とある日の夜のおやつ
本日2/19の更新は、お休みとなります。
代わりにこちらで(ほんの少しですが)SSを上げさせていただきますね。
ヒルド
「では皆には秘密ですよ?」
「はい!ほかほかケーキです!」
「蜂蜜と牛乳のバターケーキですね。紅茶を淹れましょうか?」
「では、ポットを持って来ます」
「おや、ネア様は座っていて下さい。お持ちしますよ」
「ふぁ、ケーキからほかほかの湯気が…」
「いただきましょうか」
「はい!」
エーダリア
「
ヒルドには秘密だぞ?」
「わーお。こりゃ美味しそうだ。パウンドケーキかな」
「厨房から、蜂蜜と牛乳のケーキはどうかと連絡を貰ってな」
「おっと、魔術書には気を付けようか」
「ああ。この頁は閉じておこう。明日が安息日で良かった」
「紅茶でいいかい?」
「ああ。そうしよう」
ウィリアム
「あれ、あなたが珍しいですね」
「厨房からだ。…おい、自分で頼めよ」
「それなら俺も頼もうかな。名前はあるんですか?」
「蜂蜜と牛乳のケーキだそうだ」
「それと、これはネアには扱えるんですか?」
「魔術階位を考えれば、こちらだ」
「ええと、蜂蜜と何でしたっけ?」
「おい…」
ディノ
「ずるい。逃げた…」
「むむぅ。ディノはすやすや寝ていたのでは」
「これは何だい?」
「
ヒルドさんから、蜂蜜ケーキを貰ってきました。一口食べませんか?」
「食べさせて…くれようとする…」
「なぬ。弱っています」
「ネアが可愛い事をする。…ずるい」
「えい!」
「…美味しい」
アルテア
「…このレシピは、聞いておいた方がいいだろうな」
「ネア用ですか?確かに好きそうだな…」
「お前は、いい加減に部屋に帰れよ」
「嫌だな。俺に質問をしたのは
アルテアですよ?」
「これから俺は仕事だ。もういいだろうが」
「うーん、このケーキの再現ではなく?」
「そんな訳あるか」
以上になります。
お付き合いいただき、有難うございました!
最終更新:2022年05月07日 12:09