概要
バケルノ小学校ヒュードロ組は、児童文学作家の柏葉幸子が創作し、NHKのEテレで放送された日本の教育人形劇である。2001年のオリジナルシリーズであるバケルノ小学校物語の続編である。もともとは2003年から2006年にかけて放送され、39話が放送され、2シーズンがあった。設定とキャラクターは日本の民間伝承に基づいており、シリーズは主に子供たちにコミュニケーションの大切さを教えることに焦点を当てていた。このシリーズは、ノビロという普通の人間の小学2年生の少年が、両親が仕事でアフリカに渡らなければならなくなり、オテング(夫)、メテング(妻)、コテング(赤ん坊の娘)という天狗一家と一緒に暮らすことになるという物語で、彼らは「オバケハイツ」というアパートの30階に住んでおり、のびろは同じアパートの最上階にある「バケるの小学校」に通っている。彼は学校で、サンタ(カッパ)、ミコ(化け猫)、ビャッコ(キツネ)、雪ん子兄弟(双子のイエティ)、マッシュ(幽霊のキノコ)など、それぞれに特別な力を持つさまざまな日本の神話上のモンスター(妖怪)と友達になる。また、校長のぶんぶく胡蝶(超能力を持つ年老いたタヌキ)、お菊氷堂(怒ると鬼のような顔に姿を変える幽霊の先生)、のぺら(カンフーの達人であるのっぺら坊のシェフ)とも友達になる。
コンテンツの発見情報
あらすじ、エピソードリスト、キャスト、そしてネット上にアップロードされたいくつかのエピソード以外、この番組についてはあまり知られていない。他に入手できる情報は、番組の女優の一人が久村栄子(メテング役)であること、エピソードの長さが15分であること、ブラジルで2006年に放映されたこと、低品質のスクリーンショットが2枚あることくらいだ。また、この番組にはポルトガル語吹き替え、英語吹き替え、シンハラ語吹き替えの3つの吹き替えがあることもわかっている。2017年から2023年にかけて、The Lost Media Wikiのユーザーが次々とエピソードを発見したが、依然として幾つかのエピソードは発見されておらず、NHKの権利者申し立て削除によって幾つかのエピソードが削除されたりしている。
エピソード名 | 放送日 | 発見状態 |
だいすきバケルノ小学校 | 2003年4月8日 | NHKアーカイブで一部発見 |
メテングたまごをうむ | 2003年4月22日 | ポルトガル語版のみ |
ミーコとびゃっこのばけくらべ | 2003年5月13日 | 未発見 |
オキク先生が起こらない? | 2003年5月27日 | あり |
コテングたんじょう | 2003年6月10日 | シンハラ語版のみ |
夜のバケビニ | 2003年6月24日 | シンハラ語版のみ |
ノビローの工作 | 2003年8月26日 | シンハラ語版のみ |
あかずのトイレ | 2003年9月16日 | シンハラ語版のみ |
かわいい妹 | 2003年9月30日 | シンハラ語版のみ |
まよなかのうんどうかい | 2003年10月14日 | シンハラ語版のみ |
ふしぎな色えんぴつ | 2003年10月28日 | 未発見 |
おせっかいばあや | 2003年11月11日 | シンハラ語版のみ |
ヒュードロ組のシンデレラ | 2003年11月25日 | シンハラ語版のみ |
メディアギャラリー


外部リンク
- https://archive.org/details/bakeruno-shogakko-monogatari_202312
- https://japaneseclass.jp/trends/about/%E3%83%90%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%8E%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1_%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AD%E7%B5%84
- Monster School (partially found Japanese puppet TV series; 2003)