッ  ※盾と拳銃装備
まどまど「マドマード!ウェヒヒ!」オブツハ ショウドクダヨ! ウェヒヒ!  ※槍装備


                                                                           
                                                                            
      ホムッ!(2ヲダサナイヨウニシナケレバ)  ハシャイジャッテ♪(3ガデレバオクスリダヨ♪)
    , --‐―‐ 、           , ―‐-‐‐、                      
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   l i| |ノ/ノハノ))! \     .,イ!_X__|jレハ/ハヽ〉|ヾ、               \ : * ☆_+:.-‐‐:、、,へ............\        ホミィ♪ ___
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 ━〓∇、''' - ''ノ/◎\ \   ル/ハ| |、'' ヮ''ノリvV` 卩                 \     /0::::::,r´===ヽ',:ホミュー!(タスケテ!)   (ハ:wwリllリ)
  ノ~【⊂| {.介}l_{- § -}    ☆====○=|===∩====[]コ[i(●==>           .\   {o::::::::!l|从ハノリ!|:::::}   \        .ll.^ヮ^ノ:l:l
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       ほむまど☆バトル双六                                          ∥  
                                                             【起爆装置】

係官「ところで、あの爆弾は?(公費云々以前に爆薬どこで手に入れたんだ?)」
調査官「ほら、うちって、”調整”活動で、林業に影響が出る山林部のコロニーを爆破することあるじゃん、それを拝借。」

仔ほむ(爆弾)「ホミュー!!」タスケテ!!

係官「アレって、仔ほむ入っていません?」
調査官「研究センターから派遣されてきた技官に作らせた。俺って左遷されたけど研究センターの主任研究官だったから、伝手があるのよ。」
係官「調査官が異動したのって、以前妙なほむほむを生成したからですよ。巻き添え食らって私も首が危うくなるところでしたよ。」
調査官「まあ、気にしない。俺も君一人ぐらい守れる政治力あるから。自慢じゃないけど家柄と、経歴は委員会技官でもトップクラスだしね。」

赤ほむ「ホミィ♪」オクスリダヨ♪

調査官「ところで、君、あの赤ほむどう思う?」
係官「一般的視点で言えばかわいいですね。あと、聞きたくないのですがあの薬の中って・・・?」

調査官「あれは、委員会承認済みの新薬”回復薬2号”。1号と比べて、損壊した肉体及び神経の復元もある程度可能だ。」
係官(まあ、アレを作るのに数百体のほむまどを実験体で使ったんだろうな。)
調査官「うちって一応”調整”活動で、壊滅寸前のほむコロニーを再生することもあるじゃん。そのために開発したんだけどね。」

係官「”調整”活動と一言で言っても幅広いですよね(”調整”って便利な役所言葉だしね)。」
調査官「一つ、人の生命等の保護及びほむほむ等と人間のと共存を実現する為に、ほむほむ等への監督指導その他必要な処置実施する。
    二つ、種としてのほむほむの保護を推進する為に、ほむほむ等の個体及び生息環境の管理を行う。
    三つ、上2つの目的実現の為に、生態等の研究や国民に対する啓発および飼育等の取扱指導を実施する」
係官「そのために、殺したり、生かしたり、改造したりと忙しいですね・・・。」

調査官「しかたないさ、それで俺達は飯食ってんだ。さて、説明的台詞はここまでだ。ゲームの続きをしようかな。」




※1のAAはイメージかつ状況説明用です。

調査官「パーティーはほむほむとまどまど一匹ずつ、武器を持たせている。」

ほむほむ「ホムッ」ファサッ
まどまど「ウェヒヒ」ワクワク

係官「サイコロは、ほむほむたちに振らせるわけですな(あくまでも運命を決めるのはこいつらというわけか。」

ほむほむ ウンショ ウンショ
まどまど イッショニ ヨイショ ヨイショ

調査官「パーティーは2つの増すにまたがっているが、今はまどまどのいるマスが基準になる。」
調査官「今のところ、運よくノーダメージで進んでいる。」

ほむほむ「ホムホムッ!」2ヲダサナイヨウニシナケレバ
まどまど「ハシャイジャッテ!ホムラチャン!」3ヲダセバ アカホムチャンガマッテルヨ!

