「このガキどもがー!」
「わー、小滝選手が切れたー!逃げろー!」
「わー、小滝選手が切れたー!逃げろー!」
とあるレストランのある一つの席。どこからか現れた子供たちが騒いで逃げる。まるで鬼ごっこの鬼から逃げるかのような敏捷さだ。
その子供達を鬼の形相をしながら追いかけるのは、「小滝選手」と呼ばれた津々家バルカンズの小滝浪緒。
今こそチームに欠かせない存在になった右翼手だ。
その子供達を鬼の形相をしながら追いかけるのは、「小滝選手」と呼ばれた津々家バルカンズの小滝浪緒。
今こそチームに欠かせない存在になった右翼手だ。
今年のバルカンズは、小滝と共に大きく躍進を遂げた。
小滝は初の開幕一軍でチームを牽引、シーズン途中からチームリーダーとしても活躍した。
それどころかチームメイトの矢部、猛田も一軍定着し投手陣も安定。勇村や六道等の主力選手の力も欠かせない。
更にトレードで移ってきた選手達も大活躍で言う事なし。まさに相乗効果だ。
終わってみればレボリューション・リーグ二位。プレーオフ出場となった。
第一ステージのバスターズを降し第二ステージまで進むが、惜しくも二勝三敗でカイザースに敗北した。
だがそれがバルカンズ全体の来年の意気込みになった模様。
彼自身は強肩を活かしリーグトップの捕殺を記録。打率も三割を打ち攻守両面においてすばらしい成績を残したのだ。
小滝は初の開幕一軍でチームを牽引、シーズン途中からチームリーダーとしても活躍した。
それどころかチームメイトの矢部、猛田も一軍定着し投手陣も安定。勇村や六道等の主力選手の力も欠かせない。
更にトレードで移ってきた選手達も大活躍で言う事なし。まさに相乗効果だ。
終わってみればレボリューション・リーグ二位。プレーオフ出場となった。
第一ステージのバスターズを降し第二ステージまで進むが、惜しくも二勝三敗でカイザースに敗北した。
だがそれがバルカンズ全体の来年の意気込みになった模様。
彼自身は強肩を活かしリーグトップの捕殺を記録。打率も三割を打ち攻守両面においてすばらしい成績を残したのだ。
そんな小滝が何故形相を変えてまで子供達を追いかける理由。それは先程まで一世一代の告白をしていたからだ。
「あはは……」
遠くに消えていく子供達と小滝を少し引きつった顔で微笑む春日泉美。
二人は幼い頃から親しくしていた、所謂幼馴染だ。
互いに成人してからは会う機会が減っていたのだが、最近になり再び交遊をするようになり幾度の付き合いの結果、両家公認の恋人関係になった。
元から泉美が小滝の事を好いていた事も一つの要因である。
付き合い始めてからも、大きな出来事があった。
七夕で現れた流れ星に思わず「泉美ちゃんと親密になれますように」と三度口走って周りから祝福の声を受けたり。
泉美の小学生の生徒を公園に集めた時には、小滝を決心させる大きな日になったり。
一軍のプロ野球選手としてシーズンを送りながら、プライベートでも大きな躍進を遂げていた。
「あはは……」
遠くに消えていく子供達と小滝を少し引きつった顔で微笑む春日泉美。
二人は幼い頃から親しくしていた、所謂幼馴染だ。
互いに成人してからは会う機会が減っていたのだが、最近になり再び交遊をするようになり幾度の付き合いの結果、両家公認の恋人関係になった。
元から泉美が小滝の事を好いていた事も一つの要因である。
付き合い始めてからも、大きな出来事があった。
七夕で現れた流れ星に思わず「泉美ちゃんと親密になれますように」と三度口走って周りから祝福の声を受けたり。
泉美の小学生の生徒を公園に集めた時には、小滝を決心させる大きな日になったり。
一軍のプロ野球選手としてシーズンを送りながら、プライベートでも大きな躍進を遂げていた。
時は流れ十一月下旬、冬も間近に迎える小滝の契約更改日。
年俸は勿論大幅アップ。ほくほく顔で一発サイン、バルカンズとの契約を終えた。
数日後。小滝は泉美をレストランに誘い婚約指輪を差し出しプロポーズをしたのだ。
