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オッダヴィア
そなたは私に約束する
毒から薬を、
苦悩から栄光を。
許しておくれ、これらは
セネカよ、
見栄えのよい空論、
巧みに仕組まれた詭弁、
不幸な者には役に立たぬ慰めなのです。

小姓
奥方様、お許しください,
私はこの腹立ちを晴らしたいのです,
あの抜け目ない哲学者、ジュピターさえ煙に巻く男に向けて。
まったく私を怒らせる,
この美辞麗句の細工師には。
私は黙ってなどいられません,
あの男が黄金の言葉で人々を魅了している間は。
あの男の頭から出たただの作り事を,
神秘の教えとして売りつけているが、ただの戯言です!
奥方様、あの男は……くしゃみを、あくびをするだけでも……
道徳を説こうとする,
それをあまりに理屈っぽくこね回すので,
私の靴でさえ笑い出すほどです。
小賢しい哲学が幅を利かせるところでは,
いつも教えとは逆のことをする。
あの気取り屋はいつも
他人の無知を利用して自分の利益を得る,
そして抜け目なく理屈をこねるくせに
ジュピターを神ではなく仲間扱いし,
自分の規則をあまりに複雑に絡ませるので,
しまいには自分が何を言っているのかさえ分からないのです。

オッダヴィア
ネローネは私を離縁しようとしている
この私を
ポッペアと結婚するために。
好きに楽しめばよい,
こんな恥ずべき振る舞いを楽しめるものなら。
そなたは私のために民衆と元老院に祈っておくれ,
私は神殿へ赴き、祈りを捧げに行きます。

小姓
もしあなたが
我らが皇后をお救いにならないのなら、誓って申しますが,
私は火をつけてやります,
その長衣にも、書庫にも……誓って申しますよ。


第七場
セネカ。
セネカは、世の栄華がはかないものであることを思い巡らす。

セネカ
王者や皇后の紫衣は,
鋭い棘や茨で織り合わされ,
衣の姿を取りながら
不幸な君主たちには苦悩そのものなのだ;
高貴な王冠も
ただ苦悩に冠を授けるためにある。
王侯の栄華には
華やかな壮麗さと輝きが見えるが,
その苦しみはいつも人目につかぬところにある。


第八場
パッラーデ、セネカ。
パッラーデが空中からセネカに死を予告し、もし確かに死すべき運命ならば、メルクリウスの口を通して改めてその知らせを届けると約束する。それは徳ある人としてセネカが彼女の愛する者であるためであり、セネカは深く感謝する。

パッラーデ
セネカ、私は天に不吉な光を見ている,
そなたを大いなる破滅が脅かしている。
もし今日、そなたの生の終わりが来るなら,
その前にメルクリウスから確かな知らせを受けるだろう。

セネカ
死よ、来るがよい。揺るがず、強く,
私は災いも恐れも乗り越えよう。
暗い日々が巡った後には
死は永遠なる昼の曙なのだ。


第九場
ネローネ、セネカ。
ネローネはセネカと話し、自分の望みを遂げるつもりだと告げる。
セネカは道徳的、政治的な見地からそれを思いとどまらせようと答える。ネローネは怒り、彼を目の前から追い払う。

ネローネ
私はもう決意した
セネカよ、師よ,
オッダヴィアを
妻の座から退け,
ポッペアと結婚する。

セネカ
殿下、最大の甘美の底には
しばしば後悔が隠れております。
法と理性を蔑む感情こそ,
邪悪な助言者なのです。

ネローネ
法は仕える者のためのものだ。私が望めば,
古い法を廃し
新しい法を定めることもできる。
帝国は私のもの、天はジュピターのもの,
だが地上世界の王笏は私のものだ。

