夜灯呑(やとうのみ)

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kusari13

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夜灯呑(やとうのみ)

基本情報

仮想全長 2m
仮想質量 1kg
存在規模 一号級
穢装等級

ステータス

ステータスを任意に記述していただくことができます。
存在強度 F
疑似知覚 C
穢装出力 F
空間機動力 D
知能 人の簡単な指示を理解できる程度

概要

真っ黒な蛇の姿をした界異。基本的なスペックも同サイズの蛇とほぼ変わらず、界異としてみれば穢装も弱く致命的な毒を持つわけでもない底辺に近い戦闘力を持つ。ただし、蛇状の体は細い場所、狭い場所への潜伏力が高く、夜闇に紛れて奇襲されると対応は難しい。

雑魚と言って良い夜灯呑であるが、『噛みついた相手の“性別(男性なら男性、女性なら女性)”の概念を食いちぎり、性転換させる』という非常に厄介な能力を持っている点には注意が必要だ。
この性転換は呪詛とは異なり霊体あるいは概念への直接攻撃であるらしく、被呪耐性を無視する。
また、この時に変化する姿は『被害者が異性に抱いていたイメージ』を象徴する性格・容姿・身体能力であるらしく、通常はタイプの異性だとか、己の配偶者に近しい姿と精神性に変わる。(ただし、異性への偏見が強い場合は元の性格、容姿に関係なく『粗野で乱暴な男性』だとか『泣き虫でか弱い女性』だとかの自身が嫌悪していた姿に変わることがある)
祓魔師がこの性転換を受けた場合、肉体条件の変化により所持装備が不適合になるケースが多い。

一度奪われた“性別”を取り戻すためには当該の夜灯呑を生け捕りにして儀式にかけるしかなく、もし性別を奪われたまま夜灯呑を祓滅した場合、現代医霊では治療の術は見つかっていない。夜灯呑に二度以上襲われたケースもあるが、その時の性転換は『一度目の襲撃で変化した価値観』に基づいた異性イメージを参照するためその方法でも元の姿に戻れるわけではないようだ。

また、夜灯呑によって変化した肉体はイメージに沿って変貌する関係上、元の肉体と遺伝子的なつながりを持たない。このため、被害者は元の人物と同一であることが証明できず元の立場に戻ることができる可能性は限りなく低い。
界異単体ではそれほど脅威とは言えないが、呪詛犯罪者の縁起として使役されると急激に脅威度が上がる界異のひとつである。


関連ページ

権利者と合意が取れている場合は、関連する組織、キャラクターや界異、祭具・用語のページリンクを張ることができます。(任意)

権利情報

権利情報は全ての項目を必ず記入するようにしてください。
権利者 クサリ
コンタクト先 https://x.com/kusari13
他作品での使用範囲 自由にご使用ください
登場作品 ノベル/泥中散華、未だ遠く
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