「自分は料理できない」「裁縫は雑巾しかできない」等自分の欠点を何度も言っていたが、小滝は全部そんなの関係ないと答えを返す。
最後に自分から「世界で一番小滝くんの事が好きです」と。そんな泉美の両手には指輪が入った箱が大事そうに握られていた。
年俸は勿論大幅アップ。ほくほく顔で一発サイン、バルカンズとの契約を終えた。
数日後。小滝は泉美をレストランに誘い婚約指輪を差し出しプロポーズをしたのだ。
「自分は料理できない」「裁縫は雑巾しかできない」等自分の欠点を何度も言っていたが、小滝は全部そんなの関係ないと答えを返す。
最後に自分から「世界で一番小滝くんの事が好きです」と。そんな泉美の両手には指輪が入った箱が大事そうに握られていた。
店員に注意され疲労感一杯の顔戻ってきた小滝。席に座りなおし、視線を泉美にやると笑みがある。
水色の髪に可愛らしい顔が微笑む。今の自分にはこの笑顔がある。
溜め息と咳き込みを一つ。そしてもう一度。
「ちょっと邪魔が入ったけど……改めて言うよ」
「うん……」
水色の髪に可愛らしい顔が微笑む。今の自分にはこの笑顔がある。
溜め息と咳き込みを一つ。そしてもう一度。
「ちょっと邪魔が入ったけど……改めて言うよ」
「うん……」
「結婚しよう、泉美ちゃん」
頬を染める泉美は恥ずかしそうに俯き、数秒たった後頷く。
すると再び周りが騒がしくなり、テーブルの下から小さい毬栗頭や少女達がひょっこりと現れる。
「わー、先生顔真っ赤ー!おめでとー!!」
「初々しーい、ひゅーひゅー!」
「先生もやるときはやるんだねー、見直したよー!」
ただでさえ顔を真っ赤に染めていた泉美の顔が更に赤く染まる。
「こらぁ……、先生をからかうんじゃないです!」
「こらガキどもー!泉美ちゃんを困らすな、うがー!」
「わーわー!」
はやし立て逃げる子供たちに、まるで同年齢のように噛み付こうとする小滝を慌てて泉美が制する。
小滝の一世一代の告白は、子供達によって彼的には少し残念な結果に終えた。
だが泉美の笑顔を見れてそれはそれでよかったなとも思ったりした。
頬を染める泉美は恥ずかしそうに俯き、数秒たった後頷く。
すると再び周りが騒がしくなり、テーブルの下から小さい毬栗頭や少女達がひょっこりと現れる。
「わー、先生顔真っ赤ー!おめでとー!!」
「初々しーい、ひゅーひゅー!」
「先生もやるときはやるんだねー、見直したよー!」
ただでさえ顔を真っ赤に染めていた泉美の顔が更に赤く染まる。
「こらぁ……、先生をからかうんじゃないです!」
「こらガキどもー!泉美ちゃんを困らすな、うがー!」
「わーわー!」
はやし立て逃げる子供たちに、まるで同年齢のように噛み付こうとする小滝を慌てて泉美が制する。
小滝の一世一代の告白は、子供達によって彼的には少し残念な結果に終えた。
だが泉美の笑顔を見れてそれはそれでよかったなとも思ったりした。
ある日の休日。実家に帰って自主トレ中、タオルで汗を拭き丁度一服していた小滝の所へ来訪者が。
「こんにちは小滝くん」
「どうしたの泉美ちゃん。今日何か用事あったっけ?」
すると泉美はスッと指にはめられている指輪を見せる。そして「そっか……」と理解ししみじみとする小滝。
「オレたち、結婚すんのか……」
「うん、小滝くん……」
この前の余韻が残っているのか、互いの結婚指輪を見せ合いながら二人は照れくさそうに微笑んだ。
「こんにちは小滝くん」
「どうしたの泉美ちゃん。今日何か用事あったっけ?」
すると泉美はスッと指にはめられている指輪を見せる。そして「そっか……」と理解ししみじみとする小滝。
「オレたち、結婚すんのか……」
「うん、小滝くん……」
この前の余韻が残っているのか、互いの結婚指輪を見せ合いながら二人は照れくさそうに微笑んだ。
とりあえず泉美を部屋の中に案内した。シーズン中は寮にいたので、キャンプ以前と何も変わっていない。
