{バーチャファイターの最終回}
|{最終決戦!燃え上がれ友情の拳}|
雷鳴が響く
最終回
神殿前
晶「エヴァ、何故だ?何でこんなものを作る?心のねえ格闘兵器を・・・」
エヴァ「ふふふ、兵器ですって?そんな無粋な呼び方しないで頂戴。あたくしが作るのは芸術品よ。」
エヴァ「誰にも真似できない世界で只一つの、ねえ」
エヴァ「勿論三年前と比べ物にならない程パワーアップしててよ。」
エヴァ「どう?あなた達に勝てて?」
リオン「!」
我王「こ、これが鬼丸様が全てを託された・・・」
晶「我王・・・。じゃ、鬼丸の最後の懸けって。」
エヴァ「そうよ!役立たずだったあいつも少しは意味ある死に方をしてくれたって訳、おかげで皆さんにお見せする事ができるわ。あたくしの最高傑作をね。」
リオン「何が傑作だ!」
晶「リオン」
パイ「そんなガラクタなんて!」
サラ「何度作ろうと!」
ジャッキー「俺たちが倒してやるぜ!」
リオン「こんな、こんな物を作る為に僕達やボルノを!」
リオン「うっ、うわあああ!」
エヴァ「あなたがそんな事言える訳?あなたの存在自体、ラファール家の滅んで逝った血であり肉じゃないの。そんなあなたがあたくしにどうこう言える立場で思っているの?」
ジャッキー「リオン!」
サラ「リオン君!」
リオン「さんな事・・・そんな事言われなくたってわかってるさ・・・」
リオン「血塗られた歴史が僕の家の宿命だとしてもそれはあんたの問題何かじゃない!そんなものこの僕が打ち砕いてやる!この僕の拳でな!」
エヴァ「ふん、大甘の坊やが。」
晶「リオン、コンビネーション技だ!デュラルは予想しづらいコンビネーションに弱い。」
リオン「!そうか!」
振り向き様に突きを繰り出す
リオン「てぃやあ!」
デュラルはかわす
リオン「!しまった!うわああ!」
晶「リオン!」
すぐさま体制を立て直す
落葉旋風弾を繰り出す
パイ「リオン!」
サラ「リオン君!」
影丸「あの動き、正に鬼丸。」
エヴァ「甘いのね結城晶、そんなあからさまな欠点、いつまでもそのままにしている筈ないでしょう?」
晶「!それで鬼丸を!」
エヴァ「そうこのコには鬼丸の技だけじゃない彼の脳波や思考パターンまでが映されてるの。つまりこのコが鬼丸よ!永遠の命と鋼の体を持つ、ねえ」
舜「なんと!」
ラウ「人の考えや経験すらも写し撮ったというのか?」
ジャッキー「くっ、こうなればエヴァを!」