#薬の魔物12月の銀狐ボール4(次にくるライトノベル大賞投票御礼SS)
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#薬の魔物の解雇理由
#薬の魔物12月の銀狐ボール
「あれ、
ウィリアムと
アルテアはどうしたの?」
「まぁ、ゼノ。お二人は色々と思うところがあり、お酒をいただいてるのです」
「
アルテアが酒席で何の料理も作らないのって、珍しいよね」
「むむ、言われてみれば…」
「何か、厨房で準備して貰うかい?」
「おや、
ゼノーシュ。どうしましたか?」
「あのね、ジルクが来てるみたい」
「山猫商会が?買い取りを依頼していたのか?」
「いえ、私ではないので、別の…」
「…ネイ?」
「ち、違うよ。えーと、ほら。…チーズボールは消耗品だからね」
「わぁ。
アルテアが項垂れちゃった…」
「…
ノアベルト、これからボールは少し控えたらどうだ?」
「え、
ウィリアムだって趣味はあるでしょ?」
「趣味…趣味なのか?」
「
ウィリアム、放っておけ。話すだけ無駄だからな」
「あとね、
アルテアが注文してた換毛期用のタオルも持って来てるって」
「…っ!」
「…
アルテア。あなたもあなたですよ…」
「ふむ。諸共儚くなりましたね」
「ご主人様…」
③チーズボール
言わずとも知れた、銀狐のお気に入り。噛めば噛むほど美味しいチーズ味。ネアがサムフェルの店の主人と話した際に橋のこちら側基準によるとチェダーチーズ味に近いのではと推測している。
最新作は、棘牛革にたっぷりチーズの祝福をかけて、十日間特殊チーズ溶液に漬け込んだ一品。
おまけ
「このタオルですか?換毛期の獣用のものでして、抜け毛が…この通り、つかない仕様なんですよ。ブラッシングに入浴、換毛期にも欠かせないお手入れの中で、タオルが毛だらけだと扱い難いでしょう?見本ですので、受注生産となりますが…」
「…五枚だ」
「いやー、いいお客だ!」
最終更新:2022年05月07日 16:24