ネメシスQの主

ネメシスQの主(ねめしすきゅーのあるじ)

ネメシスQのマスター。最初のアンケートで電話BOXにて夜科アゲハに怒鳴りつけた声からも察する通り女性。
4thゲームのサイレン世界では、夢喰島ホーム内のカプセルの中で生存しており、
ネメシスQを通じてアゲハ達に助けを求め、衰弱した状態ながらも無事救出される。
口頭での会話は行わず、テレパシーを用いて意思の伝達を行う。

その正体は、国家機密研究組織「グリゴリ」に在籍していた実験体07号。
また、W.I.S.E創始者天戯弥勒は双子の弟である。
元は名前も付けられぬうちに親から捨てられ、弟と共に孤児院はるかぜ学園で暮らしていた。
この頃は口頭での会話を行っていたようである。
ある日、弟と共にPSIの資質を見出されてグリゴリに連れて行かれてからは、ひたすら実験体として扱われることになった。
人間扱いされない過酷な日々に耐えるうちに「心を失った」と語っており、
それを表すかのように性格は良くも悪くも自分本位で、口も女性らしいとは言い難い程に悪く、感情表現も苦手。
ネメシスQを造り、多くの人をサイレンに巻き込んだ理由も、世界の崩壊を食い止めるためではなく、その原因を知りたいだけと語った。

しかしながら、アゲハや天樹の根の住人達との出会いにより、本人にはその自覚はないものの、
心情にも変化が表れつつあるようで、ネメシスQを造った理由を雨宮桜子に再度問われた際には言葉を濁している。
天樹院ヴァンの治療を受けた後は、望月朧朝河飛龍の生存を確認した。
その後、制裁プログラムを限定的ではあるものの緩和してから、東雲嵐を操りトリック・ルームで「天樹の根」から姿を消してしまう。
CALL.1にて電話越しにアゲハを怒鳴りつけた事については、「女性らしく怒れた」と語っており、
この時の彼女はアゲハの姉・フブキの口調を真似たのでは?という説もあり。
感情が希薄とはいえ唯一の弟である弥勒の事を見捨てているわけではなく、彼の動向を気にかけている様子。

実力の詳細は不明だが、M.J した相手の能力を使うトランスや、自律プログラムでありながら時空を超えて他者との意思疎通すら可能なネメシスQや、
ルールを破った者を一方的に灰へと変え抹消する制裁プログラム、空間を歪ませるバーストなどでさえ彼女の能力の一端に過ぎないことを考えると、
もはや異常や化物という言葉で言い表すには足りない、筆舌にしがたいレベルを超越したサイキッカーであることが窺える。
射場公一によると、実験体のころは、重要実験体の中でも群を抜く能力を持っていたが、
実験台になろうとしなかったため、研究者たちはその秘めた力を理解することはできなかった。

5thゲームの招集の際にネメシスQを通しアゲハ達と会話をし、4thゲームで救出された借りを返すと語っている。
後に最終決戦に分身を遣わせアゲハが暴王に完全覚醒するきっかけとなった他、
カイルらに救われた後に未来世界から昏睡状態のアゲハを導いた。

作中の女性キャラの中でも非常にグラマラスな体付きをしており(天樹院マリー八雲祭と同等かそれ以上)
小説版2巻の挿絵には彼女の豊満なバストを象徴するイラストが収められている。


はるかぜ学園時代のネメシスQの主↓
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最終更新:2023年08月11日 09:07
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