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『SCP財団』（
日本語版公式サイト
）の記事の文体を模倣し、「SCP-K-7223-JP」として財団に収容された霖之助を描いた回。「本編ではありません」と但し書きされている。普段の文体とは大きく異なり、説明的な文体で簡潔に記されている。
概要
霖之助が財団に収容された経緯とその後の様子が詳しく描写されている。霖之助は女性二人（蓮子とメリーのことと思われる）と街を歩いていて何らかのオブジェクト（SCP財団による収容対象とされる超常現象の元凶のこと）と遭遇した際、そのオブジェクトの名前と適切な対処を知っていたことから確保されたという。それ以来は「SCP財団」の回にあったように、財団に協力してその研究に従事し、未知の物体の名前と用途を調べる作業を続けることで報酬を得ているという。霖之助本人は収容されていることについて良くも悪くも思っていないかのように振る舞っているが、紫を初めとする彼の友人・知人たちは財団に対して激しく抵抗し、何度か交戦したようだ。薫子の持つ生き人形の能力で死亡した職員もいる模様。
本文中に登場する一部の物体が [記事未作成オブジェクトのため検問済み] との形で名前を隠されている。記事未作成ということはNDが創作したSCPオブジェクトと思われる。「検問」じゃなくて「検閲」だと思われるが、記事未作成という理由だけでなぜ検閲されるかは定かでない。
『SCP財団』の記事は基本的にすべて敬語で書かれているが、それを模してNDが書いたこの回はなぜか文章が敬語になったりならなかったりする。