セネカ
節度を失った欲望は意志ではない,
いや、(お許しを賜れば)それは狂気です。

ネローネ
理性は厳格な尺度だ
従う者にはな。命じる者のためではない。

セネカ
むしろ道理を欠いた命令こそ
服従を破壊します。

ネローネ
議論はよせ。私は私の思うようにする。

セネカ
民衆と元老院を怒らせてはなりません。

ネローネ
元老院も民衆も、私の知ったことではない。

セネカ
せめてご自身と、その名声をお考えください。

ネローネ
私を非難する者には舌を抜いてやる。

セネカ
口を封じれば封じるほど、人々はますます語るでしょう。

ネローネ
オッダヴィアは冷えきり、子も産めない。

セネカ
道理を持たぬ者は、口実を探すものです。

ネローネ
望むことを成し遂げる力がある者には、理屈などいくらでもある。

セネカ
不正な行いには、確かな安泰などありません。

ネローネ
力ある者こそ、いつでもより正しいのだ。

セネカ
しかし、治める術を知らぬ者は、結局何事も成し遂げられません。

ネローネ
力こそ平時の法……

セネカ
力は憎しみを燃え上がらせ……

ネローネ
……戦時には剣となる,

セネカ
そして血を乱す……

ネローネ
……理性など必要としない。

セネカ
理性こそ人間と神々を支配するのです。

ネローネ
お前は私を怒らせる。お前が何と言おうと,
民衆も元老院も
オッダヴィアも、天も、冥府もものともせず,
たとえ私の望みが正しかろうと間違っていようと,
今日、ポッペアは私の妻となる!

セネカ
君主が無辜であろうと,
あるいは大いなる罪だけを背負おうと,
もし無垢を失うなら,
王国を得るためにのみ失うがよい,
なぜなら、犯された罪が
帝国を拡大するためのものなら,
それ自体で赦されるというものだ;
だが、ひとりの女ごときが
あなたを過ちへ導く力を持つとは,
君主や半神の犯す罪ではない。
それは卑俗な者の悪行です。

ネローネ
私の前から失せろ,
無礼な師
不遜な哲学者め!

セネカ
より悪い選択はいつも優勢となる,
力が理性に逆らうときには。


第十場

ポッペア、ネローネ、離れたところにオットーネ。
ポッペアはネローネと過ぎ去った歓びを語り合う。ネローネはポッペアの美貌に心を奪われ、彼女を皇后にすると約束する。ポッペアによってセネカへの不興を募らされたネローネは、怒って彼の死を命じる。ポッペアは自らの栄華が高められるようアモールに誓願し、離れたところにいるオットーネがその一部始終を聞き、見届ける。
この箇所は、作曲されていないポッペア終結部のテキストに相当する。

ポッペア
なんと甘く、殿下、なんと心地よかったことでしょう,
昨夜のあなたにとって
この唇の口づけは?

ネローネ
噛むほどに、なお愛おしい。

ポッペア
この胸の果実は?

ネローネ
そなたの乳房には、もっと甘美な名こそふさわしい。

ポッペア
この腕での固い抱擁は?

ネローネ
私の愛しい人よ、ああ、もう一度この腕の中に,
もう一度そなたを抱けたなら!

ポッペア
殿下、教えてください、私の愛情のこもった
この数々の優しい愛撫は、あなたの心にどう届くのです?

ネローネ
喜ばしく、情熱的で、そして繊細だ。

ポッペア
私のあまたのため息は?

ネローネ
愛しい人よ、それをいつでも慰めてやりたい。

ポッペア
燃え上がる魂の熱情,
愛の恍惚の中で人ならぬものとなった、その熱情は?

ネローネ
ああ、愛おしい、私の光よ、ああ、喜ばしいものだ。

ポッペア
私はなおも物憂く,
私の魂は死んだまま。
あなたの甘美の中で,
蘇り、また死ぬために
私の愛しいネローネを抱き、崇める。
ポッペア、私は息もかすかにしかできない。
私はあなたの唇を見つめ,
見つめることで目に取り戻す,
あの燃え上がった魂を,
愛しい人よ、あなたに口づけしたとき、あなたへ注ぎ込んだその魂を。
私の運命はもはや天にはない,
あなたの唇という美しい紅玉の中にある。

ポッペア
殿下、あなたの言葉はあまりにも甘く,
私はこの魂の中で
それを自分自身に繰り返し,
心の内で繰り返さずにはいられぬほど、恋する心は恍惚に打ち震えます。
言葉として聞けば,
口づけとして私は味わう。
あなたの愛しい言葉の
意味はあまりに甘美で生き生きとしていて,
耳を甘く撫でるだけでは満足せず,
私の胸を口づけのように刻みつけるのです。

