ある野良の記録

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作者:5cmevCVA0

374 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/03(土) 04:38:50.60 ID:5cmevCVA0


私は、冷蔵庫の裏でほむほむを見つけた。

次の日、ベットの下でほむほむを見つけた。

次の日、排気口でまどまどを見つけた。

次の日、テーブルの下でほむほむを見つけた。

次の日、番になっているほむほむとまどまどを見つけた。

次の日、嬌声をあげながらそこらかしこで番のほむまどが交尾をしていた。
はっきり言って、気持ち悪い。
しかし、まだ待ってあげよう。
ダンボール箱を用意して、一ペアごと別々のダンボールに放り込む。
交尾中で気付かないのか、特に抵抗もされなかった。
毎日エサをやって、数日間放っておくことにする。

数日後、私の予測通り仔を産んでいた。もうエサはやらない。

次の日、食べ物をくれ!? とほむまど達が早速言ってきた。
身分をわきまえないその言い草にイラついたが、無視する。

次の日、部屋には仔ほむまど達の泣き声や、ほむまど達の要求が響いていた。無視する。

次の日、一層ほむまど達の叫びは大きなものになっていった。もう少し。

次の日、私は作り終えた幅が広いケージの中に、部屋のいる大量のほむまどを押し込んだ。飢えている奴らに、私はこう言った。
「貴方達の中から生贄を五匹差し出したら、エサをあげる」
すると、ケージの中のほむまど達が、喧嘩を始めた。
誰を生贄にするかで揉めているのだろう。

結果、私に差し出されたのは五匹の仔めがほむだった。意見することのできない仔を生贄にするとは、最低だ。

その仔達を台所に持っていって、包丁で四肢を切断した。血が溢れる。閉め切った台所に、醜い悲鳴ーー絶叫がこだました。

その達磨のような体を、ボウルの中ですり潰す。ぐちゃぐちゃになったところで塩と胡椒や切断した手足を加えて、さらにすり潰す。

ハンバーグを作ろうとしたのだが、どうせあいつらにやるものだ。後は焼くだけでいいだろう。

ハンバーグを、ケージの中に投入する。我先にとハンバーグのもとへと殺到するあいつら。分け合うことさえ出来ないのか。

食べれなかった個体もいるようで、もっとくれ! と叫びをあげる。ケージを蹴ると、おとなしくなった。

次の日、何も言わずエサを与えたのだが、いきなりあいつらが殺し合いを始めた。

喉を食いちぎられたほむほむ。
頭を壊されたされたまどまど。
無理矢理レイプするほむほむ。
首を締めるまどまど。
体を喰われるまどまど。


中に小さい剣を数本入れてやると、その剣をもった個体が首を切って殺し、他の奴の殺される。
ケージには、バラバラになった身体と、大きな血溜まりが散乱していた。そのようすは、まさに地獄絵図、思わず笑みがこぼれる。


全員が食いつなげるくらいは与えたのに、馬鹿だ。


生き残ったまどまどは、狂ったように私が与えたエサを貪る。


私はそのまどまどに灯油をかけると、火のついたマッチを投げ入れた。燃える。

私はその下等生物の断末魔を聴きながら、紅茶を啜った。




感想

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  • ここにある話で最も優れた内容だと思う、無駄が一切ない
  • 格好良いな
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