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橘・月華

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「月に恋、夜に愛、静寂に永遠を――」

橘・月華(たちばな・げっか)


パーソナルデータ
名前 橘・月華
称号 紅蓮氷輪
性別
種族 人間
ジョブ-01 カースブレイド
ジョブ-02 クダギツネ「亜火」
クラス 部活 無所属
生年月日 ???年9月13日(2023年4月28日時点)
年齢 17歳(2023年4月28日時点)
身長 153.4cm(2023年4月28日時点)
体重 42kg程度で増減




月華ト云フ娘二ツイテ

容貌、知識、口調から、大正初期の日本生まれと思われる。
古くから神事を司る由緒正しい家系に生まれた少女。
巫女として、また退魔師や霊媒師としても非常に優秀な力を持つ。
『橘が生み出した巫女の最高傑作』と称されるが、同時に『最悪の欠陥品』とも揶揄される。

穏やかで慎ましやか、大和撫子を絵に描いた様な少女だが、無意識に他人とは一線を引きがち。
幾度か会話して慣れれば穏やかな微笑みも見せるが、笑顔は失っている。

大の甘党。元いた時代ではおはぎ、新宿島に来てからはカスタードケーキがお気に入りらしい。
趣味は日舞、紙や布での人形作り、料理。茄子の煮浸しと肉じゃがが得意料理だが、現代の料理は勉強中。

『下弦』

月華の武装である静形薙刀。長さは刃を入れれば月華の身長より頭一つ分高い程。
普段は月華の自室にある大量に御札の貼られた封印箱に保管されているが、月華が望めばいつでも何処でも手元に呼び出す事が出来る。
――否、『下弦』には強力な呪詛が込められており、適合者(現在は月華)の命を蝕む事によって力を発揮する。呼び出せて「しまう」のだ。

橘家の宝物であり、「元」御神体。神社の祭具殿に納められていた所、月華12歳の時に封印を解いて現在に至る。
名前の通り月齢と密接な関係にあり、満月に近ければ近い程その真価を発揮する。
但し呪われた忌まわしき呪具の為、適合者以外の人間が触れると呪詛によって何らかの被害を受けてしまう(強力な耐性があれば例外)
加えて適合者の体質も変えてしまい、適合者は新月の日、皆既月食の日になると著しく体調を崩してしまう。
後述する能力によって普段通りの生活は出来るが、戦闘面で役に立たなくなるのは間違いないだろう。
※2022年11月追記:白夢・寧夢理の協力により新月と月食時の体調不良は改善。定期的に治療を受ける事で戦闘も問題無く可能になった。

ちなみにこれも『下弦』の呪詛かは不明だが、現在月華は『下弦』以外の「人を傷付ける」刃物類は使えなくなっている。
(料理に使う際の包丁、神楽を舞う際に使う模造刀等、人を傷付けない刃物なら使用可能)

橘月華ノ能力

  • 月下狂乱(ルナティックメイデン)
月華自身が「戦える」と自覚している限りは、他者では動く事すら困難な激痛を伴う重症を負っていても戦う事が出来る自己暗示。
例え目を潰されようとも、腹に穴が開こうとも、命と『下弦』を握る腕さえあれば戦えるというまさに「狂乱」の能力。
但し、月華が一度でも「戦えない」と自覚してしまうと、その場に倒れて気を失ってしまう諸刃の剣である。
猛暑の日や極寒の地では、これを利用して「暑くない」「寒くない」と自分に『言い聞かせる』事によって涼しい顔で過ごしている。
(当然自覚してしまうと猛暑では汗を吹き出し、極寒では寒さの余り動きが鈍くなってしまうが)
月華が過去の時代の日本人であるにも関わらずルビが横文字なのは、西洋人とのハーフである母から受け継いだ能力ゆえ。

  • 画竜点睛・月竜(がりょうてんせい・げつりゅう)
自身の身体能力を一点、または複数箇所に集中させる能力。集中させる箇所が少なければ少ない程強力となる。
例えば視力と手先に集中させて木材を斬ると、まるで賽の目のように正確な立方体に切り分ける事も可能。
応用次第で万能の能力に見えるが欠点もあり、一つは集中させている間他の部位の身体能力が下がってしまう事。
(例であれば斬っている間殺気を感じ取れなくなるし、精密さを求めようとすればする程硬い物も斬れなくなっていく)
もう一つは『下弦』による能力なので、当然『下弦』が手元に無いと成功率が大幅に下がる点である。

  • 下弦飛来斬(かげんひらいざん)
近~中距離戦闘を得意とする月華の切り札の一つであり、数少ない遠距離攻撃。
『下弦』を大きく振りかぶり、ブーメランのように投げ付ける事で敵を斬り裂く技。
投げ付けるだけで『下弦』は敵を追尾し、月華の思考通りに攻撃しては手元に戻ってくる。
軽い切り傷レベルから深手~切断、果ては挽肉レベルまで「適合者」である月華の思考通りに調節が可能。
ただし破壊力は月華本人の筋力と『下弦』の斬れ味に依存するため、通常『下弦』で斬れない物は斬る事が出来ない。

