Raspberry pi Model B+
メルカリで間違って初代ラズベリーパイを買ってしまった。
タイトルにはRaspberry Pi 3 Model Bと書かれてあり、2,800円だったのであまり確認せずに買ってしまったが、3ではなかった。文句を言おうかと思ったが、支払いまで終わっていて、こういう時メルカリでどうすればいいのかわからないのでめんどくさいのでやめた。
見た目はこのRaspberry Pi Model B+とRaspberry Pi 3 Model Bはそっくりだが、基板をよく見ればわかる。それを怠ったのは自分が悪い。
で、しばらくやる気がせずほっといたが、ちょっといじる気になった。そのメモ。
まず、この初代ラズパイは無線LANがない。有線LANならある。そこで、しょうがないから手持ちの11b対応の安いUSBドングルを使ってみた。一つ目はドライバが合わずダメ。二つ目は使えた。
小さいラズパイにキーボードやらマウスやらモニターやらを繋げてOSのインストールは絶対に嫌だったので、最初からリモートでできるようにセッティングした。
この二つのページを参考にした。
https://qiita.com/yuppejp/items/413b32d14d58c10e192c
https://note.com/puerh_tea_/n/n995d269d6d9b
https://qiita.com/yuppejp/items/413b32d14d58c10e192c
https://note.com/puerh_tea_/n/n995d269d6d9b
起動メディアの作成
以前はイメージフェイルをダウンロードしてうにっくすならddというコマンドをつかってマイクロSDカードにダウンロードしたファイルを書き込む、という手順で起動メディアを作成したが、Windowsだと結構面倒だったような気がするが、最近はRaspberry Pi Imagerというソフト(ツール)をWindowsにインストールすれば、勝手にOSの起動ディスクが作られるようになったらしい。要らんソフトがWindowsマシンに加わるのは嫌で仕方がないが、面倒くさいので今回はこれを使った。
sshが動くようにする
出来上がったディスクをWindowsマシンで見ると、たしか250MBくらいのディスクが一つあるように見える。そこにsshという名前の空のファイルを作る。
空のファイルをつくるのもうにっくすならtouchというコマンド一発だが、Windowsなので、これでいいんかわからなかったが、新規にテキストファイルを作成し、名前をsshに変更した。結果的にはこれで問題なかった。
ラズパイを起動する
このマイクロSDカードをラズパイに刺して起動するわけだが、有線のLANをつないで起動する。
sshで接続する
ssh pi@raspberry.local
でつながる。Windowsだとテラタームとかだろうが、今回は終夜運転中の別のRaspberry Pi 4経由で接続した。ちゃんとつながった。こんな感じ。
pi@raspberrypi4:/boot $ ssh pi@raspberrypi.local pi@raspberrypi.local's password: [[Linux]] raspberrypi 5.4.79+ #1373 Mon Nov 23 13:18:15 GMT 2020 armv6l The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software; the exact distribution terms for each program are described in the individual files in /usr/share/doc/*/copyright. Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent permitted by applicable law. Last login: Wed Jan 6 11:46:39 2021 from 192.168.11.10 SSH is enabled and the default password for the 'pi' user has not been changed. This is a security risk - please login as the 'pi' user and type 'passwd' to set a new password. pi@raspberrypi:~ $
とこうなる。
無線LANの設定をする
最初に接続したUSBドングルのドライバがなかったようで手間取ったが、おそらく
pi@raspberrypi:~ $ sudo raspi-config
で行けたんじゃないか。1 System Options → S1 Wireless LANとたどれば、SSIDとパスワードを入れることで設定できる。SSIDは自分で手打ちした。
無線LANの設定をする
ここまで来たら、一旦シャットダウンして有線LANを外して再起動すればWifiで繋がっているはず。ちなみに有線接続時と無線接続時のIPアドレスは変わった。
以上でおしまい。
まあこれで無線接続できるようになったので、まあいいか。あまり熱くならないようで、ヒートシンクなしでもつかえるなら、まあちょっと遊んでやってもいい。
今は1月で寒い日だけど温度は33.6℃。裸の状態でヒートシンクはない。こんな状態。
CUIによる日本語化
Liteをインストールしたのでデスクトップ環境がない。日本語化するにはここを参考にした。
https://tkrel.com/9102
https://tkrel.com/9102
ちびファイに有線接続
このためにWifiのUSBドングルを使うのはもったいないので、ここで紹介したちびファイに接続した。ちびファイはイーサネットの口が二つあるので、一つは玄箱につないでおり空いている残りの口を使った。特に問題なくIPアドレスも取得できた。
pi@raspberrypi1:~ $ ifconfig eth0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST> mtu 1500 inet 192.168.11.50 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.11.255 inet6 fe80::644a:61cf:802:360d prefixlen 64 scopeid 0x20<link> inet6 240b:11:15e0:2800:bcc6:e1ff:c30f:502d prefixlen 64 scopeid 0x0<global> ether b8:27:eb:e4:33:38 txqueuelen 1000 (イーサネット) RX packets 2121 bytes 189098 (184.6 KiB) RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0 TX packets 705 bytes 104475 (102.0 KiB) TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0 lo: flags=73<UP,LOOPBACK,RUNNING> mtu 65536 inet 127.0.0.1 netmask 255.0.0.0 inet6 ::1 prefixlen 128 scopeid 0x10<host> loop txqueuelen 1000 (ローカルループバック) RX packets 0 bytes 0 (0.0 B) RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0 TX packets 0 bytes 0 (0.0 B) TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0
メモリは512MBでほとんど使っていない。約100MBがswapに割り当てられている。
pi@raspberrypi1:~ $ free -h total used free shared buff/cache available Mem: 431Mi 30Mi 273Mi 5.0Mi 127Mi 344Mi Swap: 99Mi 0B 99Mi
SDカードは8GBを使っている。使用状況はこんな感じ。
pi@raspberrypi1:~ $ df -h ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置 /dev/root 7.1G 1.3G 5.5G 19% / devtmpfs 184M 0 184M 0% /dev tmpfs 216M 0 216M 0% /dev/shm tmpfs 216M 5.8M 211M 3% /run tmpfs 5.0M 4.0K 5.0M 1% /run/lock tmpfs 216M 0 216M 0% /sys/fs/cgroup /dev/mmcblk0p1 253M 54M 199M 22% /boot tmpfs 44M 0 44M 0% /run/user/1000