ちなみに両親は旅行中である。小滝が両親へのささやかな親孝行である。
色々本棚などを漁っているとドサドサと倒れてくる本たち。その中に小さなアルバムがあった。
ページを開くと二人の幼い頃の写真が一杯貼られてある。
「懐かしいね、小滝くんがすごく小さいよ」
「そんなこと言う泉美ちゃんだってそうじゃないか」
「それもそっか」
ちなみに両親は旅行中である。小滝が両親へのささやかな親孝行である。
色々本棚などを漁っているとドサドサと倒れてくる本たち。その中に小さなアルバムがあった。
ページを開くと二人の幼い頃の写真が一杯貼られてある。
「懐かしいね、小滝くんがすごく小さいよ」
「そんなこと言う泉美ちゃんだってそうじゃないか」
「それもそっか」
小休憩を交えながら小滝は自主練を再開した……と思えば、泉美を公園に連れて行く。勿論グローブは持参済みである。
泉美は少し困惑している。スカートの裾を押さえながら。
「でも私、今日スカートだから…」
「何を言っているんだ泉美ちゃん……それが良いんじゃないか!!」
思わず圧倒された泉美だが、次には笑みに変わりキャッチボールを始めた。
泉美とキャッチボールできる幸せ、そしてたまに見えるスカートの下。
幸せを噛み締める。神様、ありがとうと。そんな小滝に天罰か、泉美が投げたボールが頭に命中した。
泉美は少し困惑している。スカートの裾を押さえながら。
「でも私、今日スカートだから…」
「何を言っているんだ泉美ちゃん……それが良いんじゃないか!!」
思わず圧倒された泉美だが、次には笑みに変わりキャッチボールを始めた。
泉美とキャッチボールできる幸せ、そしてたまに見えるスカートの下。
幸せを噛み締める。神様、ありがとうと。そんな小滝に天罰か、泉美が投げたボールが頭に命中した。
そんな感じで時間が進み、気づけば辺りは夜になっていた。
夕食は泉美が作ってくれた。料理は得意じゃないと彼女は言っていたが、そんな事は全然なく思わず「美味い!」が飛び出た。
食後はマッサージをしてくれて、まさに至れり尽くせりである。
入浴後、二人でTVを見ながら一服。いつの間にか時刻は九時を回ろうとした、まさにその時。
「ねぇ、小滝くん」
「ん?」
「この前の告白の日、覚えてる?」
「当然だよ!あの日の出来事は鮮明に覚えているよ!」
「そ、それじゃぁ……」
「?」
泉美の頬が赤い。今までの赤らみとは全然違う。一体何を言おうとしているのだろうか。
そして意を決して出した泉美の言葉、それに小滝は思わず変な声を出してしまった。
夕食は泉美が作ってくれた。料理は得意じゃないと彼女は言っていたが、そんな事は全然なく思わず「美味い!」が飛び出た。
食後はマッサージをしてくれて、まさに至れり尽くせりである。
入浴後、二人でTVを見ながら一服。いつの間にか時刻は九時を回ろうとした、まさにその時。
「ねぇ、小滝くん」
「ん?」
「この前の告白の日、覚えてる?」
「当然だよ!あの日の出来事は鮮明に覚えているよ!」
「そ、それじゃぁ……」
「?」
泉美の頬が赤い。今までの赤らみとは全然違う。一体何を言おうとしているのだろうか。
そして意を決して出した泉美の言葉、それに小滝は思わず変な声を出してしまった。
「じゃあ……、子供作ろっか?」
「……えっ?」
泉美が何を言ったのかを一瞬理解できなかった。
そう言えば、レストランで子供達が見ているときにあんな事を言われたような……。
「……えっ?」
泉美が何を言ったのかを一瞬理解できなかった。
そう言えば、レストランで子供達が見ているときにあんな事を言われたような……。
以下、レストランでの回想シーンである。
何だかんだあったのだが、小滝は落ち着きを取り戻していた。
相変わらず小滝に子供達がはやし立ててくるが、今度は意味が違うと言うか、泉美を心配する声か。
「小滝さんよー、頼んない俺たちの先生なんだ、泣かしたら承知しないぜ!」
「絶対幸せにしてあげてねー!できなかったら針千本飲ーます!」
