各作品のロット違いまとめ

書いていないパワポケ作品は特に特徴的な違いが無い。
レア度はあくまでも管理人の独断と偏見なので注意。
各地域への流通状況によってレア度に若干変動がある可能性がある。
初期版と修正版は人によっては前期版と後期版、初期ロットと修正ロットなどと、呼び方が若干違ったりしているが、大体意味は同じ。

レア度の目安的なもの
★☆☆☆☆ ゲーム屋であったら大抵出てくるレベル
★★☆☆☆ 住んでる市町村内のゲーム屋を巡れば1本くらいは出てくるレベル
★★★☆☆ 住んでる都道府県内のゲーム屋を巡れば1本くらいは出てくるレベル
★★★★☆ 住んでる都道府県の隣県までゲーム屋を巡れば1本くらいは出てくるレベル
★★★★★ 住んでる地方のゲーム屋を巡って1本出てくれば奇跡レベル



パワポケ1初期版

レア度 ★☆☆☆☆
シールの版数表記 00 12 20 22(他調査中)
バックアップ方式 ボタン電池式
備考 ほとんどの場合がこれ。
箱有りでなければ中古で安価で投げ売りされていることが多く、普通に見つかる。


パワポケ1修正版

レア度 ★☆☆☆☆
シールの版数表記 11A 20A 22A 34A 他末尾A付きのもの(他調査中)
バックアップ方式 ボタン電池式
備考 ポケ3の修正版よりも見つけやすい印象。
初期版であった不具合が直っていたりすると思われるが、
明確な違いは対戦前の各校チームランク表記の修正となる。
恐らく、極亜久高校のチームランクを誤ってあかつき大付属に割り当てた事が考えられる。
ROMバージョン以外には取扱説明書に表示されているパワポケ1の型式がDMG-AVVJ-JPNからDMG-AVVJ-JPN-1に変更されている。
それ以外の説明書の中の内容変更は未確認。

(参考)パワポケ1 初期版と修正版の各校チームランク

あかつき大付属 (修正前ROM) 投手D 打撃F 走塁F 守備F 総合力F (修正後ROM) 投手C 打撃C 走塁F 守備E 総合力E
パワフル(2年目) (修正前ROM) 投手C 打撃C 走塁F 守備E 総合力E (修正後ROM) 投手D 打撃D 走塁E 守備E 総合力E
赤とんぼ (修正前ROM) 投手D 打撃D 走塁E 守備E 総合力E (修正後ROM) 投手F 打撃F 走塁F 守備F 総合力F
白鳥 (修正前ROM) 投手F 打撃F 走塁F 守備F 総合力F (修正後ROM) 投手E 打撃E 走塁E 守備E 総合力E
大東亜(2年目) (修正前ROM) 投手E 打撃E 走塁E 守備E 総合力E (修正後ROM) 投手C 打撃C 走塁E 守備D 総合力D
大東亜(3年目) (修正前ROM) 投手C 打撃C 走塁E 守備D 総合力D (修正後ROM) 投手B 打撃C 走塁E 守備D 総合力C
パワフル(3年目) (修正前ROM) 投手C 打撃C 走塁F 守備E 総合力E (修正後ROM) 投手B 打撃C 走塁D 守備D 総合力D
正義学園 (修正前ROM) 投手B 打撃C 走塁D 守備D 総合力D (修正後ROM) 投手B 打撃C 走塁G 守備E 総合力E
身砕流北 (修正前ROM) 投手B 打撃C 走塁G 守備E 総合力E (修正後ROM) 投手B 打撃B 走塁B 守備C 総合力C
聖皇学園 (修正前ROM) 投手B 打撃B 走塁B 守備C 総合力C (修正後ROM) 投手A 打撃A 走塁A 守備A 総合力A


パワポケ3初期版

レア度 ★☆☆☆☆
シールの版数表記 00 09 11 13
基板の型式 AGB-Y06-01
バックアップ方式 ボタン電池式
備考 ほとんどの場合がこれ。GBAパワポケの中古では比較的よく見つかる。


パワポケ3修正版

レア度 ★★☆☆☆
シールの版数表記 08A 11A 22A 41A
基板の型式 AGB-E06-01
バックアップ方式 ボタン電池式
備考 修正版としては割とよく見つかる。
初期版で出来たことが大抵出来なくなっている。