ネローネ
私が戴くあの高貴な冠,
人々と諸王国の運命を左右するあの冠を,
私はそなたと分かちたい,
そしてそのとき私は幸せだ,
そなたが皇后の称号を得たならば。
いや、何を言っているのだ、ポッペア!
ローマでさえそなたの美徳には小さすぎる,
イタリアでさえそなたを称えるには狭すぎる,
そして美しいそなたの顔に比べれば
ネローネの妻と呼ばれることさえ取るに足りない。
そしてそなたの美しい瞳には、こんな不幸がある,
自然界のあらゆる比類を超え,
慎ましさゆえに天をも冒すこともせず,
受ける栄誉の貢ぎ物はほかにはなく,
ただ沈黙と驚嘆だけなのだ。

ポッペア
私は心を高き希望へと引き上げます,
あなたがお命じになるのだから,
そして私の慎みも力を得る。
けれど、あまりにも立ちはだかり妨げるものがある,
王者たるあなたの約束が成就するのを。
セネカ、あなたの師,
あの抜け目のないストア派の男,
あの狡猾な哲学者が,
いつも人々に言い聞かせようとしている
あなたの王笏はただ彼にかかっているのだと……

ネローネ
何だ? 何だと?

ポッペア
あなたの王笏はただ彼にかかっているのだと……

ネローネ
あの老いぼれの狂人が……

ポッペア
そう、その男です!

ネローネ
……そんな大それたことを?

ポッペア
そんな大それたことを。

ネローネ
おい、誰か一人,
セネカのもとへ飛んで行き、命じろ,
今日のうちに死ねとな。
私は自分の意思が自分だけに従うことを望む,
他人の思想や詭弁に左右されるのではなく。
もし私が魂の力を,卑しくも奴隷のように
他者の動きに従って動くものだと信じるなら、
私はそれを否定するだろう。
ポッペア、心安らかにしていろ,
今日、お前は愛が何を成し遂げられるかを見るだろう。

ポッペア
もし私を導いてくださるなら、アモールよ,
王者の道へと,
あなたの神殿へ私の心を捧げ,
誓願を捧げよう
私の胸にすべてを吹き込みたまえ
私のすべての幸福の源よ,
私を王座へと高めたまえ,
アモールよ、私のすべての希望をあなたに託します。
奇跡を、アモールよ,
それはあなたの御手の業,
驚異を超える
あなたの至高の力よ。
私のため息を慰め,
私の願いを叶え,
私を王座へと高めたまえ,
アモールよ、私のすべての希望をあなたに託します。


第十一場
オットーネ、ポッペア、離れたところにアルナルタ。
オットーネはポッペアに、彼女との望みが死んだことを明かし、愛情に駆られて彼女を責める。ポッペアは怒り、彼を軽蔑して立ち去り、自分はネローネに従う身だと言う。

リトルネッロ

オットーネ
他の者には運が恵み,
酒を飲めるのに、私は器を眺めるだけ。
門は開かれている,
ネローネには。だがオットーネは外に取り残された。
彼は食卓に着き、その欲望を満たしている,
私は苦い飢えの中、空しく飢え死にする。

リトルネッロ

ポッペア
不運に生まれた者は,
自分自身を嘆くがよい、他人を責めずに。
あなたの苦しい境遇の
辛い原因は,
オットーネ、私ではない、私だったこともない。運命が賽を投げ、その目が出るのを待つのだ。
良き結果も悪しき結果も、それに委ねられている。

リトルネッロ

オットーネ
私がため息とともに待ち望んだ収穫は,
私の希望から、私の願いから,
別の者の手へ渡ってしまった,
そしてアモールは、私がこれ以上それを望むことを許さない。
幸福なネローネは甘い果実に触れ,
私の口を濡らすのは涙だけ。

リトルネッロ

ポッペア
あなたには禿げたこめかみを,
他の者には豊かな髪を、運命は与えた。
他の者が願いを叶えるなら,
あなたより運に恵まれた歩みを得たのだ。
あなたの不運は私の罪ではない。
だから自分自身と自分の運命だけを責めなさい。

リトルネッロ

オットーネ
私は望みを抱いていた、あの岩のように固いものが,
美しいポッペア、あなたの心を取り囲むものが,
愛によって優しくなり,
私の苦しみのために柔らかくなるだろうと。
だが今や、あなたの白い胸の硬い石は,
死んだ私の希望の墓となった。

リトルネッロ

ポッペア
ああ、もう神経を逆なでしないで,
どうか、もう心を静めて穏やかにおいで,
これ以上私を試すのはやめて,
ポッペアは皇帝の命に従う身なのです。
もう情熱の火を消し、怒りを鎮めなさい;
私はあなたを捨て、王座へ向かうのです。

オットーネ
そしてこのように野心が
あらゆる悪徳の上に君臨するのか。

ポッペア
そう、そうなのです、私の理性は
あなたの気まぐれを狂気として責めているのです。

オットーネ
これが私の愛への報いなのか?

