女子中学生の日常とは、こういうものなのだろう。
ミサカは今の自分が置かれている現状について、冷静に分析する。
放課後、寄り道をして遊んで帰るなんて、元いた世界では考えられなかった。
こうやってわいわいと騒ぐのは未経験であり、血生臭い実験だけが生きる理由であった彼女は、何も知らない。
無味乾燥。無色透明。日常とは何か。普通の女の子とは何か。
学園都市の裏側にしか居場所がなかった彼女にとって、今の世界は未知で溢れている。
ミサカは今の自分が置かれている現状について、冷静に分析する。
放課後、寄り道をして遊んで帰るなんて、元いた世界では考えられなかった。
こうやってわいわいと騒ぐのは未経験であり、血生臭い実験だけが生きる理由であった彼女は、何も知らない。
無味乾燥。無色透明。日常とは何か。普通の女の子とは何か。
学園都市の裏側にしか居場所がなかった彼女にとって、今の世界は未知で溢れている。
「ゲームセンターって女子力の塊だと思うんだよね」
「ついに頭がおかしくなりましたか、とミサカは苦言を呈します」
「ついに頭がおかしくなりましたか、とミサカは苦言を呈します」
先頭を歩く三好紗南はあいもかわらずゲームキチで、それを見るミサカの目は冷ややかだ。
その後ろを歩く南条光は辺りをきょろきょろとしながら歩き、最後尾の神楽坂明日菜は苦笑を表情に貼り付けている。
この四人、性格も趣味も違うカルテットだが、意外と気が合うのだ。
その後ろを歩く南条光は辺りをきょろきょろとしながら歩き、最後尾の神楽坂明日菜は苦笑を表情に貼り付けている。
この四人、性格も趣味も違うカルテットだが、意外と気が合うのだ。
「あーっ、ゲーセンを馬鹿にしたなーっ!」
「馬鹿にしているのは紗南の頭です、とミサカは辛辣に吐き捨てます」
「馬鹿にしているのは紗南の頭です、とミサカは辛辣に吐き捨てます」
ミサカの瞳に映る彼女達は輝きに溢れ、自分が場違いのように思えてしまう。
やはり、自分は異物である。
ミサカの両手は銃火器のトリガーを引くものだ。雷を生み出し、外敵を討ち滅ぼすものだ。
彼女達がよくしてくれるのはありがたいが、その優しさに甘えてはいけない。
甘えを見せてしまったら駄目になる。ちょっとの油断が決定的な致命傷を生む可能性がある。
それでも、完全に壁を作れないのはミサカの弱さではあるけれど。
改めて、最初の決意を思い出す。偽りであろうと、彼女達の日常を自分が護るのだ。
これは聖杯戦争に関わっている自分にしかできないことである。
手を汚す覚悟なら、とっくにできていた。
やはり、自分は異物である。
ミサカの両手は銃火器のトリガーを引くものだ。雷を生み出し、外敵を討ち滅ぼすものだ。
彼女達がよくしてくれるのはありがたいが、その優しさに甘えてはいけない。
甘えを見せてしまったら駄目になる。ちょっとの油断が決定的な致命傷を生む可能性がある。
それでも、完全に壁を作れないのはミサカの弱さではあるけれど。
改めて、最初の決意を思い出す。偽りであろうと、彼女達の日常を自分が護るのだ。
これは聖杯戦争に関わっている自分にしかできないことである。
手を汚す覚悟なら、とっくにできていた。
「悲しい、あたしは悲しいよ! ゲーセンの良さをわからないなんて!
いい? そもそもゲームっていうのは進化し続けるエンターテイメントなんだよ。
常に改良を遂げ、あたし達に夢を与えてくれる娯楽……それらを詰めた場所が素晴らしくない訳がない!
