ubuntuは製品にはpuppy linuxなんかも広義では含まれるのかもしれないが、もっと近い、所謂フレーバーものとしては、XubuntuやLubuntuがあるので、ちょっと試した。
本家uhunbuと似ているというか外見が違うだけなので、インストールの方法などもubuntuと変わらない。linux Beanもそういう意味ではインストールの方法がubuntuと同じなのでubuntu派生品といえるがフレーバーとは言えない(?)。
違いは、デスクトップ環境にあり、XubuntuはXfce、LubuntuはLXDE、起動時間的にはLubuntuが早くXubuntuはその次って感じか。
ちなみにisoファイルのサイズは本家ubuntuが1.9GBに対し、Lubuntuは1.2GB、Xubuntuは1.4GBある。バージョンは18.04での比較
まとめ
OS | Desktop | iso | memory | HDD | SJIS |
Lubuntu | LXDE | 1.2G | 400M | 6.3G | ○ |
Xubuntu | XFCE | 1.4G | 400M | 5.6G | × |
Zorin OS Lite | XFCE | 2.3G | 640M | 8.8G | ○ |
Linux Mint MATE | MATE | 2.3G | 400M | 6.0G | × |
Xubuntu
インストール後起動すると、アップデート情報のウインドウが出て不完全な言語サポート、とか言われるので、この操作を今すぐ実行する、を押す。これに割と時間がかかった。その後再起動直後のメモリ消費量は369MB、HDD使用量は5.6GB。
手順に手間取ったのでちょっとメモ
- 不完全な言語サポート→この操作を今すぐ実行する
- 言語サポート→キーボード入力に使うIMシステムでfcitxを選択
- いったんLogoutしてLoginし直し
これで日本語入力ができるようになる。わかってしまえば簡単だけど、知らないと時間がかかる。

もう一つ手間取ったのがWindowsで作ったテキストファイルの読み込み。Shift-JISのファイルをデフォルトのエディタであるmousepadで読めない。仕方がないのでgeditという別のエディタをインストールした
$ sudo apt update $ sudo apt install gedit $ sudo apt install language-pack-gnome-ja
ただ、インストールしたgeditをどうやってメニューとかに入れるのか方法がわからない。
↓参考にしたページ
https://qiita.com/FuRuYa7/items/31df16babf72cfec4873
↓参考にしたページ
https://qiita.com/FuRuYa7/items/31df16babf72cfec4873
Lubuntu
Xubuntuと同じように、最初日本語入力ができないが、なんか知らんがインストールするとできるようになる。ちょっとコツがいる。このバージョンに限ったことかもしれない。起動直後のメモリはXubuntuと変わらない。HDDは6.3GB程度

デフォルトのエディタはgeditのようで、shift-JISのテキストファイルは初期設定で問題なく読める。ファイラでネットワーク上のNASを表示させるのが少し面倒というか設定でできるが知らないとわからない。↓参照
https://blog.goo.ne.jp/psyna_hone/e/e2073def8aae840eac3b7d8ef5ced30e
https://blog.goo.ne.jp/psyna_hone/e/e2073def8aae840eac3b7d8ef5ced30e
Zorin OS Lite
これも外見は違うがubuntu派生品。インストール直後に不完全な言語サポート、というのは同じように出るが、日本語入力は可能な状態になっている。ちょっとよくわからない。動作は非常に軽い。インストール直後のメモリ使用量は639MB、HDDは8.8GBと↑の二つに比べやや多い。ISOのサイズは2.3GBもあり大きい。LITEのデスクトップXFCE。