パワポケ3の2バージョン比較

比較箇所 パワポケ3初期版 パワポケ3修正版 備考
ドキドキ地雷パニックの地雷配置厳選 できる できない
ミキの彼女イベント完走 できない できる
試合中にリセットで打席結果のリセマラ できる できない
パスワード入力に「ぱ」行が使える 使える 使えない
最終戦で一部チームメイトの能力アップ アップする アップする PX-001を加入させずに最終戦を迎えると、一部のチームメイトの能力が上がる。
初期版でも同様の事象が発生しているため、仕様か不具合かは不明。


パワポケ4初期版

レア度 ★☆☆☆☆
シールの版数表記 00 08 09 20 34
基板の型式 AGB-E06-10
バックアップ方式 ボタン電池式
備考 ほとんどの場合がこれ。


パワポケ4修正版

レア度 ★★★★☆
シールの版数表記 00A 09A 22A
基板の型式 AGB-E06-10
バックアップ方式 ボタン電池式
備考 ポケ5の修正版よりもあまり見かけない印象。
かなりの不具合や仕様が変更されている。
パワポケ4修正版のAの刻印は、他のパワポケ作品の修正版と比べて押し圧が弱い傾向にあり、よく目を凝らして確認しないと判別出来ない場合がある。

パワポケ4の2バージョン比較

比較箇所 パワポケ4初期版 パワポケ4修正版 備考
表サクセスでオープニングの時にリセット 部員が居なくなる 部員が居なくなる 火事が起こるイベントまで消えている。
大岩ゴロゴロのコインズレ 起こる 起こらない
天本さんから貰う特殊能力 センス× センス○
黒野博士の強化イベント3回目以降 選手能力がアップする 経験点のみ
裏サクセスのリセットでコイン取得 できる できない 最初の5000Gを貰うところでのリセット。
上田の連続イベント3回目の山田の服装 裏サクセス仕様 ユニフォーム仕様
堤のパワーアップイベントのテキスト簡略化 ショートカットON時で適用 ショートカットONでも簡略化されず
鎮台高校戦にてホームランが発生した時の鎮台高校名表記 鎮台高校と表示される 大安高校と表記される
鎮台高校戦にて守備画面でスタートを押した際の鎮台高校名表記 正しく表示される 正しく表示されない?
表サクセスの監督操作一部オート化 起こる 起こらない 修正版では監督操作が一部オート化する不具合を修正しているが、
同時にCPU側も選手交代を行うように修正されており
この事から自チームと敵チームの監督操作処理が逆転していた可能性がある。
パスワード選手の一部能力修正 修正しない 修正する 修正対象はミート、走力、肩力、守備力、エラー率。


パワポケ5初期版

レア度 ★☆☆☆☆
シールの版数表記 00 07 12 19 20 22
基板の型式 AGB-E06-20
バックアップ方式 ボタン電池式
備考 ほとんどの場合がこれ。


パワポケ5修正版

レア度 ★★★☆☆
シールの版数表記 20A 22A 34A 41A
基板の型式 AGB-E06-20
バックアップ方式 ボタン電池式
備考 ポケ3の修正版よりもやや見かけない印象。
シールの版数表記の他に違いとして、ソフトのシールと箱に記載されている2つの型式が
AGB-A5PJ-JPNとRK321-J1からAGB-A5PJ-JPN-1とRK321-J1・に変更されているので分かりやすい。

パワポケ5の2バージョン比較

比較箇所 パワポケ5初期版 パワポケ5修正版 備考
表サクセス最初のやる気ダウンイベントカット できる できない
名前入力で「いさ」を漢字変換 フリーズする フリーズしない
大神パワーアップイベントの完走 できない できる
たかゆきのランダムイベントの「火星モグラーズ」の誤字 - そのまま


通常パワポケ6

レア度 ★☆☆☆☆
シールの版数表記 07 08 11 19 22 34 41
基板の型式 AGB-E11-01(11 19 34 41) AGB-E11-10(07 08 19 22)
バックアップ方式 FRAM式
備考 ほとんどの場合がこれ。
シールの版数19は基板の型式が2種類生産されている。


末期生産パワポケ6

レア度 ★★★★★
シールの版数表記 09
基板の型式 AGB-Y11-01
バックアップ方式 FRAM式
備考 パワプロ11超決定版生産後に再生産された物と思われる、外箱には452万番台付近のNPB証紙のシールが貼られるようになった物。
箱の型番はAGB-BP6J-JPN-1となっていて、基板の型式も異なり、末期の少量ロットなのかほとんど見ない。
外箱にシール付きと基板が珍しいだけで、ソフトは修正版が入っているわけではないので注意。
箱、説明書、ソフト等全て完品でこそ価値がある物と思われる。
ネットでは修正版があるらしいことが書いてあったりするが、末期ロットらしきこれが修正版ではないと確認できることから存在しないと考えていい。

存在確認済のシリアルNo.