その中でもやっぱり最高なのは」
「長いです、短く要点を纏めて下さい、とミサカは結論を望みます」
「つまり、ゲームセンター最高」
「最初からそう言って下さい、とミサカは呆れを示します」
「だって、それだけだと軽くあしらうでしょ?」
「はい、とミサカは即座に肯定します」
いい? そもそもゲームっていうのは進化し続けるエンターテイメントなんだよ。
常に改良を遂げ、あたし達に夢を与えてくれる娯楽……それらを詰めた場所が素晴らしくない訳がない!
その中でもやっぱり最高なのは」
「長いです、短く要点を纏めて下さい、とミサカは結論を望みます」
「つまり、ゲームセンター最高」
「最初からそう言って下さい、とミサカは呆れを示します」
「だって、それだけだと軽くあしらうでしょ?」
「はい、とミサカは即座に肯定します」
それじゃあ駄目なんだよ~、と半ベソになりながら紗南はぽかぽかとミサカの肩を叩く。
彼女はゲームの事になると途端に熱くなり、しつこく抗議をしてくる。
何度も何度も、彼女の気が済むまでは自分から離れないだろう。
きっと、ゲームセンターまではずっとこの調子だ。
それまでは潔く、ミサカは彼女の小言を受け止めることに決めた。
彼女はゲームの事になると途端に熱くなり、しつこく抗議をしてくる。
何度も何度も、彼女の気が済むまでは自分から離れないだろう。
きっと、ゲームセンターまではずっとこの調子だ。
それまでは潔く、ミサカは彼女の小言を受け止めることに決めた。
「…………じーっ」
そう、思っていたが、今回はどうやら違うパターンであるらしい。
「どうしたのですか、いつもなら脇目もふらず走っていくというのに、とミサカは疑問を口にします」
目的地であるゲームセンターに着いても、紗南は走り去っていかずにミサカの横へと付いていた。
三度の飯よりゲームが好きだという三好紗南らしからぬ行動だ。
常ならば、解散と銘打ってさっさと格ゲーの椅子に座ってしまうというのに。
三度の飯よりゲームが好きだという三好紗南らしからぬ行動だ。
常ならば、解散と銘打ってさっさと格ゲーの椅子に座ってしまうというのに。
「ゲーム布教、ゲーム布教だよ! このままあしらわれたままだと、あたしのゲーム魂が黙っちゃいない!」
「二度も言わなくてもわかります、とミサカはジト目で見つめ返します」
「ぐむ~~~~~~~!!! クール過ぎるよぉ! 今日は何としても、ミサカにゲームの楽しさをわかってもらうから!」
「はぁ、そもそもの話、ゲームセンターとやらに行ったことはないので……、とミサカは困惑の意志を露わにします」
「――――えっ、そんな、嘘だ、そんなことがあっていいはずが、これはますます洗脳……いや、布教しなきゃいけないね!」
「二度も言わなくてもわかります、とミサカはジト目で見つめ返します」
「ぐむ~~~~~~~!!! クール過ぎるよぉ! 今日は何としても、ミサカにゲームの楽しさをわかってもらうから!」
「はぁ、そもそもの話、ゲームセンターとやらに行ったことはないので……、とミサカは困惑の意志を露わにします」
「――――えっ、そんな、嘘だ、そんなことがあっていいはずが、これはますます洗脳……いや、布教しなきゃいけないね!」
ぎらりと目を輝かせ、紗南はミサカの手をぐいぐい引っ張り、ゲームの園へと意気揚々と進んでいく。
それはまるで、囚人が牢へと連れて行かれるかの如く。
この時の紗南は例えるなら炎か。どうやら、彼女に火を付けてしまったのは自分らしい、とミサカはされるがままで諦めることにした。
