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実況パワフルプロ野球シリーズ@2chエロパロ板まとめwiki

夢に舞う羽7

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匿名ユーザー

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試合終了。聖タチバナのスコアボードには『0』の文字が延々と刻まれていた。
絶対的な力の差を見せつけられた。
考えが甘かった。野球を始めて、数ヶ月もしない、他の部の選手をかき集めたチームで
しっかりと土台のできている野球部に勝てるわけがなかったのだ。
「完封負け……か」
8ー0。
みずきのスクリューも通用しない。矢部や大和たち、野球経験者ですら、あの豪速球に
食らいつくのがやっとだった。
「ゴメンね。私のせいで」
「いや……私の、配球のせいだ」
「誰も悪くないよ、相手が……強かっただけだよ」
大和の言葉も耳に入れることなく、みずきは一言、こう言った。
「そんな気休めなんか……いらないよ」そう言って、みずきは去って行った。
「ま……待って、みずきちゃん!」
逃げるように部室へ戻ったみずきを、大和は心配そうに追いかけた。

「どうして、こんな強いチームが今まで大会に勝ち上がって来なかったでやんすか?」

矢部は、荷物を片付けてバスへ戻ろうとする灰凶野球部の男に訊ねた。

「ん? あぁ、大会に出てたのは西の奴らだからな」
「西、でやんすか?」
「オレらの学校には、西と東で2つチームがあってさ」
「た、大変そうでやんすね……」
「勝負で勝ったチームが大会に出るって決まりなんだけどさ……」
「こんな強いのに、その西に勝てないでやんすか!?」
それが一番の疑問だった。これだけ強打者が揃っていて、何故、東が出ていないのか。
それなのに、東に勝ったという西が大会で実績を残していないこと。
「西にはすげぇ奴がいるんだよ。オレらが全然打てない楽垣さんの球を……スタンドま
で運んだんだ。それも……軽々と」
「軽々、ホームランでやんすか……試合では当たりたくないでやんすね。でも、なんで
そんな人がいて、大会では一回戦止まりなんでやんす?」
矢部は気になったことを訊ねると、部員は一言。
「他が使えないんだよ。そんでまともに勝ててないんだ」
「なるほど、でやんす」
「じゃ、そろそろ行くな」
「サヨナラでやんす」
矢部との会話を終えると、灰凶の部員はみんなの待つバスへ駆けていった。
「灰凶……侮れない相手でやんす」
矢部はただ、呟くしかなかった。@wikiへ

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