2012/10/22 経過報告
「B級ご当地グルメによる地域まちおこし(仮)」
地域生態システム学科 4年
板倉達也
「B級ご当地グルメによる地域まちおこし(仮)」
地域生態システム学科 4年
板倉達也
【卒論章節構成案】
1 はじめに
地域の現状を述べ、その現状の中で改善案としてのまちおこしはどのようであることが望まれているのか。近年知名度を増してきた地域に独特で安価な食「B級ご当地グルメ」によるまちおこしの成功例を絡めながら、これからのまちおこしについて考察していく。
地域の現状を述べ、その現状の中で改善案としてのまちおこしはどのようであることが望まれているのか。近年知名度を増してきた地域に独特で安価な食「B級ご当地グルメ」によるまちおこしの成功例を絡めながら、これからのまちおこしについて考察していく。
○地域の現状
- 少子高齢化・過疎化
- 地場産業の衰退
- 雇用の減少
- 産業の都市部への集中
○まちおこしの必要性
○地域の存続
○地域の存続
- 雇用の創出
- 人口の維持・増加
○どの視点から論文を書くか
- 最近、まちおこしの手法として話題になっている「B級ご当地グルメによるまちおこし」を考察してみる
○この手法を用いる上で考察しなければならないこと
・まちおこしとは
・B級ご当地グルメとは
・観光とは
○富士宮市の成功例
その土地に昔からあった物の有効利用によりまちづくりを成功させた
・まちおこしとは
・B級ご当地グルメとは
・観光とは
○富士宮市の成功例
その土地に昔からあった物の有効利用によりまちづくりを成功させた
2 まちおこし
まちおこしとはどういうことのことを言うのか?地域の現状に則して本論文におけるまちおこしの定義と目的について述べる。またその上でまちおこしの手段について述べる。
まちおこしとはどういうことのことを言うのか?地域の現状に則して本論文におけるまちおこしの定義と目的について述べる。またその上でまちおこしの手段について述べる。
○定義:持続可能なまちをつくること
○目的
・雇用の創出
・人口の維持・増加。人口比率における若者の割合の増加
○種類
・企業誘致
→昔はメジャーだったが、今はアジア諸国の追い上げや円高の進行などによりあまり現実的でない
・観光
→その土地固有の要素を観光資源とするのが最近話題に
○観光によるまちおこし
・何を観光の対象とするか → B級ご当地グルメ
○目的
・雇用の創出
・人口の維持・増加。人口比率における若者の割合の増加
○種類
・企業誘致
→昔はメジャーだったが、今はアジア諸国の追い上げや円高の進行などによりあまり現実的でない
・観光
→その土地固有の要素を観光資源とするのが最近話題に
○観光によるまちおこし
・何を観光の対象とするか → B級ご当地グルメ
3 B級ご当地グルメ
B級ご当地グルメの定義と種類、その他の食との違いについて述べる。また、B級ご当地グルメによるまちおこしを推進する活動を行っている団体の代表格である、愛Bリーグの活動(B-1グランプリ)について述べていく。
B級ご当地グルメの定義と種類、その他の食との違いについて述べる。また、B級ご当地グルメによるまちおこしを推進する活動を行っている団体の代表格である、愛Bリーグの活動(B-1グランプリ)について述べていく。
○定義:「安くておいしくて地元で愛されている地域独特の食べ物」
○種類
発掘型:その土地では昔から食べられているが一般的でない物を発掘し観光対象とする
開発型:観光者に向けた新しい食を作る。その土地の名産品を利用していることが多い
○日常食や高級食との違い
・気軽さ → 安いから肩筋張らずに食べることができる。
・特異性・非日常性
・歴史・文化性
・話題性
○愛Bリーグ・B-1グランプリ
○種類
発掘型:その土地では昔から食べられているが一般的でない物を発掘し観光対象とする
開発型:観光者に向けた新しい食を作る。その土地の名産品を利用していることが多い
○日常食や高級食との違い
・気軽さ → 安いから肩筋張らずに食べることができる。
・特異性・非日常性
・歴史・文化性
・話題性
○愛Bリーグ・B-1グランプリ
- 愛Bリーグ:各地に眠っている地域資源のブランド化による地域活性化を目指す団体。現在は、身近にある「食」にスポットを当て、B-1グランプリを開催している。