下手に止めても後々面倒くさいし、ゲームセンターに全くの興味がない訳ではない。
ならば、ここは流れに身を任せて乗ってしまおう。
それはまるで、囚人が牢へと連れて行かれるかの如く。
この時の紗南は例えるなら炎か。どうやら、彼女に火を付けてしまったのは自分らしい、とミサカはされるがままで諦めることにした。
下手に止めても後々面倒くさいし、ゲームセンターに全くの興味がない訳ではない。
ならば、ここは流れに身を任せて乗ってしまおう。
「ミサカをゲーム脳に洗脳してくる! 後は頼んだよっ!」
「それはちょっと困ります、できれば二割程度が理想かと、とミサカは提言をします」
「えっ、二百割!? 意識が高いねぇ~」
「………………」
「やめてやめて、その冷たい視線」
「それはちょっと困ります、できれば二割程度が理想かと、とミサカは提言をします」
「えっ、二百割!? 意識が高いねぇ~」
「………………」
「やめてやめて、その冷たい視線」
侃々諤々と騒ぎながら、光達を置いてけぼりに、ミサカ達は進んでいく。
せっかく布教してくれるのだ。
きょろきょろとミサカは辺りを見回すも、いまいちピンと来ない。
きらびやかな画面が映る格ゲーに、車の操縦席を型どったレーシングゲーム、太鼓でリズムを刻むゲーム。
どれを見ても、ミサカからすると初体験故に目移りしてしまうが、心の琴線に触れるものではない。
せっかく布教してくれるのだ。
きょろきょろとミサカは辺りを見回すも、いまいちピンと来ない。
きらびやかな画面が映る格ゲーに、車の操縦席を型どったレーシングゲーム、太鼓でリズムを刻むゲーム。
どれを見ても、ミサカからすると初体験故に目移りしてしまうが、心の琴線に触れるものではない。
「んー、どれにしよっか。あたしとしては格ゲーがいいんだけど、初心者相手だしなぁ。
合わない人にはとことん駄目だし、ミサカにオススメは……んーーーー!」
「悩みますね、別に何でも構いませんよ、とミサカはやんわりと助言を投げつけます」
「それじゃあ駄目だよ! 最初の印象は大事なんだよ!? もし、最初にやるゲームがクソゲーだったら人生真っ暗闇じゃん!!
あたしにとっては同士を一人増やせるかどうかだし、真剣にもなるよ! 絶対、確実性、ぐむむゥ!」
合わない人にはとことん駄目だし、ミサカにオススメは……んーーーー!」
「悩みますね、別に何でも構いませんよ、とミサカはやんわりと助言を投げつけます」
「それじゃあ駄目だよ! 最初の印象は大事なんだよ!? もし、最初にやるゲームがクソゲーだったら人生真っ暗闇じゃん!!
あたしにとっては同士を一人増やせるかどうかだし、真剣にもなるよ! 絶対、確実性、ぐむむゥ!」
正直、怖い。ゲームでここまで真剣になれるとは、三好紗南恐るべし。
けれど、自分の為に考えてくれるというのは悪い気はしない。
こういうのが普通の女子中学生らしさなのだろうか。
また一つ、勉強になった気がする。元の世界に帰ったら、ゲームセンターに入り浸るのもいいのかもしれない。
けれど、自分の為に考えてくれるというのは悪い気はしない。
こういうのが普通の女子中学生らしさなのだろうか。
また一つ、勉強になった気がする。元の世界に帰ったら、ゲームセンターに入り浸るのもいいのかもしれない。
「…………?」
がしがしと頭を掻き毟りながら悩み抜いてる紗南を尻目に、ミサカは一つの筐体に目が惹きつけられた。
それはミサカがこの世に生まれ落ちた時からよく見ているもので、到底日常とはかけ離れたものだ。
