秘封霖倶楽部 > SCP小話
SCP財団に収容された後の霖之助を描く回。短い話が複数まとまっており、「アイリス」、「Dクラス職員」、「英雄誕生」、「収容体質の職員」の4本立て。
特に大きな展開はなく、彼の日常を描くような部分が多いが、各回では物語全体の核心やそれに関係のありそうな情報を少しずつ明かしている。例としては下記の通り。
- 霖之助が抵抗なく収容された理由は、彼が幻想郷に戻ると二度とそこから出られないため(「アイリス」)。
- 霖之助は自身を財団から取り返そうとする紫を恐れている(「英雄誕生」)。
- 霖之助は財団にとって重要な存在となっているため、財団も彼を手放すことができなくなっている(「収容体質の職員」)。
- 幻想郷は財団からSCPオブジェクトの類として扱われている。
- 「SCP調書」の回の内容にはカモフラージュが含まれている。
- 霖之助が財団に身を置かなければ、いずれは秘封倶楽部に最悪の結末が訪れる。
普段よりも重要な内容が多いにもかかわらず「外伝」と題しているということは、これはあくまでも「もしも」の話であり、以後の本編で上記の話題は掘り下げられない可能性が高い。