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学園・マスク

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学園・マスク(がくえん・ますく)


パーソナルデータ
名前 学園・マスク &image)
称号 学園を守る正義のジャスティス
性別
種族 人間
ジョブ-01 ヒーロー(レジスタンス諜報員)
ジョブ-02 ヒーロー(バウンサー)
クラス
生年月日 8月14日
年齢 17歳(2021年8月15日時点)
身長 181.2cm(2021年8月15日時点)
体重 72kg


設定

学園マスクは改造人間である。
悪の秘密結社、闇の暗黒組織ダークシャドウにより攫われ、悪の怪人へと見も心も改造される直前、ダークシャドウサイドのやらかしにより肉体のみが改造されたところを脱出、ダークシャドウと戦うために日夜研鑽を積みつつ、その力を正義のために戦っているのだ。
という設定の元に日々を生きている。

哺乳綱真獣下綱真主齧上目真主獣大目霊長目。

学園マスク十二奥義

学園マスクが敵怪人と戦ったり人々を助けたりする際に行う十二の奥義である。
今のところ三つも考えている。

【学園パンチ】…精一杯にパンチをする
【学園キック】…精一杯にキックをする
【学園チェンジ】…胸を張って学園チェンジ! と叫ぶことでメンタルをリセットする

















+ ...
+ ...
+ ...
見るのかい?

+ ...
【某月某日 エージェントXと特定生徒Gとの接触時の会話】

「ふむ? 君はつまり、いったい何マスクだと言うのかね」
「いえ、私は何マスクでもありません」
 エージェントX、額を押さえる。
「ふぅむ。何マスクでも無いとなると、いったい私は君をどう扱えば……」
「ですので、私はXと。ところで、あなたの事を詳しく教えてくれませんか?」
「前にも確か似た様な事を聞かれた気がするが、よろしい。では答えてあげよう! 私、Gは(以降、大枠が同じであるが詳細がまったく違う経歴を語る)」
「……話は終わりましたか?」
「いや、まだこの3倍は語れてしまうが、今日一日ですべてを話すのはあまりにも時間が足りない。良いだろう。この程度にしておいてあげようではないか」
「(溜息)感謝します」
「うむ。感謝された」
「それで、あなたがこの学園に居る理由については?」
「そちらに関しても長いながーい話になるが、端的に言うと正義と愛と冒険とあとあと」
「良いです。すぐに思い付かなければ構いません」
「本当に良いのかね? こう、時間をくれれば、もっとわくわく出来る単語を沢山用意できる自信があるのだが」
「ですから良いです。というより、それらを省いてください」
「難しい事を言う。哲学かね?」
「哲学かもですね。ですからそういうのを省いたうえで、あなたとは? あなたの目的とは?」
「何やら諦めが混じった様な言葉だが、良いだろう。例え話をしようではないか!」
「はぁ?」
「例えば、君だ」
「私?」
「そう、君は学園でどのような仮面を被っているのかな?」
「ですから、私は何マスクでもありません」
「そうではないだろう。そうではないはずだ。この学園においては、誰しもがマスクを被っている。例えばそこをさっき通った生徒。彼は学園で明るい系のサバサバした性格をしているが、その心の中には、後ろ暗く、じめっとした復讐心などを抱えているかもしれん」
「時代が時代ですから、そういう事もあるでしょうが」
「今のは極論だが、学園という場所において、本来の、心の底からの自分を見せる生徒というのはどれだけ居るものかね? 君も、何か隠しているのだろう? 別に深いものではなく、軽いもので」
「それは……そうですが」
「学園という場所はな、そういう仮面を被る。人というのが本来そうなのだ。誰しもが仮面を被り、色んな場所で仮面を入れ替える。それは良いが……学園というものは、人が卒業していくものだろう?」
「留年を繰り返したところで、何時かは居られなくはなるでしょうね。生徒であれば特に」
「そうして、捨て置かれるのだ」
「何が?」
「学園用の仮面がだよ。マスクだ。この学園で、学園の生徒をしていたという仮面は、その生徒が居なくなる事で学園にそのまま捨て置かれる。考えた事があるかね? その学園の歴史が長ければ長い程、生徒の数が多ければ多い程に、学園におけるマスクはどんどん捨てられ、放置され、積み重なって行く。君は考えた事があるかな? そのマスクは、どこに行くのかと」
「それは……」
「誰しもがこの学園に居る間、マスクを被っている。この学園用のマスクだ。私とて、そんなマスクの……」
「……」
「マスクの■■■■■■■■」
「それは……どこまでが……?」
「さて、どこまでなのだろうな? はっはっは、いや、冗談だよ、冗談。哲学的な話をと望まれて答えただけだ」
「本当に?」
「まあまあ疑ってかかるものではない。ところでだ」
「……なんでしょうか」
「再度尋ねるが、君は何マスクなのかね?」

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