思わず苦笑する。
「はは……分かったよ。泉美ちゃん、いい生徒達だね」
語尾に「空気読めないけど」と付けたかったがやめた。
「うん……。私、今日ほど幸せな日はないよ……」
満面の笑みを浮かべる泉美。すると再び頬を染めて口を開く。
「…ねぇ……子供好きだよね?」
突然の泉美の問い。「勿論!」と小滝は回答する。
「じゃあ多いほうがいいよね……私頑張るから」
子供達が見ている前、まさかの返答に小滝は飲んでいたものを噴出し、唸ってしまった。
興奮したのか顔を真っ赤にする小滝。そんな所を子供達に三度からかわれる。
「あー、小滝さん顔真っ赤ー!」
「流石公園でえっちぃ事しようとするスケベ大王!やる事が違うぜ!」
プチン
「誰だ、今スケベ大王って言ったの!!?うがー!!」
「わーわーわー!」
再び賑やかになるレストラン。店員達も注意するのを諦めたのか、子供達VS大人一人の鬼ごっこを暖かく見守っていた。
相変わらず小滝に子供達がはやし立ててくるが、今度は意味が違うと言うか、泉美を心配する声か。
「小滝さんよー、頼んない俺たちの先生なんだ、泣かしたら承知しないぜ!」
「絶対幸せにしてあげてねー!できなかったら針千本飲ーます!」
思わず苦笑する。
「はは……分かったよ。泉美ちゃん、いい生徒達だね」
語尾に「空気読めないけど」と付けたかったがやめた。
「うん……。私、今日ほど幸せな日はないよ……」
満面の笑みを浮かべる泉美。すると再び頬を染めて口を開く。
「…ねぇ……子供好きだよね?」
突然の泉美の問い。「勿論!」と小滝は回答する。
「じゃあ多いほうがいいよね……私頑張るから」
子供達が見ている前、まさかの返答に小滝は飲んでいたものを噴出し、唸ってしまった。
興奮したのか顔を真っ赤にする小滝。そんな所を子供達に三度からかわれる。
「あー、小滝さん顔真っ赤ー!」
「流石公園でえっちぃ事しようとするスケベ大王!やる事が違うぜ!」
プチン
「誰だ、今スケベ大王って言ったの!!?うがー!!」
「わーわーわー!」
再び賑やかになるレストラン。店員達も注意するのを諦めたのか、子供達VS大人一人の鬼ごっこを暖かく見守っていた。
以上、回想終わり。
戸惑う小滝。泉美は恥ずかしさのあまりか俯いて動かない。
沈黙が酷く長い。心臓が自分で分かるくらい高鳴り、喉は渇きを覚える。
「………」
「………」
その沈黙の間、小滝はあの日の子供達の言葉を思い出していた。
(そうだよ。オレたち結婚するんだから……)
絶対幸せにする、たとえどんな道のりがあろうともだ。
先に沈黙を破ったのは小滝の方。立ち上がって、泉美を後ろから抱きしめる。
「……!」
「オレは泉美ちゃんが好きだ。だから君の希望は全部叶えたい」
「小滝くん……」
「……子供作ろう、泉美ちゃん」
「うん…!」
戸惑う小滝。泉美は恥ずかしさのあまりか俯いて動かない。
沈黙が酷く長い。心臓が自分で分かるくらい高鳴り、喉は渇きを覚える。
「………」
「………」
その沈黙の間、小滝はあの日の子供達の言葉を思い出していた。
(そうだよ。オレたち結婚するんだから……)
絶対幸せにする、たとえどんな道のりがあろうともだ。
先に沈黙を破ったのは小滝の方。立ち上がって、泉美を後ろから抱きしめる。
「……!」
「オレは泉美ちゃんが好きだ。だから君の希望は全部叶えたい」
「小滝くん……」
「……子供作ろう、泉美ちゃん」
「うん…!」
泉美の入浴中、小滝の妄想が止まらない。シャワーを浴びている泉美の姿がぼんやりと頭の中に浮かぶ。
だが湯気によって大事な部分を隠されて「邪魔だ邪魔だ!」と手をぶんぶん振ったり。
落ち着き様がない自分に少し冷静さを取り戻そうかと思い窓を開け夜風に当たる。
まさかこんな展開になろうとは思いもしなかった。いくらなんでも展開が速すぎる。
(どこかのゲームじゃあるまいし……)
とは言っても彼女を幸せにする、その決意は二度と揺るがない。