- B-1グランプリ:正式名称「B級ご当地グルメの祭典!B-1グランプリ」。その土地の料理を通じて「地域をPRする」ことで、一人でも多くのお客さんに現地に足を運んでもらおうという、地域活性化を目的とした「まちおこし」イベント。
4 観光
まちおこしにおいて無視できない手法は観光である。外部から人がやってきて観光行動を行うことでその土地に雇用が生まれ、またその土地の経済が回る。本章では「観光とは何か」という基本から入り、観光行動を引き起こす要因や観光に必要な情報などについて考察していく。
まちおこしにおいて無視できない手法は観光である。外部から人がやってきて観光行動を行うことでその土地に雇用が生まれ、またその土地の経済が回る。本章では「観光とは何か」という基本から入り、観光行動を引き起こす要因や観光に必要な情報などについて考察していく。
○定義:楽しみのための旅行
○観光行動が生起する仕組み
→主体側の要因と環境的な要因が合わさってはじめて、具体化した「観光意欲」となる
○主体側の要因
○観光欲求・観光動機
○観光行動が生起する仕組み
→主体側の要因と環境的な要因が合わさってはじめて、具体化した「観光意欲」となる
○主体側の要因
○観光欲求・観光動機
- 観光欲求:観光行動を生起させるために必要な心理的原動力
- 観光動機:観光行動に駆り立てる心理的な力
○環境的な要因
時間(自由時間)、金銭、情報、交通手段、通信機能 など
時間(自由時間)、金銭、情報、交通手段、通信機能 など
○観光情報と観光情報産業
○観光情報
○観光情報
- 点情報:観光スポット
- 線情報:移動経路
- 面情報:特定の観光地域内の観光資源や施設を網羅的にとらえた情報
- 観光空間情報:上記にさらに時間軸を加えた総合情報
○観光情報産業
観光情報をIT(情報技術)を駆使して伝える
○観光ニーズ
→マーケティング論のたとえ話曰く「消費者が欲しいのは、穴をあけるドリルではなく穴である」。観光も「観光者が欲しいのは観光対象ではなく観光の魅力である」といえる。
→観光ニーズを正確に把握し提供する
○新規客とリピーター
観光情報をIT(情報技術)を駆使して伝える
○観光ニーズ
→マーケティング論のたとえ話曰く「消費者が欲しいのは、穴をあけるドリルではなく穴である」。観光も「観光者が欲しいのは観光対象ではなく観光の魅力である」といえる。
→観光ニーズを正確に把握し提供する
○新規客とリピーター
- 新規客:観光ニーズを満たせそうだから来る
- リピーター:観光ニーズを満たせるから来る
○観光対象:観光者を引きつける誘引力の素材としての観光資源と、観光者がその魅力を実際に享受できるよう各種の便益を提供する観光施設(サービスを含む)から構成される
- 観光資源:観光者の要求や期待とは無関係に存在しているものの、実際に人々を観光行動に駆り立てる原因となっている事柄のこと
- 観光施設:観光者の要求や期待を充足させるために人為的に創造された事物のこと
5 B級ご当地グルメによるまちおこし
以上の情報をまとめて、B級ご当地グルメによってまちおこしするにはどうすればいいのかを考察していく。
以上の情報をまとめて、B級ご当地グルメによってまちおこしするにはどうすればいいのかを考察していく。
○その土地に訪れたくなる観光対象を見つけるないし作り出す
○マーケティング
○マーケティング
- 新規の客向け
例)おいしそうにみせる、知名度 など
- リピーター
例)おいしかったという記憶、交通の便が良い など
○B級ご当地グルメによるまちおこしの実例
→富士宮やきそば
○企業連携
・その土地の食べ物を全国に売り出す
・無断使用されないような制度作り
・地域住民による法人
○B級ご当地グルメによるまちおこしの実例
→富士宮やきそば
○企業連携
・その土地の食べ物を全国に売り出す
・無断使用されないような制度作り
・地域住民による法人
6 おわりに
8 発表で出た質問
- 観光を「〜的観光」のように限定的な表現をすると良い
- 観光の定義に関して、なぜこのような定義にしたのかを言葉にしてみる
- B級ご当地グルメは観光においてソロで成り立つ目的ではない?
- 富士宮を観光学に照らしてみて説明してみる