美候

びこう


身長:175cm
体重:不明
種族:猿の妖怪

ヴァーリチームのメンバー。
闘戦勝仏こと「初代孫悟空」の末裔である猿の妖怪。

外見は人間の青年。
野生的な爽やか系イケメンで、ノリは軽くいつもヘラヘラしている。
一人称は「俺っち」。
麺類が好物で、同じくラーメン好きのヴァーリとは馬が合う模様。
料理当番時のレパートリーはカップ麺かレトルト食品である。
一方で、「黒歴史ノート」でヴァーリの弱みを握れると分かった時には、一番熱心にノートの奪取を狙う。

自慢の攻撃方法は、超高速で空中を飛ぶ「觔斗雲」を乗りこなしながら「如意棒」を武器にして戦うこと。
仙術の使い手としても優秀で、変化の術も得意とする。
髪の毛を使った分身の術も使用できるが初代に比べるとまだ未熟。

今はまだ「孫悟空」の襲名者ではないが、「アザゼル杯」基準の「兵士」で駒価値「5」と高い資質を持つ*1ことや、初代からの頼みで現猪八戒と現沙悟浄の面倒を任されていることなどから、次期候補に上がっているのではないかと見られている。

普段の態度とは裏腹に頭も悪くはなく、冥界の僻地を活性化させる案を述べた際にはリアスがぐうの音も出せないほど理路整然とした提案を行っている。
ただ、戦闘面では優秀なのだが、調子に乗りすぎて油断した結果ドジを踏むこともある*2ほか、元一般人のイッセーやJCの沙悟浄よりもスタミナがないのも欠点。
飄々としているが、「刃狗」チームの面々に散々猿呼ばわりされた直後にエレインから「お下品な面構え」と評されたときは、さすがにショックのあまり泣いて走り去った。

気性は初代の若い頃に似てかなり荒っぽく、いざ戦闘になると真っ先に飛び出す好戦的なタイプ。
最上級悪魔で元龍王のタンニーン相手でも臆することなく戦うほどの勇猛果敢さを発揮するが、先祖をはじめとする三蔵法師の初代三弟子には冷汗を流すほどに頭が上がらない。

平和ボケした一族を嫌って「禍の団」に所属していた頃は闘戦勝仏から逃げ回っていたが、ヴァーリがサマエルの毒に侵されると友人を助けるために闘戦勝仏に援助を求め、それ以来渋々ながら時折会っては話もしたり、三弟子からの圧力に屈して頼まれごとを引き受けている。
なお、「D×D」でよく使用する兵藤邸には、闘戦勝仏と出くわす可能性が高いためにあまり寄り付かない。

下品な言動が多いためにチームの一員であるフェンリルからの評価は下の下と最低評価で、仲間内での人徳もない。
リアスからは「スイッチ姫」という二つ名をつけた張本人として恨まれている。

アザゼル杯」では「兵士(5)」枠。大会の中で個を高めながらも仲間のためにも戦えるように成長しており、「西遊記」チームとの戦いに備え黒歌が対孫悟空専用の毒霧を開発する際には、ヴァーリを勝たせるために嫌々ながらも人体実験に付き合う。

リアス・グレモリー」チーム戦では序盤からストラーダに果敢に攻めかかるが圧倒され、彼の相手をアーサーに任せて木場と交戦することになる。

本戦1回戦の「西遊記」チームとの戦いではアーサーと共に闘戦勝仏に圧倒されたが、黒歌のメタ毒を受けて不調に陥った彼を新生「西遊記」の3人で協力して討ち取り勝利に貢献する。

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最終更新:2022年05月27日 19:31

*1 駒価値の観点から見れば「兵士」で自身を上回るのは「神滅具持ち」「天龍クラス」「魔王クラス」のみで、「百鬼家次期当主の黄龍」「龍王神器を持つ」と同格、「元龍王の息子ボーヴァ」「半神ロスヴァイセ」よりも高い潜在能力を持つ。

*2 第15巻の短編で金角大王、銀角大王と対峙した際、初代の逸話で有名な紅瓢箪のことを失念していたために黒歌共々吸い込まれてしまった。