― 光秤黙示録 第六章より抜粋 ―
「見よ、白き馬あり。これに乗る者は弓を持ち、冠を与えられ、勝利を得んとして出でたり。」
「第二の封印が解かれし時、赤き馬出でて、地より平和を奪い去りぬ。」
「第三の封印が解かれし時、黒き馬あり。その手に秤を持つ者あり。」
「第四の封印が解かれし時、青白き馬あり。これに乗る者の名は死といい、黄泉これに従えり。」

◆ 四騎士 概要
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イタリアにおいて最大の脅威と認識されている、四柱のエネミー。
百年以上前、突如としてこの地に姿を現し——
背神者たちが現れる
までの長い年月において、イタリアに壊滅的な被害をもたらした。その容姿と能力が光秤の黙示録に記された四騎士に酷似していることから、そう呼ばれるようになった。
一柱一柱が単体で国家の脅威たり得る戦闘能力を持ちながら、柱によっては信仰組織や多数のエネミーを従えており、討伐は極めて困難なものとなっている。
現在、四騎士の全てはほぼ活動を停止している。それゆえに背神者たちは四騎士そのものの討伐よりも、四騎士から派生した組織やエネミーの掃討に活動を絞っているのが現状である。
◇ ◇ ◇
◆ 第一の騎士 ―白―
勝利と支配を冠する者
◇ ◇ ◇
白き馬に乗り、弓を携え、冠を頂く支配者。四騎士の中でも最も統治者的な性格を持ち、軍勢を率いて征服を行う存在。
数年前、大量の兵士及びエネミーを率いてシチリア島へ侵攻・陥落させ、その地を自身の領地とした。現在もなお領地内に潜伏していることは確認されているが、それ以上の積極的な動きは見せていない。
征服した地に腰を据え、沈黙を保つ白騎士。その静けさこそが、最大の威圧である。
◇ ◇ ◇
| 属性 | 勝利・支配 |
| 色 | 白 |
| 現在の動向 | シチリア島に潜伏中・活動停止 |
| 勢力 | 兵士・エネミーの軍勢を従える |
| 討伐状況 | 未討伐 |
◆ 第二の騎士 ―赤―
戦争と殺戮を冠する者
◇ ◇ ◇
赤き馬に乗り、巨大な剣を手にした戦乱の体現者。その剣は人々の理性を狂わせ、互いに殺し合わせるという異能を帯びている。平和を物理的に「奪い去る」存在である。
数十年前、その巨大な剣を用いてローマ市街へ侵攻。市民同士が血を流し合う惨禍をもたらしたが、教皇自らの手によって撃退された。殺害には至らなかったとされている。
殺すのではなく、殺させる。赤騎士の恐ろしさは、その剣が向かう先が常に人間同士であるという点にある。
◇ ◇ ◇
| 属性 | 戦争・殺戮 |
| 色 | 赤 |
| 固有武装 | 平和を奪う巨大な剣 |
| 現在の動向 | 活動停止・所在不明 |
| 討伐状況 | 教皇により撃退(殺害には至らず) |
◆ 第三の騎士 ―黒―
飢饉を冠する者
◇ ◇ ◇
黒き馬に乗り、秤を手にする者。直接的な暴力よりも、経済の歪みと食糧の枯渇によって人々を静かに蝕む。
イタリアに定期的に物価の高騰をもたらしては立ち去ることを繰り返している。派手な侵攻も、劇的な戦闘も行わない。ただ、訪れて、去る。それだけで、人々の生活は削られていく。
四騎士の中で最も地味とされながら、最も民衆に嫌われている騎士。恐怖とは即座の死ではなく、じわじわと訪れる困窮の中にもあるのだ。
◇ ◇ ◇
| 属性 | 飢饉・欠乏 |
| 色 | 黒 |
| 手口 | 定期的な物価高騰を引き起こし立ち去る |
| 現在の動向 | 周期的に出没・活動停止とは言い難い |
| 討伐状況 | 未討伐・民衆からの忌避感最大 |
◆ 第四の騎士 ―青―
死を冠する者
◇ ◇ ◇
青白き馬に乗り、黄泉を従える者。四騎士が出現した当初において最も激しく暴れ、甚大な死者を引き起こした筆頭のエネミー。
しかし、川や水源に疫病を放とうとして以降、その存在が確認されていない。預言者の啓示によれば死亡しているとされており、「死のエネミー」の一体であるという見解から、死協会によって復活を狙われている。
死を司る者が死んだ。その逆説は、黄泉との境界を揺るがす新たな火種となっている。
◇ ◇ ◇
| 属性 | 死・疫病 |
| 色 | 青(青白) |
| 手口 | 大規模な死者の発生、水源への疫病散布を試みる |
| 現在の動向 | 消息不明・死亡と推定 |
| 討伐状況 | 死亡とみられるが確認されていない |
| 備考 | 死協会が復活を狙っている |
◇ ◇ ◇
封印は既に解かれた。四つの蹄の音は、今も地の底に響いている。
◇ ◇ ◇
最終更新:2026年06月15日 (月) 00時59分48秒