銃火器――――のレプリカ。おもむろに手に取ってぺたぺたと触ってみるが、やはり本物とは違う。
持ち上げても軽いし、弾丸は出ないし、皮だけが本物にそっくりな不良品。
こんなもので何をするのやら、と疑問に思っていると、正気に戻った紗南が駆け寄って来る。
それはミサカがこの世に生まれ落ちた時からよく見ているもので、到底日常とはかけ離れたものだ。
銃火器――――のレプリカ。おもむろに手に取ってぺたぺたと触ってみるが、やはり本物とは違う。
持ち上げても軽いし、弾丸は出ないし、皮だけが本物にそっくりな不良品。
こんなもので何をするのやら、と疑問に思っていると、正気に戻った紗南が駆け寄って来る。
「おっ、ガンシューに興味が湧いたの? まあ、これなら初心者でもある程度はできるかもね」
彼女の説明を聞いてみると、ガンシューティングとは、画面に拳銃を向けて的を撃つといったゲームらしい。
的については色々とあるとのことだが、まあ的当てだろう。
これはいざという時の訓練用なのかと聞いたが、きょとんとされたのは納得いかないが。
ともかく、このゲームならミサカでもできるだろう。
何しろ、本物を使い慣れているのだ、偽物の拳銃ぐらい片手間に扱えなくてはおかしい。
的については色々とあるとのことだが、まあ的当てだろう。
これはいざという時の訓練用なのかと聞いたが、きょとんとされたのは納得いかないが。
ともかく、このゲームならミサカでもできるだろう。
何しろ、本物を使い慣れているのだ、偽物の拳銃ぐらい片手間に扱えなくてはおかしい。
「よぅし。ミサカも興味津々だし、これにしよっか! 大丈夫、もし死にそうになったらあたしがフォローするからさ!」
まあ、こういった趣向の訓練だと思えば問題はない。
思えば、友達と一緒に楽しく訓練なんて初めてだな、なんて思いながら。
思えば、友達と一緒に楽しく訓練なんて初めてだな、なんて思いながら。
■
南条光は困っていた。それはもう、眉を顰めるぐらいに。
目の前のガラスにかぶりつくかのように。じっと、じっと見つめて。
目の前のガラスにかぶりつくかのように。じっと、じっと見つめて。
「取れない、とーれーなーいー!」
項垂れ、べそをかいていた。
隣で見ている神楽坂明日菜は少し引いている。
隣で見ている神楽坂明日菜は少し引いている。
「もう諦めなさいよ……」
「嫌だ! 正義の味方はこんなことじゃ諦めないんだ!」
「いや、UFOキャッチャーに正義の味方全く関係ないから」
「だってぇ」
「取れないものは取れない。それ以上使うのは無駄遣いが過ぎると思うけど?」
「嫌だ! 正義の味方はこんなことじゃ諦めないんだ!」
「いや、UFOキャッチャーに正義の味方全く関係ないから」
「だってぇ」
「取れないものは取れない。それ以上使うのは無駄遣いが過ぎると思うけど?」
どうやら、お目当ての景品が取れないことに光はご不満らしい。
ちらっと見てみると、そこには戦隊ヒーローのフィギュアが陳列されている。
目を鋭く尖らせ、勇猛果敢にアームを動かしているが、取れる気配は全くない。
このままだと、積まれた硬貨は何の益も生まず、機械へと吸い取られていくだろう。
数秒、目を閉じて考える。別に助ける義理なんてない、無関係だ。
けれど。そう、けれど。
はぁ、と溜息をついて明日菜はそっと光をどかす。
ちらっと見てみると、そこには戦隊ヒーローのフィギュアが陳列されている。
目を鋭く尖らせ、勇猛果敢にアームを動かしているが、取れる気配は全くない。
