黒モドキ[R-18]

最終更新:

kirishima

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黒モドキ(くろもどき)

祓串に擬態した祓患と同じく、黒不浄へ擬態する擬態型の境界異常。祓魔師や呪詛犯罪者が触れたところで、被害者を異空間に取り込み”捕食”する。今まで被害にあった人間が尽く帰らず、かつ異空間への呑み込みが発動すればその場の証拠は消え去るため、今まで発見がされていなかった。
──#1 死火さんで遊ぼう!

基本情報

仮想全高 15~75ha
仮想質量 -
存在規模 三号級
穢装等級 等級Ⅳ

ステータス

存在強度 - / 外部からの攻撃は不可能。内部で「心臓」を破壊することでのみ祓滅可能。
疑似知覚 A+ / 五感が存在する。生物の身体コンディションを詳細まで把握可能。
穢装出力 A / 相当濃度の媚薬効果のある穢れを使用する。
空間機動力 - / 動かない。内部の触手についての最高速度は現状不明。
知能 高度な知能と加虐性質あり。言語が通じるかは不明。

概要

①標的を異空間へと誘い込む刀剣型黒不浄の姿をした擬態形態
②擬態形態に標的が触れた際に取り込まれる異空間そのものの形態
の二形態を持つ境界異常。
①形態の『黒モドキ』に触れた対象は、瞬時に②形態内部へと取り込まれる。
①の状態では境界対策課で使用されるごく一般的な刀剣型黒不浄の姿を取り、②では肉で床・天井・壁の全てが構成された巨大な部屋状の空間となる。
また、②内部には肢の効果を持つと思われる、様々な大きさ太さの触手が多数存在している。
最重要事項として②状態が活性化すると、空間内の『黒モドキ』以外の存在は儀式技術(インスタントな術式を含む)を使用できなくなる。

「生物が性的絶頂に陥った時に発生する霊的エネルギー」を食事としており、食事のために祓魔師・呪詛犯罪者を体内に取り込んで、触手を用いて性的に嬲り尽くす。
人体に害のある効果の穢れは持ち合わせていないが、穢装出力A相当の濃度の媚薬効果の穢れを有しており、ガス状・液体状にして標的に注入し弱らせることが可能。

標的の生存のための栄養を生成する能力も確認されている。この栄養を触手を通して直に標的の消化器官に流し込み、標的の長期間の生存を可能としているようだ。
近日の研究により②形態時には自身が縄張りとする幽世へとテレポートしていることがわかった。

推奨対処法

②形態時、空間内のどこかに"心臓"と呼ばれる刀剣型黒不浄の形をした臓器が出現する。
"心臓"を探し出して破壊することで瞬時に祓滅、脱出となる。
②形態で界異が滅びても、幽世に放り出されることはないようだ。
外部から被害者を捜索する際には、幽世へと捜索にいける縁起や祭具を使おう。

発生場所

発生条件は不明。界異の好みとして祓魔師・呪詛犯罪者を獲物として愛好しており、そういった人物の付近に興味を引く形で出現することが多い。

関連ページ

随時追加予定...

権利情報

権利者 霧島明
コンタクト先 Twitter:https://twitter.com/museum1127
他作品での使用範囲 自由にご使用ください。縁起としての使用も可。(基本的にR-18での使用を想定しています)
登場作品 ※R-18作品 『死火さんで遊ぼう!(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21890054)』
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