ポッペア
慎みなさい、おい……

オットーネ
これが私の愛への報いなのか?

ポッペア
……おい、もうやめて……

オットーネ
これが私の愛への報いなのか?

ポッペア
……もうやめて、私はネローネのものです。

オットーネ
ああ、ああ、美しい顔を信じる者は,
空中に城を築き,
虚空の上に土台を置く,
風に触れようとし,
煙と波を動かぬものだと思い込む。

アルナルタ
哀れな若者だ,
この哀れな子が気の毒でならない。
ポッペアには思いやりもなく,
この子を哀れむ心さえない。
私がもっと若かった頃なら,
恋人たちを,
涙に暮れさせたままにはせず,
情けをかけて皆を満足させたものだ。


第十二場
オットーネ。
ポッペアへの愛に絶望したオットーネは、心の中で彼女に激しく憤る。

オットーネ
オットーネ、正気に戻れ,
この最も不完全な性は,
その本性ゆえに,
人間らしいものを姿形以外には何も持たない。
オットーネ、正気に戻れ,
この女は権力だけを考えている。もしそれを手に入れれば,
私の命は失われる……
オットーネ、正気に戻れ……彼女は恐れている,
ネローネが知ることを,
私の過去の恋を,
そして私の無実に罠を仕掛け,
力ずくで誰かをそそのかし、私を,
君主への反逆、謀反の罪で告発させるだろう。
権力者に好まれる中傷は,
無実の者の名誉と命を奪う。
私はこの女に先手を打とう,
剣か毒を使って,
もう懐に蛇を飼うのはやめだ。
このような結末へ
ついに行き着くために,
お前の愛はあったのか、裏切り者のポッペア!


第十三場
ドルシッラ、オットーネ。
すでに宮廷の女官ドルシッラを愛していたオットーネは、ポッペアに軽蔑されたのを見て、彼女への愛
を新たにし、忠実であると約束する。
ドルシッラは取り戻した愛情に慰められ、ここで第一幕が終わる。

ドルシッラ
それでもいつもポッペアのことを,
口にするか、心の中で考えている。

オットーネ
心から追い出されたものが舌へ上り,
舌から風へと放たれる,
あの女の名が,
私の愛情を裏切った女の名が。

ドルシッラ
アモールの法廷は
ときに正義を行う。
あなたは私を憐れまない,
オットーネ、他の女があなたの苦しみを笑っている。

オットーネ
私が持つすべてを,
美しい乙女よ,
今、自由な贈り物としてあなたに捧げる。
私は他の女から身を引き,
ただあなた一人のものになる、私のドルシッラ。
許しておくれ、ああ、許しておくれ,
これまでの無礼な私の振る舞いを。
あなたは私の過ちを責めてはいないが,
私は過去の過ちを認める。
さあ、私の魂はここに、償う覚悟であなたに差し出す。
私が生きている限り,
あなたを永遠に愛するだろう、美しい人よ,
かつてあなたに冷たく背いたこの魂が,
いまや昔の過ちを悔い,
今こそあなたに、僕にして友として身を捧げる。

ドルシッラ
もう忘却は埋め去ったの?
過ぎ去った恋を?
本当なの、オットーネ、本当?,
あなたの心がこの誠実な心に結ばれたというのは?

オットーネ
本当だ、ドルシッラ、本当だ、そう、そうだ。

ドルシッラ
あなたが私に嘘をついているのではと怖い。

オットーネ
いや、違う、ドルシッラ、違う。

ドルシッラ
オットーネ、分からない、分からないわ。

オットーネ
私の誠は、あなたには嘘をつけない。

ドルシッラ
私を愛している?

オットーネ
あなたを恋い慕っている。

ドルシッラ
でも、どうして一瞬で?

