ナオミ・サミュエルは、会社員である。
見た目が派手な美人で、身長170cmほどの長身で凹凸の激しい体型。ただし、
榛有希の目から見れば「頑張りすぎていて、ケバい」。
勤務先の「サムウェイナームズ」は
USNAの新興軍需企業であり元々は狩猟銃メーカー。「パワードスーツ」を主力商品としている。
ところが、
トーラス・シルバーが所属する
フォア・リーブス・テクノロジーが発売した
飛行魔法デバイスを
USNA連邦軍が大量購入し、それを元に
魔法師用飛行装甲服「スラストスーツ」を開発したため、業績に影響を受けている。
そこに
七賢人を名乗る人物から「
トーラス・シルバーの正体は
司波達也だ」との密告があり、ナオミ・サミュエルはあわよくば
司波達也を始末し、
フォア・リーブス・テクノロジーの開発能力を削ぐすることを目的に日本駐在員事務所を設立し、エージェントとして来日した。
「サムウェイナームズ」オーナーの姪であり、オーナーの一族である。
国防軍の
多中少佐に、口から出まかせで「
パラサイドール実験を妨害した『
摩醯首羅』の正体は
司波達也である」と吹き込み、『偽情報』によって多中少佐の一味をけしかけ、
司波達也を殺させようと画策した。
情報源は不明ながら
国防軍の機密であるはずの
仲間杏奈の存在を知っており、多中に
仲間杏奈を従卒として引き抜くことを提案した。
この
司波達也暗殺計画は、ほどなくして
黒羽家の知るところとなり、
黒羽文弥は、個人的な部下である
榛有希に
多中少佐の一味ごと「処理」を命じた。
六本木にある「サムウェイナームズ」日本駐在員事務所で働いており、勤務時間終了後は、六本木にある外国人が多く集まるプール・バーに入り浸っている。ナオミ・サミュエルには厳重な護衛が付いているが、プール・バーの中にまでは入ってこない。
このプール・バーの奥の区画には「賭場」があり、ナオミ・サミュエルはそこの常連。
榛有希と
鰐塚は「ギャンブル依存症」なのではないかと推測している。
2096年10月19日、
榛有希は変装してプール・バーの「賭場」に潜入。そこで発生した騒ぎに乗じて「将棋倒し」を起こし、ナオミ・サミュエルごと倒れ込んだついでに「身体強化」の異能で首を圧し折り、殺害。
登場巻数
司波達也暗殺計画(
魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画 3)
コメント
人物 会社員 女性 非魔法師
最終更新:2024年04月17日 21:06