おはようセックス@小説まとめ
自慰識過剰症候群
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そいつは真夜中にやってきた。
黒い髪を靡かせて、緋色の服を身に纏い──
そして、こう言い放った。
黒い髪を靡かせて、緋色の服を身に纏い──
そして、こう言い放った。
「そこの少年!おナニーをするならばもっと堂々としろ!」
「────」
「────」
俺は放心した。
心底こいつに出会ったことを呪った。あぁ呪ったとも。こいつの為なら仏教徒になっても構わんから呪い殺したい。
心底こいつに出会ったことを呪った。あぁ呪ったとも。こいつの為なら仏教徒になっても構わんから呪い殺したい。
「少年、仏教は人を殺す為のものではないぞ、生かすものだ」
こいつ心読んでやがるのか。
ていうか。
ていうか。
「だァァァァァァアアアアアアアアア畜生!てめー自慰行為を他人に、それも仮にも女の子に見られた青春真っ盛りの男のキモチってのがわかんねーのか!?脳ミソが腐ってんのか!?頭脳が間抜けかァ!?つーか…どっから入ってきたァァァァァァアアアアアアアアア!!!」
「む、頭脳が間抜け、という表現はいかがなものかな。いやそれよりも、なんだ、爺…行為……?おナニーのことか?」
「女の子がオナニーオナニー連呼しちゃイケませんッッッッッッッあと質問に答えろ」
「む、頭脳が間抜け、という表現はいかがなものかな。いやそれよりも、なんだ、爺…行為……?おナニーのことか?」
「女の子がオナニーオナニー連呼しちゃイケませんッッッッッッッあと質問に答えろ」
いやそれよりも、とりあえず股間のナニを仕舞わなければっ……それがっ…今の俺の急務っ……とるべき選択っ……圧倒的行動っ…………
「ふむ、なるほど。少年はこういうのがお好き?」
「人がなァァァァ!パンツ上げてる時になァァァァァァ!!返せッそれは俺のだ俺のッ!!あと質問に答えろ」
「あ、取られた。少年ごときに…不覚……しかし内容はバッチリ覚えたぞ!」
「人がなァァァァ!パンツ上げてる時になァァァァァァ!!返せッそれは俺のだ俺のッ!!あと質問に答えろ」
「あ、取られた。少年ごときに…不覚……しかし内容はバッチリ覚えたぞ!」
男性向けエロ同人誌の内容をか。クソッ!
「覚えんでいいッ!あと質問に」
「なんだ、侵入経路か?ほら、ここの鍵」
「は?いや鍵は俺しか持って…アルェェェェ無くなってるゥゥゥ不思議体験ンンンンン!!!」
「なんだ、侵入経路か?ほら、ここの鍵」
「は?いや鍵は俺しか持って…アルェェェェ無くなってるゥゥゥ不思議体験ンンンンン!!!」
かなりアンビリバボーな状態に俺はショックを隠せない。冷や汗もそれ以外の汗も汁も出ようというものだ。
「ふむ、しかし……」
「ぜぇ…はぁ……なんだ次はよぉ……」
「少年のは中々小さいのだな!」
「気にしてることを言うなァァァァァァアアアアアアアアアァァァァァァアアア!!!まだ!まだ成長期だから!!モリモリ伸びてるから!!秋真っ盛りだから!!つーか本気になればもう少し大きくな」
「ならば見せてみろ」
「ほむッッッッッ!!!!??????」
「ぜぇ…はぁ……なんだ次はよぉ……」
「少年のは中々小さいのだな!」
「気にしてることを言うなァァァァァァアアアアアアアアアァァァァァァアアア!!!まだ!まだ成長期だから!!モリモリ伸びてるから!!秋真っ盛りだから!!つーか本気になればもう少し大きくな」
「ならば見せてみろ」
「ほむッッッッッ!!!!??????」
押し倒されたッッッ!
