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連載 - 三秒ルール&隙間女-04

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三秒ルール&隙間女 04 (秋祭り二日目編)


-???・エレベーター内

遠くから聞こえる、不快な羽音。
高鳴る鼓動を押さえつつも、体は自然と動いていた。
ドアを開ける。

朱だった。
赤だった。
紅だった。
夢の全てが、アカかった。

「・・・んぅ。」
『三分。記録更新よ、おめでとう。』
【驚かせてコごめんなさい。】
「(なんだ、今の夢は・・・)びっくりしたわ、隙間女。」
『そんなところにいないで、降りてきたら?』
【私はこうやって隙間から覗くことしかできない。】
「まあ、そういう伝説だからな・・・」
『でも、どうして手助けを?』
【覗くことしかできない。そんな自分を変えたかった。だからあなたと契約した。】
「契約デビュー(笑)」


「ってちょっとまて、いつ契約したんだよ!!!!!!!!!!!!」
【あなたに私の視界が見えたときから。一方的に契約した。】
「はぁ!?そんなことできんのかよ!?」
『私も同意は得てなかったから可能じゃないの?』
「・・・はぁ。憑きものが増えた・・・。」

「それにしても、コレは何処へ行くんだ?」
『知らないわよ。意外と地獄だったりして?』
「冗談になってねーよ!嫌な夢見たばっかり何だから。」
【夢・・・?】
「ああ、予知夢見るんだよ、俺。その夢が・・・ちょっとな。」
【夢は夢です。現実になるかどうかはその人次第です。】
「・・・ありがとな。気休めにはなったぜ。」


ちーん
どうやら、止まるフロアに到着したようだ。

「こ」
『腐り落ちるのがお望みかしら?』
「やめてくれ。場を和ませようとしただけだよ。」
【むしろ不快になりました。】
「そりゃごめんなさーい。さて、いくぞ。」

ドアが開く。そこで俺が見た物は-。



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