Regenbog
“虹翔る竜”レーゲンボーク
- 首都
- ドラヘブルク
- 統治
- 騎士団長の統治
- 首長
- ローラン騎士団長ギュンター16世
- 宗教
- 光の陣営神、竜崇拝
- 言語
- 共通語、ロラーナ語
- 人口
- 750万人(主にヒューリン、ドゥアン、ネヴァーフ)
旧ロラーナ二重王国の竜騎士たちが立て籠もった砦が今のドラヘブルク城であると言われる。険しい山々の連なる竜頭半島を統治する。
百神争乱の時代、野心に負け扉を開いた“堕ちた騎士”コンラートのためにロラーナは両王都とも壊滅的被害を受けた。コンラートを打ち倒したのが、初代騎士団長ローランだった。彼はその後王国を建て直し、国王に推挙されるほどであったが、これを辞退。コンラートの支持者に暗殺されて生涯を閉じる。彼の遺言で国は騎士団長が統治し、いかなる腐敗も許さない高潔な精神を保ち続けてきた。「過ちを犯す者はファーヴニルを裏切るものである」ともいわれ、騎士団長になるものは、必ず竜騎士となることが義務付けられている。その上で引継ぎのときに「野心に負ける者は竜の信頼を失う」という誓いも立てるため、なかなか厳しい事情と成っている。歴代の騎士団長の中には、誠実さを固く守るために生涯独身で終える者も少なくない。
百神争乱の時代、野心に負け扉を開いた“堕ちた騎士”コンラートのためにロラーナは両王都とも壊滅的被害を受けた。コンラートを打ち倒したのが、初代騎士団長ローランだった。彼はその後王国を建て直し、国王に推挙されるほどであったが、これを辞退。コンラートの支持者に暗殺されて生涯を閉じる。彼の遺言で国は騎士団長が統治し、いかなる腐敗も許さない高潔な精神を保ち続けてきた。「過ちを犯す者はファーヴニルを裏切るものである」ともいわれ、騎士団長になるものは、必ず竜騎士となることが義務付けられている。その上で引継ぎのときに「野心に負ける者は竜の信頼を失う」という誓いも立てるため、なかなか厳しい事情と成っている。歴代の騎士団長の中には、誠実さを固く守るために生涯独身で終える者も少なくない。
悩みの種といえば、守護神ファーヴニルが封印されたせいで、竜騎士の数が減っていることである(長年、実力のある騎士が家よりも国を残した結果、騎士の担い手が減ったという説もある)。そのためここ数十年は熟練の冒険者にも竜騎士の修行を解放し、一人でも多くの竜騎士を生み出そうとしている。しかし、古代竜の住まう真龍山脈に分け入るのは困難で、年に何人も帰ってこない者が出ている。
ローランの冠する“虹”は、真龍山脈の谷間にかかる虹を、“竜”は山の主たる竜をうけてのことである。
国旗は紫に銀色の右を向いて雄々しく立つ竜の姿である。
ローランの冠する“虹”は、真龍山脈の谷間にかかる虹を、“竜”は山の主たる竜をうけてのことである。
国旗は紫に銀色の右を向いて雄々しく立つ竜の姿である。
隣国ショアベルツの独立も承認し友好的な交易を続けている。今のところ、レーゲンボークの特産は貝皿だ。ペルレブルク周辺の湖では、巨大な白い貝が自生していた。それを養殖することに成功し、その貝殻から美しい白い皿をつくっているのである。また酒木からでるアルコールも有名である。竜酒とも呼ばれ、高額で取引されている。特にネヴァーフに好まれ、多少高かろうと、何とかして手に入れようとするネヴァーフは大陸で数知れない。
代わりに寒冷なレーゲンボークは食料などを輸入する。本来ならば十分自活できるのだが、最近はモンスターの跳梁、妖魔による食物の略奪が激しく、満足に収穫ができていない。騎士団も総出で各地の妖魔を退治して回るが、とても手が回っていない。特に、そうして現れるのがゴブリンなど強くはないが数が多くて困るものだと、竜騎士たちも腹が立ちます。なにせ、彼らの巣窟となっているのは、廃都となったロレイサ。本当ならば攻めて行きたいくらいなのに、護るだけで手一杯。歯がゆい状態に、ロレイサはショアベルツを通して冒険者を大量に募集中である。
代わりに寒冷なレーゲンボークは食料などを輸入する。本来ならば十分自活できるのだが、最近はモンスターの跳梁、妖魔による食物の略奪が激しく、満足に収穫ができていない。騎士団も総出で各地の妖魔を退治して回るが、とても手が回っていない。特に、そうして現れるのがゴブリンなど強くはないが数が多くて困るものだと、竜騎士たちも腹が立ちます。なにせ、彼らの巣窟となっているのは、廃都となったロレイサ。本当ならば攻めて行きたいくらいなのに、護るだけで手一杯。歯がゆい状態に、ロレイサはショアベルツを通して冒険者を大量に募集中である。