睦月賞ノミネートについて(271年度に書いたものに一部修正込み)
あくまで現時点での基準であり、今後の球界情勢やその他の事情で変わる可能性はあるのでご了承ください。
1.防御率
このノミネートにおいて最も重視されるのはこの防御率と次に書く完投数です。この2項目は足切りがあります。
防御率は基本1点台以内が基準で2点を超えると基本的には足切りされます。
しかし、打高のシーズンだった場合は2点台でも完投や奪三振でリーグトップクラスの成績を残した場合ノミネートの可能性はあります。ですがこれは「打高のシーズン」の場合です。基本1点台以内が基準です。
2.完投数
防御率と並んで最重要視されるのはこの完投数です。年間通して1回もない場合どれほど他で好成績を残しても足切りとなってしまいます。
222年度のアプデ以降球界で完投数が増えた影響により、「4完投」はノミネートに必須なのが現状です。
※睦月賞受賞者の平均完投数
205-221年度:6.7完投
222-269年度:9.6完投
3.奪三振
この奪三振は何より選手の能力が問われる項目です。(勝利/勝率はさておき、防御率も味方の守備に左右される面がある)上記2つほどではないですが重要な項目です。多ければ多いほど良いです。(そらどの項目もそうだが)
この1-3がすべて基準値を満たしていれば高い確率でノミネートされると思います。
登板試合数 - 22試合以上
完投試合数 - 4試合以上
勝利数 - 14勝以上
勝率 - 6割以上
投球回数 - 180イニング以上
奪三振 - 200個以上
防御率 - 1.50以下 が基準である
4.投球回
以前は、「完投が多いならイニングも自ずと多いだろう」という考えがあったため軽視されていましたが、現状上記3つほどではないですが重要視されている項目です。
例:159年度の涌井秀章選手は 7勝 勝率.368 210.2回 12完投 196奪三振 防御率1.84 と勝ち星や勝率に恵まれなかったものの先発投手として歴代最多の210.2回を投げたという点を見てノミネートされた。
5.勝利/勝率
正直な事を言えば、この2項目は現在軽視されている項目です。この2項目が一くくりにされていることからもそれが窺えるかもしれません。
理由としてはこの2項目は投手の実力よりチーム力に大きく依存するからです。
同じくらいの成績ならここで上回ったほうがノミネートされますが、他が今一つでもこれの多さが理由でノミネートということは現時点ではないというのが実情です。
6.相対評価
ここまでは個人個人の残した成績についての項目ですが、この相対評価というのも重要なファクターです。
この睦月賞は、その年で最も優れた先発完投型の投手を表彰する趣旨で開催しています。(NPBでいうところの沢村賞ですね。)
例えとして、受賞基準の全項目を達成した投手がいてその投手をA選手としましょう。
このA選手のように非常に傑出した選手がいた場合、どの項目も優秀だがAには及ばない選手(仮にBとします)より、総合的に見るとBには劣っても、一部の項目でAを上回るないし匹敵する成績を残したCの方がノミネートされる可能性は上がります。
上記の例のように、自分が残した成績と同じくらいにライバルの残した成績というのもノミネートには大きく関わってきます。
各項目について、私は以上のような考え・基準を持って年間2-4名のノミネート選手を決めています。
その後、皆様の投票結果を経て各年の睦月賞受賞者が決定されます。
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