Linux Mint
32bit版を32MBのUSB2のUSBメモリにインストールしてみた。
起動直後のメモリ使用量は243MBと割と小さい。64bit版は500MB弱だったので32bit版だとかなり少ないことになる。
インストールしたのは32bitのWindows7が載っているdynabook SS RX2でメモリは2GB、CPUはCore2 DUOというかなり年代物。
ただ、日本語入力がデフォルトで入っていない。表示はできる。
日本語入力
日本語入力は、システム設定のなかの入力方式というので日本語を選べばインストールできた。最初input methodを探していたのでなかなか見つからなかった。日本語変換は極めて快適。
速さ
Dynabook SS RX2にはUSB3のポートはないので、手持ちのUSB2のUSBメモリ(32GB)にインストールした。このUSBメモリも特に書き込みが遅いので、使い物いならないかと危惧されたが、使ってみるとそうでもない。起動には時間がかかる。メニュー画面からウィンドウが立ち上がりきるまで約70秒といったところ。起動したあとはFirefoxを立ち上げてもそんなに待たされることはない。
サスペンド
電源管理というところで設定できる。ノートPCの場合蓋を閉じればサスペンド、という設定で、蓋を閉めたらあっという間に休止状態になる。電源ボタンを押せば、シャットダウンなのか、再起動なのか、サスペンドかなのを選択できる画面が出る。はっきり言ってすごい便利。
32/64bit版のHDD使用量とメモリ使用量
Linux MintのインストーラはLinux Beanの時のように本体の/dev/sdaのMBRを書き換えてしまうようなバグはない。同じHPのELITE8200に両方をインストールしインストール直後のHDD使用量と起動直後のメモリ使用量を調べた。
32bit版
64bit版
軽量Linuxと言われている割には大きい印象。
インストール
ここまで試したところで64bit版をDynabook R732/Hにインストールした。インストール直後のHDD容量はちょっと忘れてしまったが6GB程度だった記憶がある。起動直後のメモリ使用量は400MB程度。
Bluetooth
ブルートゥースは最初からタスクトレイにあり設定してマウスを待機状態にしたらすぐに接続でき、全く問題なかった。
Shift-JISのテキストファイル
これって意外とWindowsで書いたテキストファイルを読むことがあるので重要。MintのデフォルトのエディタはXedというものらしく、読めなくはないが結構面倒。少なくともテキストファイルをダブルクリックで開いて文字化けさせない方法はないと思われる。メニューから開くとしてファイルを選ぶときに文字のエンコードをCP932とかにすれば読めなくはないが、いちいちやってられない。
結局諦めてleafpadという別のエディタをインストールした。こちらは特に何もしないでも最初からSJISの日本語が表示できる。
お気に入りのアプリを設定数する、というところでデフォルトのエディタを変更できる。
VNCクライアント
VNCクライアントも最初はないのでシステム管理→ソフトウェア管理からRemminaというクライアントソフトを検索してインストールした。これだけだとVNCに接続できない。Remmina-plugun-vncというのも入れる。それでRaspberry PiのVNCサーバに接続できた。
Libre Officeのメニューの日本語化
Libre Officeのメニューが英語になっている。これを日本語にするには次のようにする。
$ apt-get install libreoffice-help-ja
Linux Mintは感じはいいのだが、あちこちで日本語化が中途半端でイラつくことが多いような気がする。