カードプールと環境


本サービス開始から終了まで約8ヶ月。
どのカード、どんなデッキが強かったのか?


最初期 〜二極化

2018年4月〜5月は「風属性幻属性水属性で三強」と言われていた。

  • 風属性は《雲乗りホプホブ》レアリティがシルバーだった点が、文字通りの「追い風」となり大流行。
    • レジェンド不要でパワー70000超えを実現できる。主人公格のキャラクターが使う属性だったこともあり、初心者から上級者まで幅広い層に使われていた。
  • 配信開始直後のカードパワーはそれほど強くなかったが、配信直後のイベント報酬カードが強力で、爆発的に流行する。
    • 《Chouchou アリム》の汎用性の高さは特筆もの。代替カードがなく復刻・再販も遅れたため、のちに新規/古参間の「格差」問題が起こる。
  • 後攻を取って《ルルドの貴婦人》で相手のパワー上昇値を無効にする「切り札」も完備。
    • 無効化スキルが隠密状態で弾かれる幻属性には一歩ゆずるが、それ以外の属性に対しては互角以上。
その他の属性
  • 地属性は、配信開始の時点ではドロップを増やす効率が高くなかったため苦戦。
  • 雷属性は、先攻を取ってダメージ系スキルをバラまくのが強さの属性だが、肝心のダメージ系スキルの期待値が低く苦戦。
    • 《竜媛皇珠 小玲》の驚異的なパワー上昇は、この頃から「最終兵器」として認知されてはいた。
  • 火属性は、カードのデザイン傾向と属性の得意分野が噛み合っておらず苦戦。6属性中、最弱とされた。
    • ダメージや強制送還など、敵陣に影響を及ぼすカードは全体的に基礎パワーが低く調整されている。
    • 火属性の得意分野は送還なので、特に風属性との相性が最悪。敵陣の合計パワーで【C】位置の構成比を極端に高くされてしまうと、それだけで手詰まりになることが多かった。


幻属性の躍進

「上位3属性、下位3属性」という二極化した勢力図は、討伐イベント実装後の2018年5月、大きく塗り替えられた。
ここでは2018年5月〜6月頃までのカードプールを振り返る。

  • カードプールに目立った変化はあまりない。
    • ただ、課金額が大きい上位プレイヤーは積極的に所持カードの覚醒を進めており、《黒天太陽竜〜》の攻撃が全弾直撃しても揺るがない数値を「覚醒させたモンスターによるパワーの掛け算」で作り出す、という戦略/戦術も散見された。
  • この属性の特長である、パワーを【C】位置に集める単騎戦術が相変わらずの強さ。
  • 幻属性への対策は比較的やりやすい属性。
  • ドロップ値を大きく増加(+4)するカードも追加された。勝負が少しでももつれると、文字通り、揺るがぬ壁が出来上がる。




最終更新:2019年10月12日 07:37