先程自分が言った、泉美の希望は全部叶えたい。ならばそれを叶えるまでだ。
浴室の方から音がする、ドアの開く音と共にバスタオル一枚身につけた泉美が出てきた。
「小滝くん、上がったよ」
「………」
「ど、どうしたの?」
「なんか、いいです」
わけの分からない言葉と共に、泉美を抱きしめる小滝。
肌はしっとりと濡れて、髪の毛からはシャンプーの香りがする。
髪の毛を撫でる。とても柔らかく、このままずっと抱きしめていたい幸福感を覚えた。
思わず抱きしめる力を強めてしまいほんの少しだけ泉美の顔がゆがむ。
「こ、小滝くん…ちょっと痛いよ」
「…あぁごめん。つい」
「ううん、全然大丈夫だよ」
抱きしめる力を緩め、お互いの瞳が見詰め合う。
照れくさい。すぐにでも目を逸らしたかったが、そう言う訳にもいかない。
「じゃあ…しようか……」
「……はい」
だが湯気によって大事な部分を隠されて「邪魔だ邪魔だ!」と手をぶんぶん振ったり。
落ち着き様がない自分に少し冷静さを取り戻そうかと思い窓を開け夜風に当たる。
まさかこんな展開になろうとは思いもしなかった。いくらなんでも展開が速すぎる。
(どこかのゲームじゃあるまいし……)
とは言っても彼女を幸せにする、その決意は二度と揺るがない。
先程自分が言った、泉美の希望は全部叶えたい。ならばそれを叶えるまでだ。
浴室の方から音がする、ドアの開く音と共にバスタオル一枚身につけた泉美が出てきた。
「小滝くん、上がったよ」
「………」
「ど、どうしたの?」
「なんか、いいです」
わけの分からない言葉と共に、泉美を抱きしめる小滝。
肌はしっとりと濡れて、髪の毛からはシャンプーの香りがする。
髪の毛を撫でる。とても柔らかく、このままずっと抱きしめていたい幸福感を覚えた。
思わず抱きしめる力を強めてしまいほんの少しだけ泉美の顔がゆがむ。
「こ、小滝くん…ちょっと痛いよ」
「…あぁごめん。つい」
「ううん、全然大丈夫だよ」
抱きしめる力を緩め、お互いの瞳が見詰め合う。
照れくさい。すぐにでも目を逸らしたかったが、そう言う訳にもいかない。
「じゃあ…しようか……」
「……はい」
ベッドに倒れこむ泉美。改めて上から泉美を眺めてみる。
バスタオル一枚だけの姿、あとは何も身につけていない。白い布からみえる肌に酷く興奮を覚える。
小滝はゆっくりと泉美に近づきキスを交わす。
「ん……ちゅ、むぅ……」
最初はやさしめだった口付けは、徐々に舌を絡み合わせるような激しいものへと変わっていく。
「んっ…んーっ、んむぅ……」
次に唇を離した時には、泉美の息は荒々しく瞳は求めていた。
「はぁ…はぁ……っ」
「バスタオル取るよ、泉美ちゃん」
「う、うん…」
泉美の肌を守っていたバスタオルが剥がされる。その姿を何度も確認したが、やっぱり美しかった。
羞恥を覚えたのか泉美は小滝から視線を外そうとするがそれを制される。
「泉美ちゃん肌もすべすべで、すごく綺麗だ」
地を這うかのように指を動かすと、身を硬直させる。
くすぐったいのか、それを見て楽しくなった小滝はその行為を続ける。
脇を通りへその周りをくるくる回し、そこから上っていき乳房の突起を転がす。
「んっ…、ふぁ…!」
バスタオル一枚だけの姿、あとは何も身につけていない。白い布からみえる肌に酷く興奮を覚える。
小滝はゆっくりと泉美に近づきキスを交わす。
「ん……ちゅ、むぅ……」
最初はやさしめだった口付けは、徐々に舌を絡み合わせるような激しいものへと変わっていく。
「んっ…んーっ、んむぅ……」
次に唇を離した時には、泉美の息は荒々しく瞳は求めていた。
「はぁ…はぁ……っ」
「バスタオル取るよ、泉美ちゃん」
「う、うん…」
泉美の肌を守っていたバスタオルが剥がされる。その姿を何度も確認したが、やっぱり美しかった。
羞恥を覚えたのか泉美は小滝から視線を外そうとするがそれを制される。
「泉美ちゃん肌もすべすべで、すごく綺麗だ」
地を這うかのように指を動かすと、身を硬直させる。