オットーネ
愛は火、すぐに燃え上がるものだ。

ドルシッラ
そんな突然の甘美を,
私の心は喜んで味わうけれど、理解しきれない。
私を愛している?

オットーネ
あなたを恋い慕っている。
あなたの美しさが、私の愛をあなたに語ってくれる。
あなたによって私の心には新たな姿が刻まれた,
あなた自身、その奇跡を信じてほしい。

ドルシッラ
嬉しい気持ちで帰ります。
オットーネ、幸せでいて;
私は皇后にご挨拶に参ります。

オットーネ
心の嵐はすべて静まった;
オットーネはもう誰のものでもない、ドルシッラだけのものだ;
それでも、私の意に反して、邪悪なアモールよ,
口にはドルシッラの名を、心にはポッペアを抱いている。
OTTAVIA
Tu mi vai promettendo
Balsamo dal veleno,
E glorie da tormenti.
Scusami, questi son,
Seneca mio,
Vanità speciose,
Studiati artifici,
Inutili rimedi agl'infelici.

VALLETTO
Madama, con tua pace,
Io vo' sfogar la stizza, che mi move
Il filosofo astuto, il gabba Giove.
M'accende pure a sdegno,
Questo miniator di bei concetti.
Non posso star al segno,
Mentre egli incanta altrui con aurei detti.
Queste del suo cervel mere invenzioni,
Le vende per misteri e son canzoni !
Madama, s'ei...sternuta o s'ei sbadiglia...
Presume d'insegnar cose morali,
E tanto l'assotiglia,
Che moverebbe il riso a' miei stivali.
Scaltra filosofia dov'ella regna,
Sempre al contrario fa di quel ch'insegna.
Fonda sempre il pedante
Su l'ignoranza d'altri il suo guadagno,
E accorto argomentante
Non ha Giove per Dio, ma per compagno,
E le regole sue di modo intrica,
Ch'al fin neanch'egli sa ciò, ch'ei si dica.

OTTAVIA
Neron tenta il ripudio
Della persona mia
Per isposar Poppea.
Si divertisca,
Se divertir si può sì indegno esempio.
Tu per me prega il popol e'l senato,
Ch'io mi riduco,a porger voti al tempio.

VALLETTO
Se tu non dai soccorso
Alla nostra regina, in fede mia,
Che vo'accenderti il foco,
E nella toga, e nella libreria...in fede mia.


SCENA VII
Seneca.
Seneca fa considerazione sopra le grandezze transitorie del mondo.

SENECA
Le porpore regali e imperatrici,
D'acute spine e triboli conteste,
Sotto forma di veste
Sono il martirio a prencipi infelici;
le corone eminenti
Servono solo a indiademar tormenti.
Delle regie grandezze
Si veggono le pompe e gli splendori,
Ma stan sempre invisibili i dolori.


SCENA VIII
Pallade, Seneca.
Pallade in aria predice la morte a Seneca, promettendoli che se doverà certo morire glielo farà di novo intender per bocca di Mercurio, e ciò per esser come uomo virtuoso suo caro e diletto; venendo ringraziata sommamente da Seneca.

PALLADE
Seneca, io miro in cielo infausti rai
Che minacciano te d'alte ruine;
S'oggi verrà della tua vita il fine,
Pria da Mercurio avvisi certi avrai.

SENECA
Venga la morte pur; costante e forte,
Vincerò gli accidenti e le paure;
Dopo il girar delle giornate oscure
È di giorno infinito alba la morte.


SCENA IX
Nerone, Seneca.
Nerone con Seneca discorre, dicendo voler adempire alle sue voglie.
Seneca moralmente, e politicamente gli risponde dissuadendolo, Nerone si sdegna, e lo scaccia dalla sua presenza.

NERONE
Son risoluto insomma
O Seneca, o maestro,
Di rimover Ottavia
Dal posto di consorte,
E di sposar Poppea.

SENECA
Signor, nel fondo alla maggior dolcezza
Spesso giace nascosto il pentimento.
Consiglier scellerato è'l sentimento
Ch'odia le leggi e la ragion disprezza.

NERONE
La legge è per chi serve, e se vogl'io,
Posso abolir l'antica
E indur le nove;
È partito l'impero, è'l ciel di Giove,
Ma del mondo terren lo scettro è mio.