このままだと、積まれた硬貨は何の益も生まず、機械へと吸い取られていくだろう。
数秒、目を閉じて考える。別に助ける義理なんてない、無関係だ。
けれど。そう、けれど。
はぁ、と溜息をついて明日菜はそっと光をどかす。
「あ、明日菜さん?」
「貸してみなさい。ま、私でも取れるかどうかわからないけど」
「貸してみなさい。ま、私でも取れるかどうかわからないけど」
結局の所、神楽坂明日菜はお人好しだった。
目の前で顰めっ面のクラスメイトを前にして、黙っていられる程、情がない訳でもなく。
例え、それが偽りのクラスメイトだとしても。
目の前で顰めっ面のクラスメイトを前にして、黙っていられる程、情がない訳でもなく。
例え、それが偽りのクラスメイトだとしても。
「あーもうっ! そんなキラキラとした目で見られても困る!」
正直、明日菜は今のクラスメイトと仲良くする気は全くなかった。
皮だけは同じで中身はほとんど別物である人達を見るのは心苦しかったし、何より自分は生命を懸けた戦争に参加しているのだ。
もしも、何らかの形で仲良くなったクラスメイトを巻き込むといったことがあれば、悔やんでも悔やみきれない。
だから、できるだけ一人でいよう。
そう、思っていたのに。
皮だけは同じで中身はほとんど別物である人達を見るのは心苦しかったし、何より自分は生命を懸けた戦争に参加しているのだ。
もしも、何らかの形で仲良くなったクラスメイトを巻き込むといったことがあれば、悔やんでも悔やみきれない。
だから、できるだけ一人でいよう。
そう、思っていたのに。
「それでも、ありがとうっ、明日菜さん!」
そんな目で見ないで欲しい。
偽りの日常が愛おしく思うなんて、あってはいけないのだ。
この世界は、元の日常に戻る為の踏み台であらなければならないのだ。
偽りの日常が愛おしく思うなんて、あってはいけないのだ。
この世界は、元の日常に戻る為の踏み台であらなければならないのだ。
(だから、きまぐれ。これはきまぐれ。そうでなきゃいけない)
がしゃん、と音を立てるアームを動かしながら、顔の表情を苦渋に染めて。
「ねぇ、南条さん」
「ん?」
「ん?」
何かを口走ろうとして、そっと口をつぐんだ。
「ううん、何でもない」
助けて、とは言えなかった。
こんな聖杯戦争とは無縁な少女に手を伸ばした所で、何の意味もないというのに。
無理矢理に顔の表情を笑顔に変えて、明日菜は再びUFOキャッチャーへと集中を高める。
誰にも助けを求めない。否、求めることができない自分の弱さから逃避するように。
こんな聖杯戦争とは無縁な少女に手を伸ばした所で、何の意味もないというのに。
無理矢理に顔の表情を笑顔に変えて、明日菜は再びUFOキャッチャーへと集中を高める。
誰にも助けを求めない。否、求めることができない自分の弱さから逃避するように。
■
「――――それで、三好さんは何をそんなにムキになっているの?」
数十分後。明日菜達はUFOキャッチャーを切り上げて、他のゲームのに熱中しているだろう紗南達を探すべく店内を回っていた。
そして、ようやく見つけた二人は何故か知らないが、疲弊しきった顔でガンシューティングに取り組んでいる。
ミサカの方はげんなりとした表情でリズムよくトリガーを引いている。
それとは対照的に、紗南の方は顔を赤くして、一心不乱にトリガーをカチカチしている。
正直、ドン引きだった。
そして、ようやく見つけた二人は何故か知らないが、疲弊しきった顔でガンシューティングに取り組んでいる。
