料理
本日の更新はお休みとなります。
こちらにて、SSを少しだけ上げさせていただきますね。
アルテア
「いいか、手を出すな。座って待ってろ。盗み食いも禁止だからな」
「むぅ、オーブンの中を見ていてもいけないのですか？」
「そこから動かないと約束出来るか？」
「勿論です！…む、海老さん…」
「ほお、早速出来ていないようだが？」
「わたしはおりこうなのですよ？」
「…ったく」
ノア
「ほら、僕は肉を焼くだけだからさ」
「ノアの焼くお肉はとっても美味しいのです！」
「ああ。なぜなのだろうな」
「やはり、お塩の魔物さんだからでしょうか」
「
ノアベルトが…」
「
ヒルド、妹が調味料扱いするんだけど」
「おや、変わらないのでは？」
「うーん、今日はそれでいいか！」
エーダリア
「その、フライパンを動かし過ぎでは？」
「完全な魔術の火の管理をするには、こうする必要があるのだ」
「わーお。凄い管理だなぁ」
「ヒルドは、少し半熟めのものが好きでな」
「ふふ、きっと喜んでくれますよ」
「だといいのだが…」
「やれやれ、隠れて何をしているのかと思えば…」
ディノ
「…っ、」
「まぁ！火傷しませんでしたか？」
「…うん。失敗したのかな…」
「あらあら、しょんぼりですが、パンケーキは無事ですよ？」
「…良かった。今度は君に、作ってあげたいんだ」
「まぁ、綺麗な色で美味しそうです！」
「ひっくり返せた…！君の気に入りそうなパンケーキかい？」
ネア
「今日は紅茶のシフォンケーキの檸檬クリーム添えですよ！」
「ネアがずるい…」
「わーお。求愛かな」
「…まずまずだな」
「ネアのケーキは世界一だな」
「一緒に食べると良いのだな」
「ネア様、とても美味しいですよ」
「…ネアのケーキが虐待する」
「むぅ、まだ死なないで下さいね」
ヒルド
「…ヒルド」
「まったく、時には根を詰めるも結構ですが、食事はして下さい」
「すまない。料理人にも無理をさせてしまったな。…いや、これはお前か…」
「彼等は休ませたいのでしょう？私とて、サンドイッチくらいは作れますよ」
「ああ。王宮でも、お前が作ってくれた事があったな…」
明日の更新をお待ち下さい！
少し短めですが、ウィリアムのとある一日のお話です。
本日はここまでとなります。
お付き合いいただき、有難うございました。
最終更新：2022年05月07日 12:08
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