※投稿者は作者とは別人です
965 :陸士長:2010/12/05(日) 21:36:00 ID:3rgpiIEM0
マオンド★国王陛下シリーズ
■インリク陛下は米軍の快進撃にお怒りのようです■
大会議室
ホドウル・ガンサル
「米軍は広範に渡り領境の防御戦線を突破しました。
トハスタ領を占拠し、クリヌネルゼ領へ進撃中、
戦車隊は突破された我が軍の陣地を迂回し後方で作戦行動中、
領境の東部では各拠点が空爆と砲撃による蹂躙攻撃を受け最終防衛線まで後退しております」
ブイーレ・インリク
「第41軍団と首都防衛隊の動員さえ間に合えば大丈夫、米軍を撃退する事に何も問題は無い」
ホドウル・ガンサル
「国王陛下……第41軍団は…(ちらと横を見る」
ヒゾゴ・ウィンレモ
「第41軍団は敵空軍の戦略爆撃を受けた影響で兵員及び装備の消耗が激しく、首都防衛における戦闘能力は残余しておりません」
(物凄く重い沈黙。プルプルと震える手を押さえるように、見ていた書類をゆっくりと机に下ろす国王)
ブイーレ・インリク
「…………………………4人だけ残れ。ジュー・カング、ホドウル・ガンサル、ルードロ・トレスバクト、ヒゾゴ・ウィンレモ」
(どことなくホッとした表情で退室していく主だった省庁の大臣や官僚達。ドアが閉まった瞬間に国王大爆発)
ブイーレ・インリク
「命令をしたはずだ! 第41軍団に首都を守れと命令を下した! 空爆如きで国王である儂の命令を達せれぬとはどういうつもりだ!」
(ンな無茶なと言う顔をしてる4人。国王大絶賛激昂中)
ブイーレ・インリク
「その結果がこれだ、貴様等軍は嘘ばかりついておる。みんな嘘つきだ、決して敵軍を通しはせぬと断言しおった第2親衛軍さえも!
将軍とは名ばかり、陸軍も海軍も嘘つきで、米軍に良いように殴られてばかりの無能な臆病者裏切り者揃いだ!」
ホドウル・ガンサル
「陛下、それはあまりにも侮辱です!!」
ブイーレ・インリク
「黙れ腰抜けども! 空襲を言い訳に何も出来ぬ裏切り者の負け犬めが!」
ジュー・カング
「国王陛下、いくらなんでも言い過ぎです」
ブイーレ・インリク
将軍どもはマオンド人民の中のクズだ! 恥晒しどもが!!
何が将軍だ。士官学校で学んだのはフォークとナイフと異民族の使い方だけ、肝心の軍事はまるっきり身に付いておらん!」
(死ぬほど間が悪い事にこのタイミングでメルケリ領の離反未遂の報告が入り、国王は更に激昂)
ブイーレ・インリク
「リシンビ・ギウド侯爵の裏切り者めが……。いや、私は最初から将軍達や領主共に裏切られ、騙され続けて来たんだ。
私だけではない、マオンド国民全てへの恐るべき裏切り行為だ!!
私も古の王達にならうべきだった。無能な上層部の大粛清をやるべきだった。かつての征服王の様に!!
だが見ておれ裏切り者ども、すぐにその血で罪を償う時がやって来る。
儂はクリンジェから離れぬ。米軍も、裏切り者共もクリンジェで己の血の海に溺れる時が来るのだ!!」
※これは米国の年代にして2010年頃に米国の動画サイトに投稿された戦争映画の一部です。
投下終了
965 :陸士長:2010/12/05(日) 21:36:00 ID:3rgpiIEM0
マオンド★国王陛下シリーズ
■インリク陛下は米軍の快進撃にお怒りのようです■
大会議室
ホドウル・ガンサル
「米軍は広範に渡り領境の防御戦線を突破しました。
トハスタ領を占拠し、クリヌネルゼ領へ進撃中、
戦車隊は突破された我が軍の陣地を迂回し後方で作戦行動中、
領境の東部では各拠点が空爆と砲撃による蹂躙攻撃を受け最終防衛線まで後退しております」
ブイーレ・インリク
「第41軍団と首都防衛隊の動員さえ間に合えば大丈夫、米軍を撃退する事に何も問題は無い」
ホドウル・ガンサル
「国王陛下……第41軍団は…(ちらと横を見る」
ヒゾゴ・ウィンレモ
「第41軍団は敵空軍の戦略爆撃を受けた影響で兵員及び装備の消耗が激しく、首都防衛における戦闘能力は残余しておりません」
(物凄く重い沈黙。プルプルと震える手を押さえるように、見ていた書類をゆっくりと机に下ろす国王)
ブイーレ・インリク
「…………………………4人だけ残れ。ジュー・カング、ホドウル・ガンサル、ルードロ・トレスバクト、ヒゾゴ・ウィンレモ」
(どことなくホッとした表情で退室していく主だった省庁の大臣や官僚達。ドアが閉まった瞬間に国王大爆発)
ブイーレ・インリク
「命令をしたはずだ! 第41軍団に首都を守れと命令を下した! 空爆如きで国王である儂の命令を達せれぬとはどういうつもりだ!」
(ンな無茶なと言う顔をしてる4人。国王大絶賛激昂中)
ブイーレ・インリク
「その結果がこれだ、貴様等軍は嘘ばかりついておる。みんな嘘つきだ、決して敵軍を通しはせぬと断言しおった第2親衛軍さえも!
将軍とは名ばかり、陸軍も海軍も嘘つきで、米軍に良いように殴られてばかりの無能な臆病者裏切り者揃いだ!」
ホドウル・ガンサル
「陛下、それはあまりにも侮辱です!!」
ブイーレ・インリク
「黙れ腰抜けども! 空襲を言い訳に何も出来ぬ裏切り者の負け犬めが!」
ジュー・カング
「国王陛下、いくらなんでも言い過ぎです」
ブイーレ・インリク
将軍どもはマオンド人民の中のクズだ! 恥晒しどもが!!
何が将軍だ。士官学校で学んだのはフォークとナイフと異民族の使い方だけ、肝心の軍事はまるっきり身に付いておらん!」
(死ぬほど間が悪い事にこのタイミングでメルケリ領の離反未遂の報告が入り、国王は更に激昂)
ブイーレ・インリク
「リシンビ・ギウド侯爵の裏切り者めが……。いや、私は最初から将軍達や領主共に裏切られ、騙され続けて来たんだ。
私だけではない、マオンド国民全てへの恐るべき裏切り行為だ!!
私も古の王達にならうべきだった。無能な上層部の大粛清をやるべきだった。かつての征服王の様に!!
だが見ておれ裏切り者ども、すぐにその血で罪を償う時がやって来る。
儂はクリンジェから離れぬ。米軍も、裏切り者共もクリンジェで己の血の海に溺れる時が来るのだ!!」
※これは米国の年代にして2010年頃に米国の動画サイトに投稿された戦争映画の一部です。
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