A4524913
A4524958


通常パワポケ1・2

レア度 ★☆☆☆☆
シールの版数表記 07 08 09 11 15 20 34 41
基板の型式 AGB-Y11-01
バックアップ方式 FRAM式
備考 ほとんどの場合がこれ。
ポケ3と同じくらい良く見つかる。


末期生産パワポケ1・2

レア度 ★★★★★
シールの版数表記 15E3
基板の型式 AGB-Y11-02?(要確認)
バックアップ方式 FRAM式?(要確認)
備考 パワプロ12開幕版生産後にポケ7の15E3刻印とほぼ同時期に再生産された物と思われる版数表記の異なるタイプで、ほとんど見ない。
箱入りなら箱のNPB証紙のシールに558万番台付近の数字が貼られている模様。
シールの版数表記が珍しいだけで、修正版が入っているわけではないので注意。

存在確認済のシリアルNo.

A5588477
A5588831


ボタン電池式パワポケ7

レア度 ★☆☆☆☆
シールの版数表記 00 08 12 19 22 34 41
基板の型式 AGB-E06-20
バックアップ方式 ボタン電池式
備考 ほとんどの場合がこれ。
ポケ6とポケ1・2ではFRAM式だったのが、なぜかポケ7では発売当初はボタン電池式で生産された。
無理に剥がして確認することが出来ない故に分かりにくいが、NPB証紙のシールの下に位置合わせのためなのか、「NPB証紙スペース」と書かれた枠が描かれている箱と描かれていない箱の2種類がある模様。(後者が初期の箱?)


FRAM式パワポケ7

レア度 ★★★★★
シールの版数表記 15E3
基板の型式 AGB-Y11-02
バックアップ方式 FRAM式
備考 パワプロ12開幕版生産後にポケ1・2の15E3刻印とほぼ同時期に再生産された物と思われる、バックアップ方式が異なるタイプ。
箱入りなら箱のNPB証紙のシールに559万番台付近の数字が貼られている模様。
箱入りは中古流通の過程で中身が変わっている可能性もあるので、よく確認してから買うこと。
ソフトのバージョンは修正版ではないので注意。
説明書には変更点が無くそのままのため、電池式ではないのに電池切れについての注意書きがある状態になってしまっている。

存在確認済のシリアルNo.

A5589112
A5589149
A5589447
A5590193
A5590320
A5590972
A5590976
A5591015
シールの番号が全て使われている前提なら、約2000本前後は存在している?


あつパワ初期版

レア度 ★☆☆☆☆
ソフトのシールと箱の型式 NTR-APXJ-JPN
ソフト裏の版数表記 APXJN0J** **は数字
備考 特定の操作をすると集めたコレクションがすべて消えてしまうバグが起こるのがこれ。


あつパワ修正版

レア度 ★☆☆☆☆
ソフトのシールと箱の型式 NTR-APXJ-JPN-1
ソフト裏の版数表記 APXJN1J** **は数字
備考 初期版で起こっていたバグを修正した物。
ソフトのシールと箱に-1が追記されているためわかりやすい。


あつパワベスト版

レア度 ★☆☆☆☆
ソフトのシールと箱の型式 NTR-APXJ-JPN-2
ソフト裏の版数表記 APXJN1J** **は数字
備考 ROMバージョンは修正版と変わっていない。
ソフトのシールと箱に-2が追記されていて、箱デザインもベスト版専用になって明らかに違うのでわかりやすい。


パワポケ12初期版

レア度 ★☆☆☆☆
ソフトの型式 TWL-VPTJ-JPN
ソフト裏の版数表記 VPTJN0J** **は数字
備考 基本はこれ。
NPB証紙のシールのシリアルが900~999万番台前後の物。
廉価版のシリアル番号は909〜917万番台付近?


パワポケ12修正版

レア度 ★★★★★
ソフトの型式 TWL-VPTJ-JPN-1
ソフト裏の版数表記 VPTJN1J08(少なすぎるため恐らくVPTJN1J08しか無い?)
備考 ソフトの型式の最後に-1が付いているので分かりやすい。
致命的だったサブポジバグや裏サクセスのクエスト全開放バグは治っていない。
最終ロットと思われるNPB証紙のシールのシリアルが999万番台でも初期版なので、当時コナミに送って交換対応したものだけの可能性が高い。
確認している物は919万台だが、交換対応のためにこの番号周辺で作った少量ロットなのか、たまたま交換対応した人がこの番号だったのかの真偽は不明。(複数ソースが欲しい)

