◆◆◆ 里 ◆◆◆

【甲賀-koga-】
接近戦タイプで体術特化の戦闘をたたきこむお里。
脚や腕に刃物を仕込んだり暗器を使うのを基本とした技が多い。
身軽で機動力が高いので戦時の偵察に向いている。
厳しいながらも家族のような雰囲気で抜け忍自体が少ない。
抜け忍は特段理由がなければ放っておかれる。
表向きは抜け忍は始末すべきとしているが、会っても手を下さないものも少なくない。
 甲賀流体術「瞬獄」(しゅんごく)
特殊な体の捻りや急な方向転換により敵の視界から外れることで、
一瞬消えて急に別の場所に現れたような錯覚をもたらす。

オーソドックスな忍者服。ベルトや懐に武器を携える者が多い。
頭領:櫟(ichii)



【伊賀-iga-】
接近戦タイプで得物を使った攻撃特化の戦闘をたたきこむお里。
刀や薙刀、鎖分銅などの武器を使用した戦闘が得意。
武器と戦闘パターンが多様で鎧に対抗できるので戦のサポートに向いている。
雇われを主にしており抜け忍は絶対禁忌。
抜けると情報を流させないため追われる。
 伊賀流忍術「霧隠れ」
周囲で霧を発生させて水分増やす、視界を遮るなどの効果をもたらす。
霧の支配者たる伊賀忍のみ変わらない視界を保つことができる。

戦場に赴くことが多いので甲賀よりは将寄りの服装。
頭領:蘭(araragi)



【雑賀-saika-】
遠距離タイプで片手に収まる射出武器に特化した戦闘をたたきこむお里。
比較的射程の短い弓や鉄砲での連射し相手を近づけない戦い方をする。
機動力はまあまあなので前線でのサポートに向いている。
カリスマ頭領によってよくまとまっている。
頭領同士が仲が良く、根来と里ぐるみでの付き合いがある。
 雑賀流装填略銃「八咫烏」(そうてんりゃくじゅうやたがらす)
横方向からの装填方式をとった銃で、威力を上げた小さな弾丸を詰めた薬莢が並んでいる。
腰などから下げた替えの薬莢に銃の側面を叩きつけるだけで装填できるので、
両手に銃を構えたまま進軍できる。

長時間の銃の連射に手腕が耐えうるような手装甲が特徴。
頭領:朱鷺央(tokio)



【根来-negoro-】
遠距離タイプで長い射出武器に特化した戦闘をたたきこむお里。
長い射程を持つ銃や大砲、長弓を用いて近寄らせず殲滅するのが得意。
機動力はないが威力は高いので後方支援に向いている。
構成員のほとんどは僧兵であり寺を傷つけさせないため鉄砲を習得。
雑賀と仲が良く、御庭番にも縁が深い。
 根来流背負い大砲「虎鶫」(しょいたいほうとらつぐみ)
肩に装着する形になっている小型の大砲。肩から背中にかけてレールが敷かれたようになり、
大砲がレールを伝って背中へ下がることで砲撃の衝撃を上へと逃がす。
これにより軽めの弾なら移動しながら前線で移動砲台となる。
 根来流固定大砲「大鶫」(おおつぐみ)
虎鶫のもとになった大砲。
根来独特の改良により1人で管理できるようになった大砲。弾の軽量化や足での着火を実現している。

点火灯を咥えて歩くのが特徴的。
頭領:千鳥(chidori)



【戸隠-togakushi-】
距離不問タイプで隠密行動に特化した戦闘をたたきこむお里。
紐や純粋な自分の体のみを使用して声もあげさせず瞬殺する。
音ひとつさせず移動するので偵察や暗殺に向いている。
連峰での修行を重視している静かな山伏たちで、特徴的な体術を習得している。
伊賀とは協力することもある。
 戸隠流移動術「猫即」(びょうそく)
自らの発する音の全てを断ちきって動く移動法。
足音はおろか呼吸音、風を切る音までまったくない。

体を重くするような装備を一切持たないのが特徴。
頭領:三鬼(sanki)



【風魔-huma-】
距離不問タイプで対集団攻撃に特化した戦闘をたたきこむお里。
毒や火炎を使用して屋敷丸ごとなど大人数を葬る戦闘をする。
近寄るまでは静かだが破壊行動が派手なので奇襲に向いている。
おのおのが好き勝手に動いており、里というより同じ術を使う人という認識が多い。
雇われて伊賀甲賀を敵に回すことが多い。
 風魔流点火術「弾き灯」(はじきび)
特殊な方法で指を鳴らすことで対応した爆薬などに遠くからでも火をつけることができる。
手元から発火させることもでき、掌の上でなら燃え続ける炎を生み出せる。

服装に統一性のない里だが首飾りと胸の刺青は共通している。
頭領:朧(oboro)


◆◆SST2追加勢力◆◆
【御庭番衆-oniwabanshu-】
防衛に秀で、城塞防衛から要人警護までありとあらゆる防衛を叩きこむ集団。
拠点防衛のノウハウや結界術を用いて対集団、対個人の防衛戦を得意としている。
出身は様々だが同じ技術を扱う隠密・戦闘集団で、徳川によって組織されたもの。
刺青によって仲間同士で位置や視界を共有でき、指揮系統もはっきりしており、無駄のない連携を図れる。
基本的に数人で組んで任務にあたり、抜け忍に関しては親しかったものが始末にあたる。
 御庭番式結界術「陣」(じん)
視界上で区切った線や囲い上に、あらゆるものを隔てる結界を作り出す。
基本的には防衛目的に使われるが、使い方次第で攻撃にも転用可能。

服装に統一性はないが、全員が目に刺青を入れ、陰陽双極図をモチーフにした持ち物を身に着ける。
頭領:晴明(seimei)


刺青
里ごとに決まった刺青を全員入れており、風魔以外の里では入れる場所、大きさ等自由。
風魔は同じ刺青を同じ大きさ、同じ場所に刻み込む。御庭番衆は同じ刺青を左右どちらかの目に入れる(刺青の形は反転する)。
最終更新:2017年05月28日 19:46