くすぐったいのか、それを見て楽しくなった小滝はその行為を続ける。
脇を通りへその周りをくるくる回し、そこから上っていき乳房の突起を転がす。
「んっ…、ふぁ…!」
泉美の乳房は大きくもなく小さくもない。まぁ大きさは彼にとって関係ない。
その乳房を感触を楽しむかのように揉み始める。
「…っ!……ぁ!」
次に乳首に吸い付く。舌で突いたり転がしたり。
「あぅ…!…だ、だめっ、駄目だよ小滝く……っ!」
喘ぐ泉美の口を塞ぐようにキスをする。先程と同じように激しいキス。
「んむっ!ん…っ、っぁ……!」
次第に泉美はとろけるような表情を見せるようになっていく。
舌が舐め回すように身体全体を走る。それは脇、指先、耳、足と。
泉美の背筋が震える。声は艶めきを帯びて小滝の興奮を更に掻き立てる。
再び乳首にむしゃぶりつく。今度は強く吸ったり甘く噛んだり。少し強すぎたのか、泉美が思わず涙目になる。
「か、噛んじゃ…いやぁ……」
「ごめん。……じゃあどうしてほしい?」
「ゆっくり、……舌で転がして」
小滝が頷くと共に舌で優しく刺激を再開し、片方の手はもう一つの乳首を攻める。
「あっ…ふあぁっ……そ、そこ……っ!」
「泉美ちゃん、これがいいんだね。もっとしてあげるよ」
「う、うん…お願い…小滝く……んっ!」
その乳房を感触を楽しむかのように揉み始める。
「…っ!……ぁ!」
次に乳首に吸い付く。舌で突いたり転がしたり。
「あぅ…!…だ、だめっ、駄目だよ小滝く……っ!」
喘ぐ泉美の口を塞ぐようにキスをする。先程と同じように激しいキス。
「んむっ!ん…っ、っぁ……!」
次第に泉美はとろけるような表情を見せるようになっていく。
舌が舐め回すように身体全体を走る。それは脇、指先、耳、足と。
泉美の背筋が震える。声は艶めきを帯びて小滝の興奮を更に掻き立てる。
再び乳首にむしゃぶりつく。今度は強く吸ったり甘く噛んだり。少し強すぎたのか、泉美が思わず涙目になる。
「か、噛んじゃ…いやぁ……」
「ごめん。……じゃあどうしてほしい?」
「ゆっくり、……舌で転がして」
小滝が頷くと共に舌で優しく刺激を再開し、片方の手はもう一つの乳首を攻める。
「あっ…ふあぁっ……そ、そこ……っ!」
「泉美ちゃん、これがいいんだね。もっとしてあげるよ」
「う、うん…お願い…小滝く……んっ!」
攻めはキスと胸と交互に幾度と行われ、泉美は切なさげに小滝を見つめる。
十分すぎるくらい堪能した小滝は、いよいよ下半身の方に手をかけた。
十分すぎるくらい堪能した小滝は、いよいよ下半身の方に手をかけた。
「や、やぁ……あんまり見ないで……」
泉美の秘所は、既に溢れんばかりの蜜で満たされている。
次に小滝は彼女の羞恥を更に煽るかのように次の言葉を言った。
「泉美ちゃん、指と舌…どっちがいい?」
「うう……いじわる」
下半身をもじもじさせながら、泉美は少しの間だけ口を塞ぐ。
「……じゃあ、私のカバン取ってきて」
「分かった」
泉美の秘所は、既に溢れんばかりの蜜で満たされている。
次に小滝は彼女の羞恥を更に煽るかのように次の言葉を言った。
「泉美ちゃん、指と舌…どっちがいい?」
「うう……いじわる」
下半身をもじもじさせながら、泉美は少しの間だけ口を塞ぐ。
「……じゃあ、私のカバン取ってきて」
「分かった」
「持ってきたよ」
「ん……」
泉美はバッグの中からある物体を取り出し小滝に差し出す。
「……こ、これで…」
「い、泉美ちゃん……。これって所謂……」
小滝は思わず動揺してしまった。泉美の手には振動により快感を得られる玩具…所謂バイブが握られていた。
しかもサイズがかなり大きくイボイボがついている。
これまでにないくらい泉美の顔が真っ赤に染まる。これを晒すのにはかなりの度胸がいるだろうに。
「小滝くんがシーズン中にいない間、……こ、これを小滝くんだと思って……」
「ん……」
泉美はバッグの中からある物体を取り出し小滝に差し出す。
「……こ、これで…」