ミサカの方はげんなりとした表情でリズムよくトリガーを引いている。
それとは対照的に、紗南の方は顔を赤くして、一心不乱にトリガーをカチカチしている。
正直、ドン引きだった。
「勝つ……勝つ……ゲーマーとして、初心者に負けるのは、NG……勝つ、勝つ……」
どうやら、ガンシューティングの点数を競い合っているらしいが、紗南が劣勢だという。
ゲーマーと称する彼女のことだ、意地があるのだろう。
それは明日菜達からすると全くわからないものだが、まあ気にしていたら負けだ。
日常、非日常に関わらず、誰にだって絶対に譲れないものを持っている。
例えば、神楽坂明日菜であれば、日常であったり。
例えば、南条光であれば、正義の味方であったり。
ゲーマーと称する彼女のことだ、意地があるのだろう。
それは明日菜達からすると全くわからないものだが、まあ気にしていたら負けだ。
日常、非日常に関わらず、誰にだって絶対に譲れないものを持っている。
例えば、神楽坂明日菜であれば、日常であったり。
例えば、南条光であれば、正義の味方であったり。
「あ~~~~~っ!!! また負けたぁ~~~~~~!!!」
「正直、もう遠慮したいのですが、とミサカはげっそりとした顔で銃を置きます」
「正直、もう遠慮したいのですが、とミサカはげっそりとした顔で銃を置きます」
聖杯戦争はそんな譲れないものを懸けて殺し合う。殺し合わなければならない。
もしも、彼女達がマスターであったら、どれだけ仲良くなろうとも最終的には争うのだ。
もしも、彼女達がマスターであったら、どれだけ仲良くなろうとも最終的には争うのだ。
「…………次は絶対に勝つから」
「その時はまたよろしくお願いします、とミサカは頭を深々と下げて返答します」
「今度は負けないからね、初心者だからといって手加減はなしっ! んじゃ、アスナさん達も来たことだし、今日はお開きってことで。
時間も遅いしねー。最後にプリでも取って帰ろうかー」
「その時はまたよろしくお願いします、とミサカは頭を深々と下げて返答します」
「今度は負けないからね、初心者だからといって手加減はなしっ! んじゃ、アスナさん達も来たことだし、今日はお開きってことで。
時間も遅いしねー。最後にプリでも取って帰ろうかー」
こんな思い出を作っても、いつかは置いていく。
その事実は薄く降り積もり、動けなくなるまでに払わなくてはならない。
どれだけ素晴らしい日常であろうと、一週間で消えてしまうものだから。
その事実は薄く降り積もり、動けなくなるまでに払わなくてはならない。
どれだけ素晴らしい日常であろうと、一週間で消えてしまうものだから。
【C-9/ゲームセンター/一日目 夜】
【南条光@アイドルマスターシンデレラガールズ】
[状態]健康
[令呪]残り三画
[装備]なし
[道具]学校鞄(中身は勉強道具一式)、思い出のプリクラ
[金銭状況]それなり(光が所持していた金銭に加え、ライダーが稼いできた日銭が含まれている)
[思考・状況]
基本行動方針:打倒聖杯!
0.――――日常を護る。
1.聖杯戦争を止めるために動く。しかし、その為に動いた結果、何かを失うことへの恐れ。
2.無関係な人を巻き込みたくない、特にミサカ。
[備考]
C-9にある邸宅に一人暮らし。
[状態]健康
[令呪]残り三画
[装備]なし
[道具]学校鞄(中身は勉強道具一式)、思い出のプリクラ
[金銭状況]それなり(光が所持していた金銭に加え、ライダーが稼いできた日銭が含まれている)
[思考・状況]
基本行動方針:打倒聖杯!
