その身にさまざまな「呪い」を受け、脅かされながらも同時にそれを自らの力として利用することのできる「呪詛持ち」と呼ばれる子供たち。
それを利用しようとして作られた戦士養成施設「国立白藤学園」に通う彼らの物語。
◆◇◆用語◆◇◆
◇呪い/呪詛持ち-ノロイ/ジュソモチ-◇
呪いとは「神」と呼ばれる存在から受けるさまざまな超常の現象の総称。
呪いの持ち主を「呪詛持ち」と呼び、呪いはその持ち主にありとあらゆる種類の災厄を招くと同時に、不幸の裏として関連した能力を授かるとされている。
呪いは全員に出るわけではなく素質のある者にのみ発現する。生後~5歳の間に発現することが多いが中には10歳を越えてから発現する者もいる。
呪いを減らすことは難しいが訓練をすることにより能力を強化でき、それにより呪いを抑え込めることもできる。
◇国立白藤学園-コクリツシラフジガクエン-◇
呪詛持ちの子供たちを国家の戦力として育て上げるために設立した養成施設。
ふつうの学校のように一般の科目もありつつ能力を使いこなすための科目などがカリキュラムに組み込まれている。
全寮制でほかの地域から隔絶されるように静かな山の上に建設されている。
6歳~22歳が学生として在籍している(初等1年~6年、中等1年~6年、高等1年~4年)。留年制度はない。
最終更新:2013年11月02日 19:37