ほむほむ「ホムーッ!」ヨイショー!
まどまど「マドー!」サイコロ コロガッタ!

調査官「よし!2が出た。」
係官(この人イカサマしていないんだ。)

ほむほむ「ホムン!?ホムホム!」チョットマッテ アノバクダンサン コホムチャン!?
まどまど「マド! マドマドマド!!ホミュラチャン!」 ソウヨ! チョット アノコヲドウスルノ!

調査官「黙って進めばわかる。」

ほむほむ「ホムホムホムホム!ホムーン!」 アレッテ バクダンサンニ コホムチャンガ ウマッテイル!
まどまど「マドマドマド!?」 チョット ヤクソクガチガウンジャナイ

係官「だまれ!」バンッ
調査官「まあ、君落ち着いて。ほむほむにまどまど、私との約束を忘れたか?」
調査官「私は、美樹という中学生に赤まどと仔まどを殺され、かつお前達が殺されそうになっていたところを、たまたま通りかかった私が30万円で
そいつから買い取った」
係官(30万あれば店で買ったほうがいいんだけど、まあJC好きだから仕方ないか。)

ほむほむ「ホムゥ」 ソレハソレトシテ アレハアンマリ!
まどまど「マドォオオマドマド」ソウヨ コウムインガ ギャクタイナンテシテイイノ!

調査官「ほむほむ。このゲームに勝利すれば、委員会保有の永久コロニーに移して一生安全な生活を保障すると言ったはずだ。」
係官(確かに安全かつ非常に快適だけど、ほむまど達内部のしきたりが厳しいんだよな。)

調査官「まどまど、これは”目的を与えられたほむまどがどれだけの潜在能力を発揮するか?”と言うほむまどの可能性を確認する実験なんだよ。
そして、法に基づく手続きは通っている。」
係官(この人、暴走する割には根回しうまいよね。もっとも誤解されそうなほむまどの入手経緯だけど)

調査官「大体、万単位で生息するほむまどの中でで、わずか数十体しか入れないわが委員会の特別コロニーに入るのにそれ相当の対価を払うのは
当然だと思うけどね。」

ほむほむ「・・・ホムゥ」・・・ケドヤッパリ
まどまど「・・・マドォ」・・・コマドチャンガカワイソウ

係官「調査官、こいつら、美樹って子に返しましょうか。多分その公園のほ虐の常連だから、多分すぐ見つかりますよ。一応私の巡回地域だし」

ほむほむ「ホムホムゥゥゥゥゥ!!」ソレハヤメテ! ガンガン
まどまど「マドマドォォォ!!」オネガイヤメテ! ガンガン

調査官「なら、2マス進め。」

 ほむほむとまどまどは不安におびえながら「爆弾?」の設置しているマスに進んだ。





\ : * ☆_+:.-‐‐:、、,へ............\          ホミィ・・・オネエタン?
  \       く '´::::::::: _:::ヽ \          <_ 癒 _>
   \     /0::::::,r´===ヽ',:ホミュー!(タスケテ!)   (ハ:wwリllリ)
    \   {o::::::::!l|从ハノリ!|:::::}   \        .ll.゚д゚;ノ:l:l
      \  ':,::O、|リ≧Д≦|O     \      l:(つ【薬】
        \ ヽ、:__;;;;::::::::/       \      し J
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               ∥  

ほむほむ→親ほむ「ホムホム! ホムホム!」 コドモ! タスケテアゲルヨ!
親まど→親まど「マド! マド!マドー!」 コドモチャン! バクダントリハズスヨ!

