アッキピテル/北占天(あっきぴてる/きたうら・てん)

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kirishima

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アッキピテル/北占天(あっきぴてる/きたうら・てん)

おわかりだろう、いくら見た目がちんちくりんでも、身も心もまともではないのである。悪い意味で。
時に気が昂れば、彼の中の畜生が顔を出す。
──『Accipiter[アッキピテル]』より

使用メーカー:趣味丸出しメーカー

基本情報

所属 警視庁公安部神祭課
誕生日 4月22日
血液型 A型
性別 男性
身長 135cm
体重 28kg
好きなもの 賞賛、高みを目指すこと、鶏肉
嫌いなもの 同世代の人間、自分より強い存在
天敵・弱点 閉所、嫉妬心、自己顕示欲

ステータス

身体強度 通常:B+ 有事:A+ ※2
霊体強度 B
加護 瘴気出力 A
被呪耐性 -(F+) ※2
祭具運用 A
※1:元呪詛犯罪者であるため、「加護出力」を「瘴気出力」にて対応しています。
※2:「使用祭具・儀式技術」の項目で解説。

概要

警視庁公安部神祭課に所属する警察官。かつ天鍛八剣の一つ『雲生』の剣士。
祓魔第[データ削除済]班の班員、北占冥の兄。「アッキピテル」はコードネームである。
身長135cmの一見小柄な少年だが、これは『雲生』の化身(つまり先代)が軽量化の術式の持ち主であったために、斬り伏せるにあたって術式効果で小さくされてしまったもの。術式を解かせる前に勢いで斬ってしまったため、生涯戻れぬ体となった。
「昔は190を超える勇姿があったんですよ!」とは本人の弁。

性格は自己中心的で上から目線、自尊心が高く嫉妬深い、権力を存分に振るうカス……なのだが、あんまり不快ではない。
たいていの罵倒や煽りがブーメランないし的外れなものであり、見た目のために悪辣な言動も子どもが威張っているようにしか見えない。
元は外面を良くしながら裏で悪の部分を振るう、周囲(特に目下)から相当恐れられた人物だったが、軽量化の際に精神・言動も一部退行しエグ味がカットされたようだ。
普段はどこか不器用な敬語口調で喋り、気が戦闘や怒りで昂った時のみかつての荒い口調に戻る。ただしその際にも愛らしい声であるため、そこまでドスはない(声優のこお○ぎさとみ氏に類似している)。

自身の戦闘能力について『雲生』を調伏したこともあって、並外れた自信とプライドを持つ。
小さくなっても身体能力は据え置き。空間把握能力に長ける。
剣士でありながら、『雲生』の能力によって最高速度マッハ5で飛行し、地上戦に加え空中戦を得意とする飛行剣士である。
普段は背中に小さい白い羽が浮いているが、飛行時は茶色の大型の羽に切り替わる。
通常は一刀で戦うが、十分に空間に余裕がある場合は二刀流へと変わることが多い。

経歴

航空自衛隊→境界対策課→呪詛犯罪者→神祭課という異色の経歴の持ち主。
祓魔師時代に同期から班長クラスが出たことで激しく嫉妬し、自分の能力を示すため『雲生』を追って無断脱退、呪詛犯罪にまで手を染めようやく『雲生』を得た経緯を持つ。
呪詛犯罪者時代の犯罪が黒不浄の持ち出しや戦闘機の盗難など、重くも人を殺傷しないものであったことと、本人が『雲生』を振るう場を欲していたことから、このまま呪詛犯にしておくよりはと神祭課にピックされた。

また、神祭課加入については神祭課を邪魔に見た上層部によって送り込まれたもので、何かしらトラブルを起こすと期待されていた。
が、アッキピテル自身の予想以上に神祭課への帰属心が強く、上層部との折り合いがあまり上手くいっていない様子。
上層部と本人のみ知ることとして、不定期に閉暗所に閉じ込められる罰を受けているらしい。

使用祭具・儀式技術

  • 収納高下駄
高下駄という扱いだが、実際は両足を覆う形の脚部防御祭具。
下記の理由によりアッキピテルの足は猛禽類と類似した形の異形となっており、床の損傷などを考えて装着している。
また、愛用する黒不浄二振りを横部に収納することもできる。

