地下壺(ぢかつぼ)
出現時の計測器の反応から存在規模三号、穢装等級Ⅲの未登録の異界と判断。現世の生物では容姿はアンコウに酷似する。
未知の魚型界異の名称を「地下壺(ぢかつぼ)」と命名。──#3 事例:境界異常「地下壺事件」
基本情報
仮想全高 | 20~30m |
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仮想質量 | 150~200t |
存在規模 | 三号級 |
穢装等級 | 等級Ⅲ |
ステータス
存在強度 | B / ゴム状の分厚い穢れの皮膚に覆われている。 |
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疑似知覚 | A- / 上方向に対しては10kmまで検知可能。 |
穢装出力 | B / 人体には無害だが、土や鉱石を溶解する。 |
空間機動力 | D / 移動は鈍足だが、空中遊泳し上下移動に優れる。 |
知能 | 上位捕食種の魚類程度。 |
概要
巨大なアンコウの姿をした界異。地下深くに身を潜め、地上に白い風船の形をした疑似餌(ルアー)を展開し、人間や他界異を誘き寄せ捕食する。
捕食時の動きは目に留まらないほどの俊敏さを持つが、それ以外ではほとんど動かない。移動時の速度も鈍重である。
捕食時の動きは目に留まらないほどの俊敏さを持つが、それ以外ではほとんど動かない。移動時の速度も鈍重である。
この界異の厄介な点は「狩猟時以外は地上に姿を現さない」ことにあり、一度地下に潜られると大規模な掘削作業が必要になる点である。
また、待ち伏せ時・移動時に地下に設置されている水道などのインフラを穢れで溶解させ破壊するため、大規模な修復が必要となる。
また、待ち伏せ時・移動時に地下に設置されている水道などのインフラを穢れで溶解させ破壊するため、大規模な修復が必要となる。
地上に出ると空中を泳いで移動するが、その際には穢れによる周囲の破壊は観測されていない。
ただし、物理的な接触により木や建造物がパワーに耐えきれず破損することはある。
ただし、物理的な接触により木や建造物がパワーに耐えきれず破損することはある。
推奨対処法
待ち伏せ状態であれば、疑似餌に対して疑似穢を投げることで獲物だと誤認させ地上に引きずり出すことが可能。
捕食→消化中に地下に潜っている場合は、掘削祭具や掘削能力のある縁起にて地下壺のいる地点まで地面に穴を空け、注連鋼縄を用いて地上まで釣り上げる。
体全体が穢れでできたゴム状のぶよぶよした皮膚に覆われており防御力が高い。火力のある攻撃が求められる。
また、のろいとはいえ移動時のヒレにぶつかると重機にぶつかるのにも等しい衝撃があるため、動きを見極めて戦闘を行うこと。
捕食→消化中に地下に潜っている場合は、掘削祭具や掘削能力のある縁起にて地下壺のいる地点まで地面に穴を空け、注連鋼縄を用いて地上まで釣り上げる。
体全体が穢れでできたゴム状のぶよぶよした皮膚に覆われており防御力が高い。火力のある攻撃が求められる。
また、のろいとはいえ移動時のヒレにぶつかると重機にぶつかるのにも等しい衝撃があるため、動きを見極めて戦闘を行うこと。
発生場所
地下に出現し、出現した瞬間の観測が難しいため、どういった場所を現世の出現スポットに選んでいるのかは不明。
魚の姿の界異だが水中には出現しないようだ。
魚の姿の界異だが水中には出現しないようだ。
関連ページ
随時追加予定...
権利情報
権利者 | 霧島明 |
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コンタクト先 | Twitter:https://twitter.com/museum1127 |
他作品での使用範囲 | 自由にご使用ください。縁起としての使用も可。 |
登場作品 | 『事例:境界異常「地下壺事件」(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21750931)』 |