調査官「さて、爆弾のマスに2人が入ったかな。あと、隣のマスにいる薬を持った仔ほむはやっと、隣にいるのが姉と気づいたらしい。」

赤ほむ「ホミィ?」オネエタン?
仔ほむ「ホミューホミュ!」タスケテ オカーサン!

調査官「君、早速ケースをあのマスに被せてくれ、いまからルールに則って罠を発動させる。」
係官「了解!」

係官は手早く番と爆弾がいるマスに強化ガラス製のケースを被せる。武器を持っている番を直接触るのは危険だからだ。
調査官は、仔ほむ爆弾についていたスイッチを起動する。60秒後に爆発するはずだ。

調査官「爆弾はあくまでも試作品だから不発かもしれない。運がよければここは乗り切れる」

親ほむ「ホムホム! ホムホム!」 コドモ! タスケテアゲルヨ!
親まど「マド! マド!マドー!」 コドモチャン! バクダントリハズスヨ!

調査官「あいつらの力じゃ、仔を包んでいる爆弾を剥ぎとることは不可能。」
係官「まあ、仔と爆弾が癒着している状態でしょうから下手をすると仔の皮をはいでしまうかもしれんね。」

赤ほむ「ホミュー!ホミュホミュ!ワー!」オネエタン!オネエタン!ウェーン!

係官「赤ほむも事態を把握したようですね。もっとも無駄だけど。」

親ほむ ガリガリ バクダンヲ ハ デカジリトロウ
親まど ガリガリガリガリ コノヤリデ ケズリトロウ

調査官「なかなかまどまどはえらいな。ただ、注意しないと槍が子どもに刺さるぞ。」

係官「後20秒です。」

番は必死になって爆弾を剥ぎ取ろうとするが、なかなか進まない、赤ほむはひっしにガラスケースをたたき中に入ろうとしているが当然無理である。

親ほむ「・・・ホムホムホムゥ」シカタナイ ノコサレタアカチャンノタメ
親まど「マドォ・・・」ソウダネ・・・

係官 「あれ、親が仔に取り付くのをやめたようですね。」
調査官「多分、あきらめたんだろう。親が死んで赤ほむ一人が残されるよりはと言う選択肢も合理的。」

親ほむ「ホムゥ!?」 ダシテ! バンバンバンバン!!
親まど「マドォオオーーー!!」 ココカラデルノ!!! バンバンバンバン!!
仔ほむ「ホ、ホミュ?ホミューホミュー」 オ、オカータン? ミステナイデー!

親達は必死にガラスケースを壊そうとしているが、少なくともこいつらの持っている武器じゃ壊れない。

係官「あと5.4.3.2.1.今!」

爆発音と同時に3体の悲鳴が聞こえた。
親ほむ「ホムァーーー!!!」
親まど「マヂュォー!!!」
仔ほむ「ホビャーー!!!」

親ほむまど仔ほむ「」カンゼンバラバラ

調査官「おかしいな。あいつには親どもには回復可能のダメージを与える程度の爆弾ほむを、と言ったんだけどな。」
係官「これじゃ、回復できないですね。」



5
赤ほむ「・・・・・・」ボーゼン

調査官「赤ほむは、委員会の特別コロニーに放り込んでやろう。一応あいつらも約束を守ったことだし。死んだけど。」

係官「ところで、調査官?」
調査官「なんだい?」

係官「結局、ここでも実験ですか?」
調査官「うん。一応事務所長の許可もらっているし。今度この前約束した”ホムホム王国”建国実験に立ち合わせてやるから。」

係官「どうでもいいけど、今度、あの女子中学生にあったら、事務所に案内しません?」ニヤニヤ
調査官「そうだな。確かあの子、見滝原中学だから、職業体験募集の名目で中学校に交渉してもらえないかな?」ニヤニヤ
係官「分かりました、総務に言っておきましょう。」

以上です。




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