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20 モノディ

科目 西洋音楽史
資料
説明
16世紀後半,フィレンツェのカメラーテの人々が作り出した新しい表現方法。その原理は
(1)音楽はテキストの言葉に従属する。
(2)手の込んだポリフォニーでは,テキストの感情を明確に表現できない。
(3)複雑なポリフォニーに代わって,声による1本の旋律と和弦的な伴奏が提唱される。
(4)声による旋律は,話し言葉になぞらえた朗唱様式によるべきであろう。つまり音楽のリズムは言葉のリズムを模倣すべきであり,旋律線は話す声の自然な抑揚と一致すべきである。
(5)歌手は豊かな表現と劇的な感情をもって旋律を歌うべきである。
また、独奏者のために和声的背景を与える楽器が好まれ,リュート,チェンバロ,オルガンのような和音を作り出せるような楽器が優先された。このような伴奏は”バッソ・コンティーヌオ”または”通奏低音”と呼ばれた。曲全体にわたって奏された。
17世紀初めには,この通奏低音はチェロやヴィオラ・ダ・ガンバを加えた形が標準となり,実践されるようになった。

17世紀末頃には、モノディーはレチタティーヴォ的、アリア的とはっきりと分かれる。
アリアは語られる内容を主として、オペラ等では主人公の心情を旋律に乗せて、情緒的に歌い上げてゆくのに対し、レチタティーヴォにおいては主人公が自己の感情を歌うということはなく、あくまで、その時の主人公の置かれた状況を説明や、ストーリーの展開を説明する時に用いられる。

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最終更新:2011年10月25日 21:39
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