SENECA
Sregolato voler non è volere,
Ma (dirò con tua pace) egli è furore.

NERONE
La ragione è misura rigorosa
Per chi ubbidisce e non per chi comanda.

SENECA
Anzi l'irragionevole comando
Distrugge l'ubbidienza.

NERONE
Lascia i discorsi, io voglio a modo mio.

SENECA
Non irritar il popolo e'l senato.

NERONE
Del senato e del popolo non curo.

SENECA
Cura almeno te stesso, e la tua fama.

NERONE
Trarrò la lingua a chi vorrà biasmarmi.

SENECA
Più muti che farai, più parleranno.

NERONE
Ottavia è infrigidita ed infeconda.

SENECA
Chi ragione non ha, cerca pretesti.

NERONE
A chi può ciò che vuol ragion non manca.

SENECA
Manca la sicurezza all'opre ingiuste.

NERONE
Sarà sempre più giusto il più potente.

SENECA
Ma chi non sa regnar sempre può meno.

NERONE
La forza è legge in pace...

SENECA
La forza accende gli odi...

NERONE
... e spada in guerra,

SENECA
e turba il sangue;...

NERONE
...E bisogno non ha della ragione.

SENECA
La ragione regge gl'uomini e gli dei.

NERONE
Tu mi forzi allo sdegno; al tuo dispetto,
E del popol in onta e del senato
E d'Ottavia, e del cielo, e del abisso,
Siansi giuste od ingiuste le mie voglie,
Oggi Poppea sarà mia moglie !

SENECA
Siano innocenti i regi
O s'aggravino sol di colpe illustri;
S'innocenza si perde,
Perdasi sol per guadagnar i regni,
Ch'il peccato commesso
Per agrandir l'impero
Si assolve da sè stesso;
Ma ch'una femminella abbia possanza
Di condurti agli errori,
Non è colpa da rege o semideo:
È un misfatto plebeo.

NERONE
Levamiti dinnanzi,
Maestro impertinente
Filosofo insolente !

SENECA
Il partito peggior sempre sovrasta
Quando la forza alla ragion contrasta.


SCENA X

Poppea, Nerone, Ottone in disparte.
Poppea con Nerone discorrono de' contenti passati, restando Nerone preda delle bellezze di Poppea, promettendoli volerla crear imperatrice, e da Poppea venendo messo in disgrazia di lui Seneca, Nerone adirato gli decreta la morte, Poppea fa voto ad Amore per l'esaltazione delle sue grandezze, e da Ottone, che se ne sta in disparte, viene inteso e osservato il tutto.
Questo passaggio, si riferisce al testo finale di Poppea non musicato.

POPPEA
Come dolci, signor, come soavi
Riuscirono a te la notte andata
Di questa bocca i baci ?

NERONE
Più cari i più mordaci.

POPPEA
Di questo seno i pomi ?

NERONE
Mertan le mamme tue più dolci nomi.

POPPEA
Di queste braccia gli stretti amplessi ?

NERONE
Idolo mio, deh in braccio ancor,
in braccio ancor t'avessi !

POPPEA
Dimmi, Signor, e come t' arrivano al' core
Tante mie tenerezze innamorate ?

NERONE
Gioconde, o lascive, o delicate.

POPPEA
Tanti sospiri miei ?

NERONE
Consolarli, o diletta, ogn' hor vorrei.

POPPEA
I fervori dell' anima infiammata,
Transhumanata in estasi amorosa ?

NERONE
O graditi, mia luce, o dilettosi.

POPPEA
Languida ancora io sono,
E' l mio spirto morto.
Dentro alle tue dolcezze,
Resuscitato per morire ancora
Il mio caro Neron stringe, et adora.
Poppea respiro appena;
Miro le labbra tue,
E mirando recupero con gl'occhi
Quello spirto infiammato,
Che nel bacciarti, o cara, in te diffusi.
Non è più in cielo il mio destino,
Ma sta dei labbri tuoi nel bel rubino.

POPPEA
Signor, le tue parole son sì dolci,
Ch'io nell'anima mia
Le ridico a me stessa,
E l'interno ridirle necessita al deliquio il cor amante.
Come parole le odo,
Come baci io le godo;
Son de' tuoi cari detti
I sensi sì soavi e sì vivaci,
Che, non contenti di blandir l'udito,
Mi passano al stampar sul cor i baci.

