堕神剣『班叢雲』

基本情報
仮想全高 | 1.2m(全長) |
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仮想質量 | 4.5kg |
存在規模 | Ⅳ号級 |
穢装等級 | Ⅴ |
ステータス
存在強度 | A+:「ヤトノカミ」の尾から生じた黒不浄として、驚異的な強度を誇る。 |
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疑似知覚 | E:握った者の意思のみを知覚可能。 |
穢装出力 | A+:班叢雲が相応しい使い手として認めた場合、極めて強力な精神汚染効果を発揮する。 |
空間機動力 | ー:あくまでも剣であり、自力での移動は不可能。 |
概要
かつて生じた天災級界異『ヤトノカミ』を、人柱の神子を
捧げ続けて封じてきた知られざる寒村があった。
捧げ続けて封じてきた知られざる寒村があった。
祓魔師たちが世に蔓延る界異を斬り伏せてきたその陰で、
天災をその地に縫い止めるために、繕いきれぬ
幽界の綻びを食い止める堰として
築かれた谷間の隠れ里、羽々狩村。
天災をその地に縫い止めるために、繕いきれぬ
幽界の綻びを食い止める堰として
築かれた谷間の隠れ里、羽々狩村。
天災から零れ落ちた穢れからなる一振りの黒不浄を
代々継承した集落最強の剣士が幽界のとば口に立ち、
その身を盾として溢れ出る界異を退け続けることで
現世を人知れず守り続けてきた。
代々継承した集落最強の剣士が幽界のとば口に立ち、
その身を盾として溢れ出る界異を退け続けることで
現世を人知れず守り続けてきた。
その重積を担うたった一人の達人を選りすぐるために
集落に生まれた子供たちは幼少期から
死をも厭わぬ過酷な修練に晒される。
神剣を携え、幽界の中に立ち入れる剣士はただ一人。
それさえ、負傷し役目を果たせなくなれば
神剣で自らを貫き、積み上げてきた経験と業の全てを
剣に継承させ、次代へ引き継いでいく。
集落に生まれた子供たちは幼少期から
死をも厭わぬ過酷な修練に晒される。
神剣を携え、幽界の中に立ち入れる剣士はただ一人。
それさえ、負傷し役目を果たせなくなれば
神剣で自らを貫き、積み上げてきた経験と業の全てを
剣に継承させ、次代へ引き継いでいく。
たった一振りの剣を奪い合う村民たちの
異常なまでの強さへの妄執さえも、班に浮かぶ
呪血の紋様として剣の中に受け継がれ、振るう者に
人外の剣技と共に異様なまでの闘争心を与えて
心を狂わせる魔剣へと堕していった。
異常なまでの強さへの妄執さえも、班に浮かぶ
呪血の紋様として剣の中に受け継がれ、振るう者に
人外の剣技と共に異様なまでの闘争心を与えて
心を狂わせる魔剣へと堕していった。
握れば、最期。
あとは破滅するまで狭間の地に跋扈する剣狂と化し、
やがてその業もまた剣の一部と成り果てる。
あとは破滅するまで狭間の地に跋扈する剣狂と化し、
やがてその業もまた剣の一部と成り果てる。
しかしてある時。当代の人柱が、界異の存在を
察知して訪れた祓魔師と恋に落ちる。
生への執着を知った娘は男と共に神剣を伴い村を去る。
察知して訪れた祓魔師と恋に落ちる。
生への執着を知った娘は男と共に神剣を伴い村を去る。
畢竟、綻びは拡がり天災は世に再び顕現する。
男は自らの行為の責任を取るべく自ら戦いを挑むが、
神の如きその力に抗うべくもなく片手片足、片目を喪う。
破滅を目前に男を救ったのは、神剣を振るう彼の息子だった。
男は自らの行為の責任を取るべく自ら戦いを挑むが、
神の如きその力に抗うべくもなく片手片足、片目を喪う。
破滅を目前に男を救ったのは、神剣を振るう彼の息子だった。
一躍英雄となった息子だが、父と母だけはその魔性を知っていた。
それでもなお、息子がそれに打ち勝つことを信じていた。
それでもなお、息子がそれに打ち勝つことを信じていた。
そして男は全てを失う。
神剣は待ち侘びていた母の魂を啜り、
息子は己が己でなくなってしまう前に父に引導を渡すことを求めた。
息子は己が己でなくなってしまう前に父に引導を渡すことを求めた。
男は、妻の仇を討ったが、神剣のその後の行く末は、杳として知れない。
男の名を、幕ノ内醍醐と言う。
関連ページ
権利情報
権利者 | 堕魅闇666世 |
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コンタクト先 | https://twitter.com/damian666th |
他作品での使用範囲 | 自キャラストーリーにおける役割の確定したガジェットですが、一時的な所有者等は大丈夫です。 |
登場作品 | https://www.pixiv.net/artworks/118071772 |