月下香(げっかこう)
■行事・名所■
■行事・名所■
2月/3月
■『薔薇の歌声』
■『薔薇の歌声』
愛するあなたに贈るのは、想いに染まる赤の色――。
昔、むかしある所に、身分違いの恋をした男女がおりました。
互いの両親にも認められず、誰からも祝福されない、禁忌の恋。
想いを言葉にすることはおろか、触れることも叶わず。
それでも想いを募らせる2人を見て、一羽の小夜鳴き鳥が歌いました。
互いの両親にも認められず、誰からも祝福されない、禁忌の恋。
想いを言葉にすることはおろか、触れることも叶わず。
それでも想いを募らせる2人を見て、一羽の小夜鳴き鳥が歌いました。
『言葉にすることが許されぬのでしたら。あなたの想いの花を、私が届けて差し上げましょう』
―― それが、とある恋物語の始まりであるという。
冬の寒さの静まり始める雨水の頃……2月には、想いを乗せ、赤の花を。
春の足音が聞こえ始める春分の頃……3月には、想いを返す、白の花を。
春の足音が聞こえ始める春分の頃……3月には、想いを返す、白の花を。
恋心だけでなく、日ごろの感謝を花にこめて送るこの習慣は、
月下香の名産品である薔薇に纏わる伝承によるものであるらしい。
月下香の名産品である薔薇に纏わる伝承によるものであるらしい。
「花吹雪大祭」に向けて花の溢れる月下香では、
色とりどりの花々が、あなたのお手伝いの出来る瞬間を待っている。
色とりどりの花々が、あなたのお手伝いの出来る瞬間を待っている。
折しも、愛する人にチョコレートをという甘い香りのこの季節。
言葉に表せない想いを、花に乗せて送ってみるのは如何だろうか。
言葉に表せない想いを、花に乗せて送ってみるのは如何だろうか。
――きっと、言葉にすることが許されぬ恋すらも。優しい恋物語に変えてくれるから。
4月
■『月光桜』
■『月光桜』

月光桜、という桜がある。
正式名称は別にあるのだが、月光のように白く澄んだ花弁の色と、
不思議なことに満月の日に開花することからそう呼ばれている、稀少な桜だ。
不思議なことに満月の日に開花することからそう呼ばれている、稀少な桜だ。
月の光を浴びた花びらは、月明かりを纏えばぼんやりと光り輝き。
風が吹けばはらはらと舞い散る花びらは、月の光を反射して、光の雨を降らせる。
風が吹けばはらはらと舞い散る花びらは、月の光を反射して、光の雨を降らせる。
満月の夜にひっそりと咲く、まるで月の光を形にしたような、白桜。
もし、その白の花びらが風に散らされた折、地面へと落ちる前に
手で閉じることが出来たら、願いが叶うとも言われている。
もし、その白の花びらが風に散らされた折、地面へと落ちる前に
手で閉じることが出来たら、願いが叶うとも言われている。
月下香では、月鏡湖の近くの湖に咲いている場所があるらしい。
桜の迷路を抜けた開けた場所は、ちょっとしたお花見の隠れ家であるようだ。
桜の迷路を抜けた開けた場所は、ちょっとしたお花見の隠れ家であるようだ。
(画像素材は以下よりお借りいたしました)
■薔薇の歌声
「flower&clover」(http://fc.ashrose.net/)
■月光桜
「銀の月」(http://x118.peps.jp/77yumeututu/)
■薔薇の歌声
「flower&clover」(http://fc.ashrose.net/)
■月光桜
「銀の月」(http://x118.peps.jp/77yumeututu/)