0.――――日常を護る。
1.聖杯戦争を止めるために動く。しかし、その為に動いた結果、何かを失うことへの恐れ。
2.無関係な人を巻き込みたくない、特にミサカ。
[備考]
C-9にある邸宅に一人暮らし。
【ライダー(ニコラ・テスラ)@黄雷のガクトゥーン ~What a shining braves~】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]メモ帳、ペン、スマートフォン 、ルーザーから渡されたチャットのアドレス
[思考・状況]
基本行動方針:聖杯を破壊し、マスター(南条光)を元いた世界に帰す。
1.マスターを守護する。
2.負のサーヴァント(球磨川禊)に微かな期待と程々の警戒。
3.負のサーヴァント(球磨川禊)のチャットルームに顔を出してみる。
[備考]
一日目深夜にC-9全域を索敵していました。少なくとも一日目深夜の間にC-9にサーヴァントの気配を持った者はいませんでした。
主従同士で会う約束をライダー(ガン・フォール)と交わしました。連絡先を渡しました。
個人でスマホを持ってます。機関技術のスキルにより礼装化してあります。
[状態]健康
[装備]なし
[道具]メモ帳、ペン、スマートフォン 、ルーザーから渡されたチャットのアドレス
[思考・状況]
基本行動方針:聖杯を破壊し、マスター(南条光)を元いた世界に帰す。
1.マスターを守護する。
2.負のサーヴァント(球磨川禊)に微かな期待と程々の警戒。
3.負のサーヴァント(球磨川禊)のチャットルームに顔を出してみる。
[備考]
一日目深夜にC-9全域を索敵していました。少なくとも一日目深夜の間にC-9にサーヴァントの気配を持った者はいませんでした。
主従同士で会う約束をライダー(ガン・フォール)と交わしました。連絡先を渡しました。
個人でスマホを持ってます。機関技術のスキルにより礼装化してあります。
【神楽坂明日菜@魔法先生ネギま!(アニメ)】
[状態]健康
[令呪]残り3画
[装備]学園の制服
[道具]学校鞄(授業の用意が入っている)、死んだパクティオーカード、スマートフォン 、思い出のプリクラ
[金銭状況]それなり
[思考・状況]
基本行動方針:死にたくない
1.皆がいる麻帆良学園に帰りたい。
2.でもだからって、そのために人を殺しちゃうと……
3.――助けて。
[備考]
大きめの住宅が居住地として割り当てられました
そこで1人暮らしをしています
鈴音の工房を認識しているかどうかは後続の書き手にお任せします
スマートフォンの扱いに慣れていません(電話がなんとかできる程度)
[状態]健康
[令呪]残り3画
[装備]学園の制服
[道具]学校鞄(授業の用意が入っている)、死んだパクティオーカード、スマートフォン 、思い出のプリクラ
[金銭状況]それなり
[思考・状況]
基本行動方針:死にたくない
1.皆がいる麻帆良学園に帰りたい。
2.でもだからって、そのために人を殺しちゃうと……
3.――助けて。
[備考]
大きめの住宅が居住地として割り当てられました
そこで1人暮らしをしています
鈴音の工房を認識しているかどうかは後続の書き手にお任せします
スマートフォンの扱いに慣れていません(電話がなんとかできる程度)
【キャスター(超鈴音)@魔法先生ネギま!】
[状態]霊体
[装備]改良強化服、ステルス迷彩付きコート
[道具]時空跳躍弾(数発)
[思考・状況]
基本行動方針:願いを叶える
1. ネギが死んだことを認めるしかない。それによる若干の鬱屈。
2.明日菜が優勝への決意を固めるまで、とりあえず待つ
3.それまでは防衛が中心になるが、出来ることは何でもしておく
[備考]
ある程度の金を元の世界で稼いでいたこともあり、1日目が始まるまでは主に超が稼いでいました
無人偵察機を飛ばしています。どこへ向かったかは後続の方にお任せします
レプリカ(エレクトロゾルダート)と交戦、その正体と実力、攻性防禦の仕組みをある程度理解しています
強化服を改良して電撃を飛び道具として飛ばす機能とシールドを張って敵の攻撃を受け止める機能を追加しました
B-6/神楽坂明日菜の家の真下の地下水道の広場に工房を構えています
工房にT-ANK-α3改が数体待機しています
チャットルームへと誘われましたが、球磨川の気持ち悪さから乗り気ではありません。
[状態]霊体