  • 天鍛八剣『雲生(うんしょう)』
アッキピテルが化身(先代の剣士)を倒し、所有することとなった天鍛八剣。
マッハ5での飛行能力と、それに合った動体視力を与える太刀型のエンシェント黒不浄。
マッハ5の飛行時の空気抵抗への策については自前で用意する必要があるが、アッキピテルはもう一振りの黒不浄「之獣」によってカバーしている。

  • 黒不浄『之獣(のけもの)』
祓魔師となった当初のアッキピテルが初めて祓滅した界異から鍛えさせた黒不浄。鍛冶師はこの界異が黒不浄に不向きであると言っていたものの、彼は聞く耳を持たなかった。
効果は「使用者の身体強度を高める」こと。
ただし、強力な瘴気を放っており、使用すればするほど肉体と霊体を六道「畜生道」の瘴気に侵食される。
アッキピテルは出世・戦果を求めてこの黒不浄の使用を繰り返したために、霊体が鳥類の界異へと変質しており、これ以上外部からの瘴気の影響を受けなくなった。
彼の魂もまた、生きながらに既に六道「畜生道」に墜ちている。
その結果────

境界異常『天叫(てんきょう)』

仮想全高 15m程度
仮想質量 不明
存在規模 四号級
穢装等級 等級Ⅲ

<ステータス>
存在強度 A / 巨大な様相に合った堅牢な羽毛の防御と、風圧・気圧に耐えうる身体を持つ。
疑似知覚 A- / 鳥類に類似した高い視覚能力。ただし、味覚などは落ちるようだ。
穢装出力 C / 攻撃用ではなく、風に乗るための霊力を噴出している。
空間機動力 A+ / 黒不浄『雲生』の能力によりマッハ5で飛行可能。高低も自在。
知能 変化前のアッキピテルと同様。
アッキピテルが黒不浄『之獣』の過去の多重なる使用により変質した界異。現在は一時的に変身できる形であるが、実質的な本体はこちらの境界異常の姿。
巨大な鷹の姿をした界異であり、術式などの搦め手は使用せず、シンプルな身体能力と速度で驚異的な戦闘力を発揮する。
使用時は『之獣』を体内に取り込み、大型化した『雲生』を嘴に加えた、ある意味ではボスエネミーのような姿と化す。
使用すれば強力な戦闘力を得られる反面、使用すればするほど戻るまでの時間が延びるようになっており、最終的には人間に戻れなくなると予測される。
また、すでに脚部は鳥類の状態から戻らなくなっている。

台詞

一人称
二人称 お前、○○(呼び捨て)
「誰がチビですか、お前みたいな若いのが頭が高いですよっ!北占先輩と呼びなさい!」
「まったく、こんなところまで助けにこなきゃならないなんて……手がかかる、です!早く強くなって、俺の手のかからないようにしなさいですよ!」
「ナメた真似してんじゃねえぞ、ゴミ界異がよぉ」
「……あまり強く野心を持ちすぎると、俺みたいになりますよ。俺は後悔はしてないですけど、お前はきっと後悔するですからね」

メタ的な使用用途

あまり立ち位置については考えていませんが、「主人公属性ではないサブキャラ、かつ主人公たちを助ける光属性のキャラクター」としてデザインしています。
空中戦を得意とするため、同じく空中戦を行う界異の対応時などにご使用ください。

関連ページ

所属する組織。

権利情報

権利者 霧島明
コンタクト先 Twitter:https://twitter.com/museum1127
他作品での使用範囲 IFであれば自由使用可能。それ以外では死亡、噛ませ表現を避けてくださると幸いです(希望の場合は権利者まで)。
R18作品での使用範囲 女性攻め・ふた攻め以外でしたらご自由にお使いください。
登場作品 『その敵、呪詛犯罪者。(https://www.pixiv.net/novel/series/11696691)』
※wikiページ⇒https://w.atwiki.jp/nandayo/pages/186.html
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