UbuntuでのApache設定
Ubuntu10.10(Desktop,32bit)にて確認
Apache2の主要なファイル位置は/etc/apache2/
- apache2.conf (/etc/apache2/apache2.conf)
Apache2の設定として最初に読み出されるファイル。
このファイルから設定ファイルを読み出す。
- httpd.conf (/etc/apache2/httpd.conf)
httpd.confは主要な設定ファイルであり、各プロトコルの設定を多くのディストリビューション
ではこのファイルに書き込む。
しかし、Ubuntuではapache2.confから読み出されるため、初期では空ファイルとなっている。
- ports.conf (/etc/apache2/ports.conf)
許可するポートの設定。
- access.conf (/etc/security/access.conf)
一般にサーバのアクセス制御と、サーバが提供する情報を定義する。
このファイルは最後に処理される。
Apacheディレクティブ
アクセス制御
クライアントのアドレスまたはホスト名により、許可・拒否する設定。
アクセスの評価順。Allow,Denyの順ならデフォルト値が拒否に、Deny,Allowならデフォルト値が許可に。
# デフォルトで拒否
Order Allow,Deny
# abcdef.comからアクセスは許可
Allow from abcdef.com
# aa.abc.comからは拒否(デフォルトで拒否なのでなくてもよい)
Deny from aa.abc.com
DIGEST認証のパスワード設定
以下のように設定ファイルに記述してあるとする。
<Location "/member">
AuthType Digest
AuthName "Secret Zone"
AuthDigestFile /etc/httpd/.htdigest
Require valid-user
</Location>
ユーザーusernameをパスワードファイルに追加する。
#htdigest /etc/httpd/.htdigest 'Secret Zone' username
初めてパスワードファイルをつくるときは -c オプションをつける
#htdigest -c /etc/httpd/.htdigest 'Secret Zone' username
一般的には
#htdigest パスワードファイル レルム ユーザー名
である。ここで、レルムはAuthNameに記したものである。
最終更新:2011年09月11日 21:44