「い、泉美ちゃん……。これって所謂……」
小滝は思わず動揺してしまった。泉美の手には振動により快感を得られる玩具…所謂バイブが握られていた。
しかもサイズがかなり大きくイボイボがついている。
これまでにないくらい泉美の顔が真っ赤に染まる。これを晒すのにはかなりの度胸がいるだろうに。
「小滝くんがシーズン中にいない間、……こ、これを小滝くんだと思って……」
小滝はその大きな玩具を受け取り電源を入れた。
別にバイブを見せられて、流石に一瞬驚いたが興ざめしたわけではない。
寧ろいない間も自分の事をいつも思ってくれていること、それが嬉しかった。
何故泉美がバイブを選択したのかは分からないが、彼女の叶えたいことは全部叶えたい。
そして今はこの玩具で気持ちよくさせる。そう思うと興奮が更に高鳴りそれが行動に変わる。
「ひゃぁ!!こ、小滝くん!?」
玩具がゆっくりと泉美の膣の周りを微動させる。
「オレが動かしてあげるから、気持ちよくなってよ」
「……うん」
別にバイブを見せられて、流石に一瞬驚いたが興ざめしたわけではない。
寧ろいない間も自分の事をいつも思ってくれていること、それが嬉しかった。
何故泉美がバイブを選択したのかは分からないが、彼女の叶えたいことは全部叶えたい。
そして今はこの玩具で気持ちよくさせる。そう思うと興奮が更に高鳴りそれが行動に変わる。
「ひゃぁ!!こ、小滝くん!?」
玩具がゆっくりと泉美の膣の周りを微動させる。
「オレが動かしてあげるから、気持ちよくなってよ」
「……うん」
十分に蜜で満たされている膣へ挿入。玩具の先っぽがどんどん進んでいく。
「…うっ、うううっ……!」
膣は玩具の侵入を徐々に受け入れていき、遂に奥まで挿入される。
「っぁ!…はぁ……ッ、…はぁ…ッ!」
「じゃあ動かすよ、痛かったら言ってね」
「う、うん……」
そんなこと言ったがこんなもの扱った事ない。
とりあえず上下に動かす事を考え手を動かし始め、まずゆっくりと玩具の出し入れをやってみた。
「あっ、ふあぁっ、ふうぅ……っああぁ!」
「こんな感じでいい?」
「うん…もっと強くてもいいよ」
「それじゃあ……」
今度はゆっくりと玩具を抜いていき一気に突き刺す。
「く…うううぅッ!!」
玩具は膣壁に絡みつき締め付け、泉美の体はビクビクと痙攣する。
その行為を繰り返す。小滝が慣れてきたのか、その動きが早くなっていく。
比例するかのように泉美の艶めく声が大きくなっていく。
「んっ!ううッ!!つ…、強すぎるよぉ……!ふあぁッ!!」
ぐちゃぐちゃに秘部をかき回され、快楽の頂点がいよいよやってくる。
「うぁっ…もう、あッ!や、やあぁッ!」
行われる挿入と差し出。幾度と、執拗に。
「イ…イクッ!もぅ……、ふぁ、あッ、あああぁぁッ!」
泉美の秘所から分泌液が迸り遂に絶頂を迎えた。
「…うっ、うううっ……!」
膣は玩具の侵入を徐々に受け入れていき、遂に奥まで挿入される。
「っぁ!…はぁ……ッ、…はぁ…ッ!」
「じゃあ動かすよ、痛かったら言ってね」
「う、うん……」
そんなこと言ったがこんなもの扱った事ない。
とりあえず上下に動かす事を考え手を動かし始め、まずゆっくりと玩具の出し入れをやってみた。
「あっ、ふあぁっ、ふうぅ……っああぁ!」
「こんな感じでいい?」
「うん…もっと強くてもいいよ」
「それじゃあ……」
今度はゆっくりと玩具を抜いていき一気に突き刺す。
「く…うううぅッ!!」
玩具は膣壁に絡みつき締め付け、泉美の体はビクビクと痙攣する。
その行為を繰り返す。小滝が慣れてきたのか、その動きが早くなっていく。
比例するかのように泉美の艶めく声が大きくなっていく。
「んっ!ううッ!!つ…、強すぎるよぉ……!ふあぁッ!!」
ぐちゃぐちゃに秘部をかき回され、快楽の頂点がいよいよやってくる。
「うぁっ…もう、あッ!や、やあぁッ!」
行われる挿入と差し出。幾度と、執拗に。
「イ…イクッ!もぅ……、ふぁ、あッ、あああぁぁッ!」
