所属:なし
種族:ブラッキー
出身地:とある研究所
年齢:?
身長:90㎝
体重:55kg
性別:男
職業:賞金稼ぎ
性格:普段は物静かだが冷酷な性格で、感情が高ぶると破壊衝動が抑えられなくなる
ツバサと同じ研究所出身のクローン実験体である。
彼の元となった遺伝子を持つブラッキーはもうすでに世を去っているが、同遺伝子を持つ個体は何体か作られ、今は全個体消息不明である。その詳しい数値は研究所側も把握していないらしい。
元々は純粋なブラッキーのクローンだったが、肉体の耐久力実験中の爆発事故により大怪我を負い、一時は死にかけたものの、強化改造も兼ねて身体を大幅にサイボーグ化することにより、何とか一命を取り留めた。しかし、もはやその外見はサイボーグというよりはむしろロボットに近い。
「サイ」というのもこの事故によるサイボーグ化以降のコードネームで、それ以前は「エボニー」と呼ばれていた。
数年の間を研究所内部のみで過ごしていたが、ある時研究員の会話から己の正体を知った彼は、自分の専属研究員達を殺害、脱走した。この混乱に乗じてツバサを含む多くの実験体が同じく脱走したと見られている。
自分の存在意義を明確にするには、同研究所から生み出された、すべての自分と同遺伝子を持つクローン達を始末し、自分が唯一無弐の存在になる他ないと考えており、昼夜彼らの捜索に明け暮れている。
武器は腕に装着したサイコガンで、強力なはかいこうせんを放つ。
追記情報
- クローン実験体は研究の効率化を図るためオリジナルの5、6倍のスピードで成長するよう遺伝子を調節されている。また、脳の発達もそれに準じて速い。しかし、これには問題点もある。それは成長が早いということはもちろん老化も早いということである。サイの場合サイボーグ化により成長は止まっているのだが。
- 数年間研究所から一歩も外に出ることはなかったがコンピューターによる学習指導が専属研究員により行われていたため外の世界について人並みの知識はあった。彼自身研究員になぜ自分が外に出られないのか尋ねたこともあったが適当に理由をつけてごまかされ続けていた。
- 彼の声は合成音声で安物の機器を装備されている。そのため感情の起伏により若干声色は変化するがほぼ機械音声そのものである。またノイズが入ることも少なくない。
- 眼球も完全にサイボーグ化されている。戦闘用の機器のためロックオン機能が付いているが視界はすべてモノクロである。
- 動力は生身のポケモンと変わらずもちろん食事も行うが、味覚はあまりないようである。
- 根っからの殺人鬼というわけではなく、同遺伝子を持つクローン実験体や自分を邪魔する者以外を手にかけることはない。
最終更新:2009年06月01日 16:57