【石鎚山法起坊(いしづちさんほうきぼう)】

石鎚山にすまう天狗である。

役優婆塞が四国に来た際に、現われた強大な鬼神が法起坊の前身だとされる。法起という名前は役優婆塞の法起菩薩という菩薩名に由来しているとされる。

石鎚山の天狗たち

石鎚山は四国地方の霊山としても非常に強い。石山道人*1結界を石鎚山にかけて以後、四国の禍を押さえていると言う。
石鎚山の天狗たちは、石山道人とその門人・上仙に従い、山の整備を手伝ったとされる。

最終更新:2021年05月21日 16:25

*1 『文徳実録』には伊予国神野郡の高僧と記されている