NERONE
Quell'eccelso diadema ond'io sovrasto
Degl'uomini, e de regni alla fortuna,
Teco divider voglio,
E allor sarò felice
Quando il titol avrai d'imperatrice;
Ma che dico, o Poppea!
Troppo picciola è Roma ai merti tuoi,
Troppo angusta è l'Italia alle tue lodi,
E al tuo bel viso è basso paragone
L'esser detta consorte di Nerone;
E han questo svantaggio i tuoi begl'occhi,
Che, trascendendo i naturali esempi,
E per modestia non tentando i cieli,
Non ricevon tributo d'altro onore,
Che di silenzio e di stupore.

POPPEA
A speranze sublimi il cor innalzo
Perché tu lo comandi,
E la modestia mia riceve forza;
Ma troppo s'attraversa e impedisce
Delle regie promesse il fin sovrano.
Seneca, il tuo Maestro,
Quello stoico sagace,
Quel filosofo astuto,
Che sempre tenta persuader altrui
Ch'il tuo scettro dipende sol da lui...

NERONE
Che ? che ?

POPPEA
Ch'il tuo scettro dipende sol da lui...

NERONE
Quel decrepito pazzo...

POPPEA
Quel, quel!

NERONE
...ha tanto ardire ?

POPPEA
Ha tanto ardire.

NERONE
Olà, vada un di voi
A Seneca volando, e imponga a lui,
Ch'in questo giorno ei mora.
Vo' che da me l'arbitrio mio dipenda,
Non da concetti e da sofismi altrui;
Rinnegherei per poco
Le potenze dell'alma, s'io credessi
Che servilmente indegne
Si movessero mai col moto d'altre.
Poppea, sta di buon core,
Oggi vedrai ciò che sa far Amore.

POPPEA
Se mi conduci, Amor,
A Regia Maestra,
Al tuo tempio il mio cor,
Voto si apprenderà
Spirami tutto in sen
Fonte d' ogni mio ben,
Al Trono innalza me,
Amor, ogni mia speme io pongo in te.
Le meraviglie, Amor,
Son opre di tua man,
Trascende gli stupor
Il tuo poter sovran.
Consola i miei sospir,
Adempi i miei desir,
Al Trono innalza me,
Amor, ogni mia speme io pongo in te.


SCENA XI
Ottone, Poppea, Arnalta in disparte.
Ottone con Poppea palesa le sue morte speranze con lei, e da passione amorosa la rinfaccia, Poppea si sdegna, e sprezzandolo parte dicendo esser soggetta a Nerone.

RITORNELLO

OTTONE
Ad altri tocca in sorte
Bere il licor, a me guardar il vaso,
Aperte stan le porte
A Neron, ed Otton fuori è rimaso;
Siede egli a mensa a satollar sue brame,
In amaro digiun mor'io di fame.

RITORNELLO

POPPEA
Chi nasce sfortunato
Di se stesso si dolga, e non d'altrui;
Del tuo penoso stato
Aspra cagion,
Otton, non son, nè fui; il destin getta i dadi e i punti attende:
L'evento, o buono o reo, da lui dipende.

RITORNELLO

OTTONE
La messe sospirata
Dalle speranze mie, da' miei desiri,
In altra mano è andata,
E non consente Amor che più v'aspiri;
Neron felice i dolci pomi tocca,
E solo il pianto a me bagna la bocca.

RITORNELLO

POPPEA
A te le calve tempie,
Ad altri il crine la fortuna diede;
S'altri i desiri adempie
Ebbe di te più fortunato piede.
La disventura tua non è mia colpa,
Te solo dunque e'l tuo destino incolpa.

RITORNELLO

OTTONE
Sperai che quel macigno,
Bella Poppea, che ti circonda il core,
Fosse d'amor benigno
Intenerito a pro del mio dolore,
Or del tuo bianco sen la selce dura
Di mie morte speranze è sepoltura.

RITORNELLO

POPPEA
Deh, non più rinfacciarmi,
Porta, deh porta il martellino in pace,
Cessa di più tentarmi,
Al cenno imperial Poppea soggiace;
Ammorza il foco omai, tempra li sdegni;
Io lascio te per arrivar ai regni.

OTTONE
E così l'ambizione
Sovra ogni vizio tien la monarchia.

