《隙間女》
夏が終わり、秋を迎える。
今年の夏も特に何もなかった。
とびっきりに怖い事件に巻き込まれることも、胸ときめく恋物語になることも。
去年も一昨年も。きっとこれから先も。
だけどぼくは今を大事にしていきたい。
そうでなければ、勿体無い。折角の「今」だ。
今年の夏も特に何もなかった。
とびっきりに怖い事件に巻き込まれることも、胸ときめく恋物語になることも。
去年も一昨年も。きっとこれから先も。
だけどぼくは今を大事にしていきたい。
そうでなければ、勿体無い。折角の「今」だ。
変わらない生活なんてのはありえない。
簡単なところでは昨夜と今日の夕餉は違うメニューだし、起きた時間も若干違う。
本当に些細なことだけど、異なる毎日を生きている。
傍から見れば同じ毎日。だけど違う毎日。
少なくともぼくは今を生きている。
決して退屈なんか感じていない。
簡単なところでは昨夜と今日の夕餉は違うメニューだし、起きた時間も若干違う。
本当に些細なことだけど、異なる毎日を生きている。
傍から見れば同じ毎日。だけど違う毎日。
少なくともぼくは今を生きている。
決して退屈なんか感じていない。
だから『隙間女』、きみはそこでずっと見ていてほしい。
紅葉の赤い山が雪山へと変わり、雪が溶け花が咲き、暖かな日差しが強く大地を照らし、そして夏が終わる。
これから先、ぼくは何回季節の変わりを感じるかわからないけれど。
これから先、ぼくは何回季節の変わりを感じるかわからないけれど。
だからこそ、きみはぼくを見続けて欲しい。
同じ一室で。
死がふたりを分かつまで。
同じ一室で。
死がふたりを分かつまで。