  • 奇想蓮華(きそうれんげ)
敵の足元に呪詛を凝縮し、半径数メートルをすり鉢状に陥没させる。
内部からは無数の人の腕のような影が伸び、それら全てが『下弦』と同程度の鋭さを持った凶器(狂気)となる。
影は渦を巻くように暴れて相手をズタズタに切り刻むと同時に、相手が内に秘めた心傷(トラウマ)を想起させ、心身共に追い詰めていく。
心身の傷は上から抉るように増えていき、苦痛と絶望の果てに残るのは挽肉のように変わり果てた肉片のみ。
まるで蓮の花のように四方に広がる影が齎す見た目も威力もおぞましいこの技は、月華は殆ど使いたがらない。
実は月華が考案した技ではなく、曖昧にこびり付いた微かな記憶。『下弦』の以前の適合者が使っていた技なのか、それとも……。

(※以下、編集中)

+ 此ノ先、閲覧ヲ禁ズ
+ ――御願い、見ないで……。
父親は没落した退魔師の一族、そして母親は『魔皇』の娘とされる吸血種。
二つの力は反発し合うはずだったが、まだ月華が幼い頃は理性で十分抑えきれるものだった。

致命的となったのが、月華が12歳の頃。
「決して近付いてはいけない」と禁じられていた社の祭具殿で一振りの薙刀に接触してしまった事だった。
月華を使用人に預け外出していた両親が目撃したのは、血の海に一人佇む月華の姿。
折しもそれは、雲一つ無い――美しい満月の夜であったという。
月華が作っている人形は、自身が手に掛けた人々をモデルにした鎮魂の形代である。

それ以来月華は月を恐れ、満月が近付くと地下室に篭って過ごすようになった。
彼女は殺戮衝動も恐れていたが、同時に陰の気で満たされた月の夜も恐れていた。
万が一月夜に出歩いてしまうと、月華は己に満ち足りぬ陽の気を求め彷徨う、文字通り怪物と化してしまう。
陽の気に満ちているのは、ヒトの魂、そして男性――男は陽の気の化身である。
月華は人一倍恐れるようになった。家族以外の男を。
そして諦めてしまった。普通の少女なら当たり前の、――誰かに『恋』をする事を。誰かを『愛』する事を。
諦めてしまった――筈だった。
ディアボロスとなって以降、特殊な技法によって編んだ組紐の腕飾りによって、一時的にだが月夜を出歩く事も可能となっている。

実は平成生まれの現代人。本名新堂(しんどう)・月華。
刻逆と『下弦』の魔力が複雑に混じり合い、上記の事件と故郷を失ったショックで脳に深刻なダメージを負いかけていた所『月下狂乱』が発動。
無意識のうちに、自身を「大正生まれの過去の時代の人間」と思い込む事で落ち着いている状態である。
共に新宿島へ流れ着いた両親もそれは承知しており、彼女がこれ以上精神を病む事が無いよう話を合わせている。
最も、神社の敷地から殆ど出る事の無い生活を送っていたため一般常識等はそう変わらないだろうが……。

  • ネメシス形態
『嗚呼……兄様。(わたし)(そなた)を……ふ、ふふ、ふふふふふ……』

禍津黄泉姫命(まがつよみひめのみこと)
伊邪那岐命が黄泉の国から帰って沐浴をした際に生まれた三貴神。その一柱である月詠命の妹神に当たる。
夜を司る月詠命が受けた穢は余りにも強すぎた。夜は穢を特に溜め込みやすいからだ。
穢に苦しめられる月詠命が取った手段は、父である伊邪那岐命同様穢を払う事だった。
そうして生まれたのが禍津黄泉姫命。地上からは決して見えない月の裏――穢れた紅き月を司る厄神である。

予想外の神――否、化け物を生み出してしまった月詠命は、一振りの薙刀『下弦』に妹を封じた。
結果自身の持つ兄弟刃『上弦』は折れてしまったが、『下弦』を橘家に御神体として預ける事で二重の封印を施した。
一つ封印を解いて尚黄泉姫は封じられているが、月華が己の無力さに嘆く時彼女の体を乗っ取る形で顕現する。

  • クダギツネ「亜火」
黄泉姫が兄に封じられる前住んでいた月の裏側は、誰もいない、誰も見てくれない、孤独の余り発狂してもおかしくない程寂しい地であった。
クダギツネの亜火は、そんな黄泉姫の為に同じく忌み嫌われる神である荼枳尼天が贈った眷属がサーヴァントと化した姿である。
厄神である黄泉姫の心を癒した唯一の存在故か浄化の能力を持ち、穢を溜め込む事無くサーヴァントと化している。
上記の経緯から本来は黄泉姫の眷属なのだが、月華が『下弦』の適合者である事を抜きにしても彼女に懐いている無垢な存在。
黄泉姫と共に『下弦』に封印されていたが、月華がディアボロスとなる事で解放され、彼女のサーヴァントとなった。


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