げたげた

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kirishima

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げたげた

げたげたは上手く扱えば犬のように使いやすい界異だ。呪詛犯罪者の中には番犬のように使う者もある。境界対策課における縁起のようなものか。
──#5『嘲笑う者・嘲笑われる者』

図1:ある祓魔師による「げたげた」のスケッチ

基本情報

仮想全高 体高1.5~2.0m
仮想質量 不明(※)
存在規模 二号級
穢装等級 等級Ⅰ
※浮遊しているため、重量の測定が難しい。

ステータス

存在強度 C / 武器が通らないことはないが、頑強。
疑似知覚 A / 舌が五感の役割を有し、追跡能力が高い。
穢装出力 F / 物理攻撃以外はほぼ無害。
空間機動力 C- / 狼とほぼ同速。地上3mの高度までの浮遊能力。
知能 犬程度。話さないが、単純なものであれば言語も解する。

概要

巨大な口だけの界異。大きさは1.5mから2.0mの範囲で個体差がある(強い穢れを餌に使用したと思われる3m越えの個体も観測されている)。
その容姿は言うなれば「牙の発達した巨大な総入れ歯」。歯に見合う大型の舌も有しており、この舌はどういう構造か五感の役割を持っている。
嗅覚・味覚に優れ、イヌ科の動物のように獲物をしつこく追跡する。

攻撃手段は基本的に凄まじい力による噛みつき。
穢れをほとんど発生させないため穢装等級はⅠだが、物理的な攻撃力だけで言えば自動車をスクラップにできるほどである。
下手に噛みつかれると一度で骨ごと手足・身を粉砕されかねない。

犬に近い性質から呪詛犯罪者に番犬代わりとして飼育されていることもある。この場合は違法飼育である。
餌付けならぬ餌付けなどを行うことで懐かせ、縁起として起用することも可能。
仲良くなると舌で舐めたり、痛くない程度の甘噛みで親しみを示してくれることもある。
ただし、ストレスに弱く気性が荒い、そのうえ力が強いため、よく信頼関係を築いていないと文字通り牙を剥く。

推奨対処法

噛みつき攻撃を受けないよう、遠距離からの攻撃が推奨される。
また、興奮状態でなければ疑似穢を投げると必ずそちらに向かっていく。
特殊な防御能力はないがシンプルに頑強なので、火力不足に注意。

発生場所

特定の発生場所を持たず、幽世との境界からランダムに表れる。
また、召喚術式を用いてブリーダー業をしている呪詛犯罪者もおり、そこから幼体が発生することもある。

好きな遊び

  • ボール投げ(とってこい)
  • 注連鋼縄を使った引っ張り合い
  • フリスビー
  • おやつ探し(※)
  • 追いかけっこ
※おやつとなる穢れの扱いには気をつけましょう。

関連ページ

随時追加予定...

権利情報

権利者 霧島明
コンタクト先 Twitter:https://twitter.com/museum1127
他作品での使用範囲 自由にご使用ください。縁起としての使用も可。
登場作品 『嘲笑う者・嘲笑われる者(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21767599)』
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