泉美の秘所から分泌液が迸り遂に絶頂を迎えた。
絶頂の余韻が残る泉美を見ながら、荒い呼吸を整えながら下着を脱ぐ小滝。
そこにははち切れんばかりの逸物が姿を現す。言うまでもない、限界だった。
先程絶頂を迎えた秘部に、肉棒が押し付けられる。
「じゃあ泉美ちゃん……いくよ?」
「うん……」
「大丈夫?さっきイッたばかりだよ」
「平気だよ。だって一緒に子供作るって約束したから……」
「…そうだったね」
そこにははち切れんばかりの逸物が姿を現す。言うまでもない、限界だった。
先程絶頂を迎えた秘部に、肉棒が押し付けられる。
「じゃあ泉美ちゃん……いくよ?」
「うん……」
「大丈夫?さっきイッたばかりだよ」
「平気だよ。だって一緒に子供作るって約束したから……」
「…そうだったね」
そして泉美の膣内は一気に容赦ない肉棒の侵入を受け入れた。
「っ!んああッ!」
「くっ…!」
肉棒に来る予想以上の締め付けに一気に射精感を覚える。
何とか射精感を逃そうとするが、むしろ余計に快楽を得て高めてしまう。勿論快楽を得ているのは泉美も同じだ。
「ふぁ!あッ!あぁッ!!」
愛液で一杯な熱い膣内を往復する。二人はキスをしながら腰を動かす。
その間にも圧倒的な性感が襲う。理性で抑えられずこみ上げてくる。
「っ!んああッ!」
「くっ…!」
肉棒に来る予想以上の締め付けに一気に射精感を覚える。
何とか射精感を逃そうとするが、むしろ余計に快楽を得て高めてしまう。勿論快楽を得ているのは泉美も同じだ。
「ふぁ!あッ!あぁッ!!」
愛液で一杯な熱い膣内を往復する。二人はキスをしながら腰を動かす。
その間にも圧倒的な性感が襲う。理性で抑えられずこみ上げてくる。
正直もうこのまま出してしまうかと思った。抑えられないならもう何も考えずに。
そんな考えが脳裏を掠めた瞬間、腰の速度が速まる。挿入時とは比べ物にならないくらいに。
「ううッ……!ふぁッ!あぁッ!!」
もう理性は利かなかった。ぱちんぱちんと音を立てて腰を打ち続ける。
愛液が膣の垣根から外に飛び散りシーツを汚していった。
「泉美ちゃん、泉美ちゃ……ん!」
「やッ!くぅッ、んんッ!!」
「も、もう、オレ…限界だ……!」
その言葉に対して泉美はこう返した。
「だ、出して…!いっぱい出して!!」
そんな考えが脳裏を掠めた瞬間、腰の速度が速まる。挿入時とは比べ物にならないくらいに。
「ううッ……!ふぁッ!あぁッ!!」
もう理性は利かなかった。ぱちんぱちんと音を立てて腰を打ち続ける。
愛液が膣の垣根から外に飛び散りシーツを汚していった。
「泉美ちゃん、泉美ちゃ……ん!」
「やッ!くぅッ、んんッ!!」
「も、もう、オレ…限界だ……!」
その言葉に対して泉美はこう返した。
「だ、出して…!いっぱい出して!!」
達した自分の肉棒からの精子が彼女の膣を満たしていた。
自分でも早すぎる、そう思った。
でも泉美の幸せそうな顔を見ると、それはそれでよかったなとも思ったりした。
自分でも早すぎる、そう思った。
でも泉美の幸せそうな顔を見ると、それはそれでよかったなとも思ったりした。
- そのあとほんの少しだけ
『九回裏バルカンズ二死満塁、サヨナラのチャンスにバッター小滝です!!』
どっと沸く球場の右バッターボックスには、小滝が。
こんこんとバットで地面をたたきながら相手に視線を向ける。
どっと沸く球場の右バッターボックスには、小滝が。
こんこんとバットで地面をたたきながら相手に視線を向ける。
(今日は生まれた息子の誕生日なんだ……絶対ここで決める!)
パパになった日。小滝はお立ち台に上がりガッツポーズを決めた。
その光景を泉美は笑顔でTVで見ていた。彼女の隣には息子がすやすやと眠っている。
そしてお腹の中にはまた、新たな一つの命が宿っていた。
その光景を泉美は笑顔でTVで見ていた。彼女の隣には息子がすやすやと眠っている。
そしてお腹の中にはまた、新たな一つの命が宿っていた。
おしまい