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実況パワフルプロ野球シリーズ@2chエロパロ板まとめwiki

未来への翼1-9

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匿名ユーザー

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 2人を寝室に運ぶ。寝室を見て気を失いそうになったことは、今はとりあえず置いておこう。
 にしても凄いことをしてたなと、後になって思う。木乃葉さんと2、3回した程度の経験しか無かっただ
けに、あそこまで女の子を嬲る自分が自分でないような気がした。

 オレはまたソファに座ってテレビを点ける。
 チャンネルを回していると、猪狩兄弟がカイザースに入団したことについてのトーク番組がやってい
たから、とりあえずチャンネルを止めてボーっと出演者のトークを聞いていた。

「球団、新しくなったそうだな」

 キッチンの方から声がした。聖ちゃんだ。
 聖ちゃんはみずきちゃんや麗菜ちゃんのようにバスタオル姿ではなく、もうすでにパジャマに着替え
て、コップに入れた牛乳を飲んでいた。

「猪狩コンツェルンがたんぽぽ社から買収したって、凄いね、猪狩選手の家って」
「…月野先輩は家柄を気にしたりするタイプか?」
「ん?どうして?」
「私の父が役僧なのは先輩も知っているだろう?そういう家の女でも先輩に好いてもらえるのかと」

 そういえば聖ちゃんの家柄ってお寺さんだっけか。
 前に聖ちゃんの誕生日を祝いに行ったときに一度お邪魔したっけ。

「別にそんなの気にしないよ、それに、聖ちゃんの着物姿可愛かったしさ」

 言ってから気づく。
 少し臭かったかもしれない。聖ちゃんは顔を少し赤くしていたようだが。

「そ、そんな…、そんなお世辞言っても何も出ないぞっ」
「お世辞じゃないよ、まあちょっと台詞が臭かったけど…、凄く着物が似合ってたしさ、ほら、制服とか
ユニフォーム姿なんて毎日ってくらい見てるから、それだけに新鮮だな、って」

 あとお肉が食べられないってことなんかも新鮮だ。

「うー…」
「はは、何で膨れてるの、褒めたのに」

 …何だか和んでしまってるけど、これで良いんだよな、普通は…。
 オレは少し気になりながらも、視線をテレビに戻す。どうやら出演者達が電話で猪狩守選手と対話を
しているようだ。

『猪狩さんはパワフルズの小波選手をライバル視しているようですが、その辺はどうなんですか?』
『早く1軍に上がってこいと言ってやりたいさ、あいつは僕を負かして甲子園に出たんだからね』
『プロ初対戦が楽しみですね、勝てますか?』
『さあね、やってみなくちゃ分からないさ、まあ僕の勝利が99.9999%だろうけど』
『自信満々じゃないですか!』

「小波選手か…」
「先輩は知っているのか?私はあまりよく知らないが」
「んー、近所に住んでた人だよ、昔ジュニアで野球やってた時に同じチームにいたんだ」

 その時はピッチャーをやってたんだっけか。
 中学高校とショートで4番。高校最後の夏、県大会の決勝戦で、猪狩守選手からサヨナラホームラン
を打ってあかつき大学付属高校を破り、甲子園に出場した。高校時代、猪狩選手からホームランを
打ったのは、小波選手がただ1人、という記録がある。
 その年、パワフル高校は全国の頂点に立った。ここ、聖タチバナじゃあまり耳にしない話だ。

「ライバルかぁ…そういえばオレってそんなドラマなライバルいないなぁ…」
「ライバル…」

 聖ちゃんは"ライバル"という言葉を聞いてハッとしたようにそう呟いた。

「どうかした?」
「…先輩、私が好きなのは月野先輩だ」
「うえ!?…な、何?何だか凄く唐突な気がするですよ??」

 びっくりするほど唐突な、聖ちゃんからの告白。聖ちゃんはコップをテーブルに置いて、ソファに座っ
ているオレの隣に座ると、ぴったりと身体をくっつけてくる。
 …こ、この構図…、デジャヴかな…見覚えが…。

「あー…、あのー…、あ、あれだ、聖ちゃんにはライバルっているのかな~…なんて」
「そんなのいない、先輩がいれば他のヤツはどうでもいい」

 聖ちゃんがオレの腕を取ってギュッと抱きついてくる。
 本当に聖ちゃんなのか疑ってしまうくらい、いつもの冷静なイメージはどこへやら。

「わわわ…っ、聖ちゃん、ホントどうしたのっ」
「妻になる前にはっきりさせたい…、私はあいつじゃなく、先輩が好きだってこと…」
「あ、あいつ??よく分からないけど聖ちゃん早まっ――…」

 最後まで話すことは許されなかった。唇を塞がれていた。
 聖ちゃんの顔が目の前にある。頬を赤らめた1つ下の女の子のキスはぎこちなく、決して上手なもの
ではなかったが、オレの頭の中を空っぽにする新鮮な口付け。
 木乃葉さんとのファーストキスの時のような初々しい気持ちになる。

 オレは聖ちゃんを抱き寄せた。
 奪われた唇で唇を奪い返す。聖ちゃんは少し苦しそうにしながらもそれを受け入れてくれる。
 いつの間にだろう、オレは彼女に覆い被さっていた。


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