概要
『トキメキソーラーくるまによん』は1992年3月7日に公開された、『ドラえもん』の短編アニメ映画。上映時間は約4分。
劇場版第13作『ドラえもん のび太と雲の王国』及び『21エモン 宇宙いけ!裸足のプリンセス』と同時公開された。
監督は後に『あたしンち』を手掛けるやすみ哲夫。主題歌はサザンオールスターズの原由子が歌う『星のハーモニー』と『東京ラブコール』。
劇場版第13作『ドラえもん のび太と雲の王国』及び『21エモン 宇宙いけ!裸足のプリンセス』と同時公開された。
監督は後に『あたしンち』を手掛けるやすみ哲夫。主題歌はサザンオールスターズの原由子が歌う『星のハーモニー』と『東京ラブコール』。
音楽に合わせて車の歴史を紹介するミュージカル風の作品で、セリフはない。メインキャラはドラえもん・のび太・ジャイアン・スネ夫・ドラミ(静香は未登場)で、『オバケのQ太郎』・『パーマン』・『21エモン』等、他の藤子作品のキャラクターもゲスト出演した(予告CMにはQ太郎・ドロンパ・P子・パーマン1号・パーマン2号・ゴンスケが映っている)。
ストーリーの詳細は不明だが、スチール写真や予告CMからは馬・恐竜・一輪車・風で動く車・ゼンマイ車に乗るドラえもんたちが確認できる。また終盤にはドラえもんを模したソーラーカー「ソラえもん号」(後述)が登場する。ソラえもん号の登場パートは実写だったとする情報もあるが真偽不明。
ちなみにallcinemaサイト上の当該映画の項目では、エコロジーのシンボルとして序盤と終盤に実写でソラえもん号の稼働している様子があり、アニメパートでは車の歴史を描写していると表記。
1992年4月20日発行の『映画アニメ ドラえもん のび太と雲の王国』(コロコロコミックデラックス)に全編のスチールカットがカラーで載っているという情報がある。
発見状況
『ドラえもん』の劇場公開作品で唯一ソフト化されたことが無く、幻の映画となっている。使用楽曲の権利問題がクリアできないのではないかと噂されているが真相は不明。『決定版 ドラえもん大事典』や『ぼくドラえもん 06』といった公式書籍で普通に紹介されているので、黒歴史にはなっていないと思われる。
神保町シアターで2010年から5年おきに開催されている「ドラえもん映画祭」で、2015年と2020年に上映されたことがわかっている。2015年は『のび太と雲の王国』『21エモン 宇宙いけ!裸足のプリンセス』との併映、2020年は併映作プログラムC内の一作として、2回とも会期中に追加発表される形で(*1)上映された。現状『くるまによん』を観られる可能性がこの「ドラえもん映画祭」を除けば殆どないため、2025年の開催時も期待をかけられたが上映されずに終わった。以上のことから完全な封印作品とまでは言えないものの、観るには5年に一度来るか来ないかの上映機会を待つしかないという状態になっている。
2025年現在、発見されている映像は公開当時TV放送されていた45秒の予告CMのみ。なお主題歌の『星のハーモニー』及び『東京ラブコール』は1991年6月1日に発売されたCD「MOTHER」に収録。
ソラえもん号について
終盤に登場したソーラーカー「ソラえもん号」は実車も製作されている。大阪の有限会社「柴紋」の手によるもので、1992年に完成。マントを纏ったドラえもんが腹ばいになった姿をしており、マントに太陽電池が、手足にタイヤが組み込まれている。目の表情を変えられる・尻尾が後部確認カメラになっているなど他にも様々な機能を持つ。
オーストラリアの「ワールド・ソーラー・チャレンジ」等、国内外の様々なソーラーカーレースに出場。引退した現在は石川県小松市の日本自動車博物館に展示されている。
オーストラリアの「ワールド・ソーラー・チャレンジ」等、国内外の様々なソーラーカーレースに出場。引退した現在は石川県小松市の日本自動車博物館に展示されている。
プロモーション用の短編実写映画『太陽はともだち がんばれ!ソラえもん号』も制作され、1993年3月6日に『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』の併映作として公開された。こちらは1996年に『ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!』と合わせてVHSが発売されたが、以降ソフト化されていないためロストメディア化が危ぶまれる。
『太陽はともだち がんばれ!ソラえもん号』も「ドラえもん映画祭」で2015年と2020年に追加上映されている。
メディアギャラリー

予告CM
主題歌1『星のハーモニー』
主題歌2『東京ラブコール』
関連リンク
▪ The Lost Media Wiki :Doraemon: In A Thrilling Solar Car (partially found anime short film; 1992) (英語) 広告や絵コンテの画像が見られる。
▪ ドラえもんまとめサイト:トキメキソーラーくるまによん アニメと実写に分かれていたとの記述あり。
▪ allcinema:トキメキソーラーくるまによん アニメと実写に分かれていたとより詳しい記述あり。