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御本尊様 - (2023/10/15 (日) 05:52:29) のソース
&tags() &bold(){御本尊様}(ごほんぞんさま)は、「[[顕正会ドラえもんショー]]」に名前のみが登場する人物。 *概要 「本尊」とは、仏教における信仰の対象となる偶像のこと。寺院や仏壇に祀られた仏や菩薩の像・絵などがそれにあたる。 一般的な信者の家庭では、宗派に合わせた仏像や掛け軸を本尊とし、仏壇などの中央に設置する。 偶像崇拝の最も基本的な形態であるこの「本尊」を家庭に置く風習は深い歴史を持つ。近年は住宅の西洋化が進んだことも手伝い、仏壇を所有する一般家庭は減りつつある。 それでも熱心な宗教家庭では、現在でも「御本尊様」と共にある暮らしを重んじているのである。 **顕正会における御本尊様 顕正会は日蓮正宗同様、末法(お釈迦様が亡くなってから1,500年以降の時代)の仏として日蓮大聖人を信仰している。そのため顕正会では「大聖人様の御守護が…」といった一言が多々登場。 なお1974年の破門で日蓮正宗本尊が拝受出来なくなった為、大石寺に安置される「本門戒壇の大御本尊」を遥拝している。 *特徴 「顕ドラ」では「御本尊様」という存在が登場人物達の口から語られるのみで、その姿を見せることはない。 [[後編]]では、[[クマ]]に襲われた[[ジャイアンのママ]]と[[スネ夫のママ]]の命を救った存在として大きく取り上げられる。ただし、具体的にどのようにして2人を助けたのか詳細は不明。 母親を救いたい一心で御本尊様に[[祈念]]したのは息子の[[ジャイアン>剛田武]]と[[スネ夫>骨川スネ夫]]。一度退転した彼らですら熱心に縋り付く辺り、(道具で何とかしてくれそうな)[[ドラえもん]]以上に頼もしい存在のようだ。&s(){むしろ[[宗教グッズ>お数珠とお経本]]しか出してくれないドラえもんが無能なだけだが。} しかしそんな[[ドラえもん]]も、[[前編]]でジャイアンとスネ夫に勤行をさせたくて縋り付いた[[のび太>野比のび太]]に対し「御本尊様にしっかりとご祈念するんだ」と諭し、特に手助けをしていない。自分より御本尊様を信じる方が確実に[[広宣流布]]の道が開けるという自覚の表れとも見て取れる。 ともかく「顕ドラ」が宗教を題材にしたショーである性質上、この見えない舞台装置は「御本尊様への日々の御祈念こそが最も大切」という[[劇団芙蓉]]のメッセージ性を色濃く反映していると言えよう。 *関連項目 -[[勤行]] -[[祈念]] -[[衛護隊]] - 任務の一つに「御本尊様をお守りする」というものがある。