パワポケ12の2バージョン比較

比較箇所 パワポケ12初期版 パワポケ12修正版 備考
サブポジ○バグ 起こる 起こる
クエスト全開放バグ できる できる
収録プロ選手のウグイス設定ミス - 修正されている 西武の中島が「ナカシマ」→「ナカジマ」に修正
中日の小山が「コヤマ」→「オヤマ」に修正
広島の青木が「タカギ」→「アオキ」に修正
フナムシバグ できる できる
小池星南のプロフィール記載ミス - そのまま プロフィールNo.33のテキスト末端の不自然な「


パワポケ14初期箱

レア度 ★☆☆☆☆
箱の型式 TSA-TML-VP4J-JPN
ソフト裏の版数表記 VP4JN0J** **は数字
備考 NPB証紙のシールのシリアルが183~191万番台前後の物。


パワポケ14後期箱

レア度 ★★☆☆☆
箱の型式 TSA-TML-VP4J-JPN-1
ソフト裏の版数表記 VP4JN0J** **は数字
備考 NPB証紙のシールのシリアルが204〜209万番台前後の物。
箱の型式に-1が付いただけでROMバージョンも変更がないため、何が違うのかは現時点では不明。


その他余談

  • パワポケのソフトに限らず、FC、SFC、N64、GB、GBAのソフトはシールにある刻印の規則が同じで数字の後にA付きは修正版。
    また、15E3のようなタイプの刻印で修正版なら15AE3となる。(FF4アドバンスなどで実例あり)
    ちなみに更に修正版があるゲームは順にB、C、Dと刻印されていく。(ポケモンピカチュウ版はDまで実例あり)
    よっぽど販売本数の多いキラーソフトでもない限り、後に作った版になるほど追加生産の本数も少なくなり必然的にレア物になる。
  • シール刻印の他にも、ソフトを開けて中の基板についているROMチップにゲームの型式が書いてあり、そこの末尾が0なら初期版、1なら修正版(更に修正版があるならそれ以上の数字)とバージョンを判断できたりする。
    ただしGBAのボタン電池式はボタン電池の下にチップが隠れて見えにくいので注意。
  • DSと3DSのROMバージョンはソフトの端子側にある黒で印字された9文字の英数字の左から6番目の数字で判断する。
    0が初期版で、修正版は1、2、3と順に数字が上がっていく。
    インクによる印字のため、ソフトの状態によっては印字が消えてしまっていて外観からでは判断できない物もある。
  • ROMバージョンの違いとして、ソフトのシールの型式に-1など何かしら追記されている場合があるが、メーカーによってはソフトのシールの型式を更新していない場合があるなど、基準や対応にバラつきがある模様。
  • 箱ありのソフトを買う時はちゃんと中身を確認してから買おう。
    店によっては空箱で展示していて後からソフトを入れる販売方式があるので、複数在庫がありROMの違いを把握していなければそこですり替わってしまう(もしくは過去の中古流通の過程で既にすり替わってしまっている)可能性がある。
  • 電池式とFRAM式ではFRAM式の方が電池が無い分約2gほど軽い。
  • フリマサイトなどでは、元々電池式しかないROMをFRAM式の基板に移植したり、電池交換が容易になるようにボタン電池ホルダー式と言われる物が売っていたりする(普通はハンダ付けされていて、取るのに一手間かかる)が、それは全て第三者が後から手を加えたファンメイク品なので、物としては完全オリジナル品ではないことに注意しよう。
    (長く作品を実機で楽しむだけの目的なら便利なのかもしれないが…)
  • 生産時期は、NPB証紙のシールをゲームを生産した順に若い番号のシールを貼っているという前提から考えた推測にすぎないので注意。
  • パワポケ2にはシールに刻印なしもある?長年の劣化で刻印が見えにくくなってしまった物の可能性あり?
  • パワポケ8はコナミに送っても初期化して帰ってきただけという当時の情報の記憶があるので、修正版はあるかどうかも怪しい。
    パスワードに互換性があるGC版パワプロ12決定版発売後に生産されたと思われる、662万番台のNPB証紙のシールが貼られた末期生産のパワポケ8が存在しているが、これも修正版ではなかった模様。
  • パワポケ5にはキオスクデモ版なるものがあるらしいが、恐らく非売品で入手は現実的ではないと思われる。
  • パワポケ5には中途半端に中国語翻訳されたROMが確認されているが、明らかな海賊版なので下手に手は出さない方が良いと思われる。
  • パワポケ10の攻略本には複数の版があり、第三刷まで増刷されていて、第二刷からは一部記載の不備や、載っていなかったイベントが追記されている。


最終更新:2024年12月15日 12:10