[装備]改良強化服、ステルス迷彩付きコート
[道具]時空跳躍弾(数発)
[思考・状況]
基本行動方針:願いを叶える
1. ネギが死んだことを認めるしかない。それによる若干の鬱屈。
2.明日菜が優勝への決意を固めるまで、とりあえず待つ
3.それまでは防衛が中心になるが、出来ることは何でもしておく
[備考]
ある程度の金を元の世界で稼いでいたこともあり、1日目が始まるまでは主に超が稼いでいました
無人偵察機を飛ばしています。どこへ向かったかは後続の方にお任せします
レプリカ(エレクトロゾルダート)と交戦、その正体と実力、攻性防禦の仕組みをある程度理解しています
強化服を改良して電撃を飛び道具として飛ばす機能とシールドを張って敵の攻撃を受け止める機能を追加しました
B-6/神楽坂明日菜の家の真下の地下水道の広場に工房を構えています
工房にT-ANK-α3改が数体待機しています
チャットルームへと誘われましたが、球磨川の気持ち悪さから乗り気ではありません。
【御坂妹@とある魔術の禁書目録】
[状態]健康
[令呪]残り3画
[装備]学園の制服、専用のゴーグル
[道具]学校鞄(授業の用意と小型の拳銃が入っている) 、思い出のプリクラ
[金銭状況]普通(マンションで一人暮らしができる程度)
[思考・状況]
基本行動方針:元の世界へ生還する
1.協力者を探します、とミサカは今後の方針を示します
2.そのために周辺の主従の情報を得る、とミサカはゾルダートを偵察に出します
3.偵察に行ったゾルダート達が無事に帰ってくるといいのですが、とミサカは心配になります
4.学園で体育の着替えを利用してマスターを探ろうか?とミサカは思案します
5.光を巻き込みたくない、けれど――とミサカは親友に複雑な思いを抱いています
[備考]
自宅にはゴーグルと、クローゼット内にサブマシンガンや鋼鉄破りなどの銃器があります
衣服は御坂美琴の趣味に合ったものが割り当てられました
ペンダントの購入に大金(少なくとも数万円)を使いました
自宅で黒猫を飼っています
[状態]健康
[令呪]残り3画
[装備]学園の制服、専用のゴーグル
[道具]学校鞄(授業の用意と小型の拳銃が入っている) 、思い出のプリクラ
[金銭状況]普通(マンションで一人暮らしができる程度)
[思考・状況]
基本行動方針:元の世界へ生還する
1.協力者を探します、とミサカは今後の方針を示します
2.そのために周辺の主従の情報を得る、とミサカはゾルダートを偵察に出します
3.偵察に行ったゾルダート達が無事に帰ってくるといいのですが、とミサカは心配になります
4.学園で体育の着替えを利用してマスターを探ろうか?とミサカは思案します
5.光を巻き込みたくない、けれど――とミサカは親友に複雑な思いを抱いています
[備考]
自宅にはゴーグルと、クローゼット内にサブマシンガンや鋼鉄破りなどの銃器があります
衣服は御坂美琴の趣味に合ったものが割り当てられました
ペンダントの購入に大金(少なくとも数万円)を使いました
自宅で黒猫を飼っています
【レプリカ(エレクトロゾルダート)@アカツキ電光戦記】
[状態](13号~20号)、健康、無我
[装備]電光被服
[道具]電光機関、数字のペンダント
[思考・状況]
基本行動方針:ミサカに一万年の栄光を!
1.ミサカに従う
2.ミサカの元に残り、護衛する
[備考]
[状態](13号~20号)、健康、無我
[装備]電光被服
[道具]電光機関、数字のペンダント
[思考・状況]
基本行動方針:ミサカに一万年の栄光を!
1.ミサカに従う
2.ミサカの元に残り、護衛する
[備考]
| BACK | NEXT | |
| 048:遺児 | 投下順 | 050:それは終わりの円舞曲 |
| 048:遺児 | 時系列順 | 050:それは終わりの円舞曲 |
| BACK | 登場キャラ | NEXT |
| 045:去りゆく者への称え歌 | 南条光 | 052:そしてあなたの果てるまで(前編) 052:そしてあなたの果てるまで(後編) |
| ライダー(ニコラ・テスラ) | ||
| 036:日常フラグメント | 神楽坂明日菜 | 057:戦の真は千の信に顕現する |
| キャスター(超鈴音) | 054:前川みく抹殺計画 | |
| 御坂妹 | 057:戦の真は千の信に顕現する | |
| レプリカ(エレクトロゾルダート) |