バカな。落ち着けマイケル・サンバ。こういう時は今まで俺が倒してきた魔王の姿を思い浮かべて落ち着くんだ…ドーマソウガビドーガルヒエンテインフィニットギガンテスリヴ
バカな。落ち着けマイケル・サンバ。こういう時は今まで俺が倒してきた魔王の姿を思い浮かべて落ち着くんだ…ドーマソウガビドーガルヒエンテインフィニットギガンテスリヴ
「おお、確かに大きくなってきたな」
「やめろォ!俺が落ち着く前にパンツ下ろすのはやめろォォォオオオオ!!」
「やめろォ!俺が落ち着く前にパンツ下ろすのはやめろォォォオオオオ!!」
あとマイケル・サンバって誰だ。
「くっ…ここにきて抵抗するか少年…いや、マイケル・サンバ!」
「それ俺ちがう!なんか慌ててたんだよ!つーか現在進行形で焦ってんの!分かる!?パンツ押さえるのに必死なの!わかれ!!」
「それ俺ちがう!なんか慌ててたんだよ!つーか現在進行形で焦ってんの!分かる!?パンツ押さえるのに必死なの!わかれ!!」
しかし尚も少女の手はパンツをずり降ろそうとしてくる。な、なんて奴だ……痴女とかそういうチャチなレベルじゃ断じてねぇ……もっと恐ろしい夢幻街の片鱗を味わわわわ
「あっ」
「ぎゃァァァァァァアアアアアアアアア!!!」
「ぎゃァァァァァァアアアアアアアアア!!!」
【速報】パンツやぶれた
「ふっふっふ…さあ、もう少年のナニを包むものはナニもない…大人しくその姿を我が前に示せ!」
「うまくねーよ!なんだよ畜生ッ……ァァァあやめろォ!だってめっこのっっ」
「あっ…中々…力強い……」
「誤解を招く言い方をするなァ!!」
「うまくねーよ!なんだよ畜生ッ……ァァァあやめろォ!だってめっこのっっ」
「あっ…中々…力強い……」
「誤解を招く言い方をするなァ!!」
ちなみにどういう状況かどうかはもう察しがついていると思うが、パンツが死んで股間を押さえる俺VSその手をどかそうとする謎の黒髪少女という構図である。
どこぞのゴジラVSメカゴジラにもスケール以外では勝っているのではないかと専らの評判である。俺の中で。
どこぞのゴジラVSメカゴジラにもスケール以外では勝っているのではないかと専らの評判である。俺の中で。
「つまり私の中でもあるということだな!」
「誤解を招くなァァァ!!つーかおまっ…くそっ力強ェ…ッ」
「そりゃあああああああ!!!」
「アッーーーーーーー!!!」
「誤解を招くなァァァ!!つーかおまっ…くそっ力強ェ…ッ」
「そりゃあああああああ!!!」
「アッーーーーーーー!!!」
──少女の眼前に、流星のように顕現せしモノ────
熱く滾り──反り返り──それはまるで天を仰ぐ龍────
あまりの神々しさに、少女は一瞬目を奪われたのだった──
熱く滾り──反り返り──それはまるで天を仰ぐ龍────
あまりの神々しさに、少女は一瞬目を奪われたのだった──
「ほほう、なるほど、確かに先ほどよりは幾分か立派なようだ」
「ぜんぜん奪われてねェェェェェェ!!実況すんな!俺の股間に潜入リポートすんなァァァァァァ!!!」
「なんだ、私が少年のを検査してやろうというのに…いい加減諦めろ」
「触るなクソッタレ!あッ!ちょっそこはやめッッッッッッッ」
「ふむ…なるほど、ここが弱いのだな」
「責め立てんなァァァァァァァアアアアアアアアア!!」
「いてっ」
「ぜんぜん奪われてねェェェェェェ!!実況すんな!俺の股間に潜入リポートすんなァァァァァァ!!!」
「なんだ、私が少年のを検査してやろうというのに…いい加減諦めろ」
「触るなクソッタレ!あッ!ちょっそこはやめッッッッッッッ」
「ふむ…なるほど、ここが弱いのだな」
「責め立てんなァァァァァァァアアアアアアアアア!!」
「いてっ」
流石の俺もそろそろ限界(いろんな意味で)だったので、一発ゲンコツをかまさせてもらった。
少女は頭を押さえてうずくまっている。へへ、今のは効いたはずだ……
少女は頭を押さえてうずくまっている。へへ、今のは効いたはずだ……
「暴力はいけないぞ、少年……」
「俺がさっきまで受けてたのは性的暴行と違うか……?」
「違う!検査プレイだ!」
「プレイ!?プレイだったの!?検査じゃなかったんだ!!?」
「重要なのはそこではない!全く…興が削がれた。まぁいい。今日は少年に忠告しに来ただけだ」
「忠告ぅ…?」
「ああ。最初に言っただろう?おナニーはもっと大胆かつ堂々と」
「お断りします!!」
「俺がさっきまで受けてたのは性的暴行と違うか……?」
「違う!検査プレイだ!」
