屠カゲ

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kirishima

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屠カゲ(とかげ)

一番得をしたのは七衣への貢献により好物のクッキーを三枚もらった屠カゲであった。
──#26 20██年07月闇オークション摘発


画像:██公園で発見された屠カゲ。直後逃走した。

基本情報

仮想全高 5~30cm
仮想質量 1~10g
存在規模 一号級
穢装等級 等級Ⅰ

ステータス

存在強度 - / 祓滅は可能だが、後述の能力により攻性祭具による祓滅事例がない。
疑似知覚 A / 人間程度の五感に加え、未来予知に近い危機感知能力を持つ。
穢装出力 F / 爬虫類アレルギーのある人は触ると少しかぶれる。
空間機動力 C / トカゲ程度の速度でちょろちょろと走り回る。
知能 小動物程度の知能がある。また、人語を理解する個体も見られる。

概要

半透明なトカゲの姿をした界異。物陰やスキマなど、他者から見つからなさそうな場所で暮らしている。無害。
非常に憶病な性格で、滅多に人間の元に姿を現さない。
食事を屠カゲ用に置いておくと、控えめな食事の跡だけ残っていることがある。

「屠カゲの死っぽ切り」と呼ばれる特殊能力を有する。恐ろしい能力名に対し、内容はあまり怖いものではない。
危険を感じると穢れでできた自身の肉体の複製を出し、その複製にダメージを肩代わりさせる能力である。その間に自分は逃げる。
また、この穢れは単純な物質化した無害な瘴気であり、特に加工などしなければ三日で消失する。

その非常に憶病な性質から、縁起にするためには相当界異から好かれやすい性質が求められる。また、根気よく餌付けするという手段もある。
縁起として憑いてくれた場合には「屠カゲの死っぽ切り」を契約者にも使用してくれるようになるため、契約者は「自身の死の偽装」という大掛かりなことが可能となる。

推奨対処法

無害なので放っておくといい。
気になるようなら手でシッシッとすると怖がって去っていく。
また、能力によりそもそも祓滅が難しく、「屠カゲの死っぽ切り」の影響上、今まで境界対策課が見つけた屠カゲの死体と思われるものは全て分身であった。

発生場所

物陰や森林で稀に見かけることができる。目を凝らしてよく探してみよう。

関連ページ

随時追加予定...

権利情報

権利者 霧島明
コンタクト先 Twitter:https://twitter.com/museum1127
他作品での使用範囲 自由にご使用ください。縁起としての使用も可。
登場作品 『20██年07月闇オークション摘発(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22003542)』
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