POPPEA
Così, così la mia ragione
Incolpa i tuoi capprici di pazzia.

OTTONE
È questo del mio amor il guiderdone ?

POPPEA
Modestia, olà...

OTTONE
È questo del mio amor il guiderdone ?

POPPEA
...olà, non più,...

OTTONE
È questo del mio amor il guiderdone ?

POPPEA
...non più, son di Nerone.

OTTONE
Ahi, ahi, chi si fida
In un bel volto,
Fabbrica in aria, e sopra il vacuo fonda,
Tenta palpare il vento,
Ed immobili afferma il fumo, e l' onda.

ARNALTA
Infelice ragazzo
Mi move a compassion il miserello;
Poppea non ha cervello
A non gl'aver pietà,
Quand' ero in altra età
Non volevo gl'amanti
In lacrime distrutti,
Per compassion gli contentavo tutti.


SCENA XII
Ottone.
Ottone amante disperato imperversa con l'animo contro Poppea

OTTONE
Otton, torna in te stesso,
Il più imperfetto sesso
Non ha per sua natura
Altro d'uman in sé che la figura.
Otton, torna in te stesso,
Costei pensa al comando, e se ci arriva
La mia vita è perduta,...
Otton, torna in te stesso,...ella temendo
Che risappia Nerone
I miei passati amori,
Ordirà insidie all'innocenza mia,
Indurrà colla forza un che m'accusi
Di lesa maestà di fellonia,
La calunnia, da' grandi favorita,
Distrugge agl'innocenti onor e vita.
Vo' prevenir costei
Col ferro o col veleno,
Non mi vo' più nutrir il serpe in seno.
A questo fine
Dunque arrivar dovea
L'amor tuo, perfidissima Poppea!


SCENA XIII
Drusilla, Ottone.
Ottone di già amante di Drusilla dama di corte, vedendosi sprezzato da Poppea rinnova seco gl'amori promettendoli lealtà.
Drusilla resta consolata del ricuperato suo affetto, e fornisse l'atto primo.

DRUSILLA
Pur sempre di Poppea,
O con la lingua, o col pensier discorri.

OTTONE
Discacciato dal cor viene alla lingua,
E dalla lingua è consegnato ai venti
Il nome di colei
Ch'infedele tradì gl'affetti miei.

DRUSILLA
Il tribunal d'Amor
Talor giustizia fa:
Di me non hai pietà,
Altri si ride, Otton, del tuo dolor.

OTTONE
A te di quanto son,
Bellissima donzella
Or fo libero don;
Ad altri mi ritolgo,
E solo tuo sarò, Drusilla mia.
Perdona, o dio, perdona
Il passato scortese mio costume;
Benchè tu del mio error non mi riprenda,
Confesso i falli andati,
Eccoti l'alma mia pronta all'emenda.
Fin ch'io vivrò
t'amerà sempre, o bella
quest'alma che ti fu cruda e rubella
già pentita dall'error antico
mi ti consacra omai servo et amico.

DRUSILLA
Già l'oblio seppellì
Gl'andati amori ?
È ver, Otton, è ver,
Ch'a questo fido cor il tuo s'unì ?

OTTONE
È ver, Drusilla, è ver, sì, sì.

DRUSILLA
Temo che tu mi dica la bugia.

OTTONE
No, no, Drusilla, no.

DRUSILLA
Otton, non so, non so.

OTTONE
Teco non può mentir la fede mia.

DRUSILLA
M'ami ?

OTTONE
Ti bramo.

DRUSILLA
E come in un momento ?

OTTONE
Amor è foco, e subito s'accende.

DRUSILLA
Sì subite dolcezze
Gode lieto il mio cor, ma non l'intende.
M'ami ?

OTTONE
Ti bramo.
Ti dican l'amor mio le tue bellezze.
Per te nel cor ho nova forma impressa,
I miracoli tuoi credi a te stessa.

DRUSILLA
Lieta m'en vado:
Otton, resta felice;
M'indirizzo a riverir l'imperatrice.

OTTONE
Le tempeste del cor, tutte tranquilla;
D'altri Otton non sarà che di Drusilla;
E pur al mio dispetto, iniquo Amore,
Drusilla ho in bocca, e ho Poppea nel core.
最終更新:2026年09月21日 19:31