「プレイ!?プレイだったの!?検査じゃなかったんだ!!?」
「重要なのはそこではない!全く…興が削がれた。まぁいい。今日は少年に忠告しに来ただけだ」
「忠告ぅ…?」
「ああ。最初に言っただろう?おナニーはもっと大胆かつ堂々と」
「お断りします!!」
締め出してやった。なんなのだ、こいつは……
俺は──布団の中であの少女に怯え、震えた────しかし、やがて少女が帰ったらしいことが分かると、ほっと安堵した。
するとすぐに、目蓋が降りてきた。まぁいい、オナニーは明日にしよう──そんな思いを胸に、少年は眠りに就いた…………
俺は──布団の中であの少女に怯え、震えた────しかし、やがて少女が帰ったらしいことが分かると、ほっと安堵した。
するとすぐに、目蓋が降りてきた。まぁいい、オナニーは明日にしよう──そんな思いを胸に、少年は眠りに就いた…………
圧倒的翌日。
「おお、起きたか少年!いい朝だな!」
「────」
「────」
俺は放心した。
ふざけやがって。
「ッ──なんでてめーがここにいやがるッッッッッッッ!!!!」
「なんだ、侵入経路ならこれだが」
「まーた鍵盗みやがって!どうやってんだ!」
「それは今のところ秘密だ。それより、少年もどうだ、いい朝のいい陽射しだぞ。ついでにいい風だ」
「やけに寒いと思ったらてめーが窓開けて…ん…?寒…い…………」
「なんだ、侵入経路ならこれだが」
「まーた鍵盗みやがって!どうやってんだ!」
「それは今のところ秘密だ。それより、少年もどうだ、いい朝のいい陽射しだぞ。ついでにいい風だ」
「やけに寒いと思ったらてめーが窓開けて…ん…?寒…い…………」
起き上がった俺が目の当たりにした衝撃の事実っ……
パンツがっ…ないっ……
つまりは……っ
パンツがっ…ないっ……
つまりは……っ
「ああ、服なら脱がしておいたぞ。ついでにそこらに脱ぎ捨ててあったシャツとかパンツも纏めて洗濯機に放り込んでおいた。今日はいい天気だから、洗い終わったらすぐ干せるな。少年も起きたことだし、布団も陽にさらした方がいいな。煎餅布団になりかけているぞ、気を付けろ」
「────」
「────」
俺は放心した。
「っつーかこのゴミ箱のティッシュの山はなんだ!!昨日はなかったぞ!!」
「それはまあ……想像に、任せる」
「クソッタレがァァァァァァアアアアアアアアア!!!!」
「うん、いい声だ。それだけ出せれば眠気も吹き飛ぼう。ほら、こっちに来て」
「全裸で窓の近くまで来いと?」
「着替えなら枕元に置いてあるぞ」
「カーチャンかてめーは!?律儀にっ…たたみやがって……!」
「それはまあ……想像に、任せる」
「クソッタレがァァァァァァアアアアアアアアア!!!!」
「うん、いい声だ。それだけ出せれば眠気も吹き飛ぼう。ほら、こっちに来て」
「全裸で窓の近くまで来いと?」
「着替えなら枕元に置いてあるぞ」
「カーチャンかてめーは!?律儀にっ…たたみやがって……!」
音速のスピードで着替えた。つーか、着た。別に着替えじゃないわ。
「学校までまだ時間があるだろう?ここで色々語ろうじゃないか。朝の陽射しを浴びて、体内時計を合わせながら…」
「……堂々としたオナニーのやり方をか?」
「大正解」
「もうやだ」
「……堂々としたオナニーのやり方をか?」
「大正解」
「もうやだ」
俺は絶望した。
文字通り五体投地し、天を仰いだ。そこに少女が映り込んでくるのに、間もなかった。
文字通り五体投地し、天を仰いだ。そこに少女が映り込んでくるのに、間もなかった。
「どうした、少年。さっきのはほんの冗談だぞ?」
「……じゃあ、なんの話だよ…………」
「……そうだな。少年、名前は?」
「…………洞谷荒夜(うろだに こうや)」
「私は海還神耶(うみがえり しんや)。心配しなくても女だ。安心しろ」
「何の心配だよ!」
「……じゃあ、なんの話だよ…………」
「……そうだな。少年、名前は?」
「…………洞谷荒夜(うろだに こうや)」
「私は海還神耶(うみがえり しんや)。心配しなくても女だ。安心しろ」
「何の心配だよ!」
そうして、忌々しい日常が幕を開けたり閉めたり。
あ、開けたり閉めたりって言ってもその、社会のウインドウとかそういうアレじゃないんでホント違うんでマジで。
あ、開けたり閉めたりって言ってもその、社会のウインドウとかそういうアレじゃないんでホント違うんでマジで。
「さて、ではまずおナニーの定義についてだが」
「結局そこかッッッッッッッ!!!」
「結局そこかッッッッッッッ!!!」