ネメル > 仮面ライダーゲイザーゼロ

「青いなぁ…古代に思いを馳せたきゃ学者にでもなってろ!」

【名前】 ネメル/仮面ライダーゲイザーゼロ
【読み方】 ねめる/かめんらいだーげいざーぜろ
【声/俳優】 陳内将
【登場作品】 ギーツエクストラ 仮面ライダーゲイザー
【分類】 仮面ライダー/ゲームプロデューサー
【変身】 仮面ライダーゲイザーゼロ
【変身アイテム】 ジリオンドライバー
シリウスカード
【名前の由来】 睨める

【詳細】

先代のデザイアグランプリゲームプロデューサーを努めていた未来人の男性にして、彼がジリオンドライバープロビデンスカードを読み込ませることで変身する仮面ライダー

各部機能、スペック等はヒーローまとめの個別項目リンクを参照(外部サイトに飛ぶので注意)。

ヴィジョンドライバーの上位版にあたるジリオンドライバーを使って変身する3体目のライダーであり、その身体スペックは仮面ライダーゲイザーを上回る。
が、圧倒的なまでにスペック差があるわけでもなく、リガド、リガドΩよりもかなり低い。

それでもギーツライダーの中では上位クラスの能力を持ち、体の各所に取り付けられたドミニオンレイと同方の浮遊端末を駆使した攻撃、防御スキルは強力であり、長年ゲームプロデューサーとして活動してきたネメルが変身するからこそ戦闘経験も豊富。
といっても劇中ではゲイザーとライダージーンとの2対1で押されるあたり、その名前の通りゲイザーの相互互換と言っても良いだろう。

ネメルはデザイアグランプリ立ち上げ当初から関わっている古参であり、役職として見るとニラムの前任者に当たる。
古くは人同士のガチンコバトル形式だったデザグラに対し、ジャマトというエネミーの概念を混ぜ込み、ギーツ劇中で行わているような形に変貌させた張本人(創世の女神による願いが叶うことを餌にしたエンタメに変えたのはスエルだが)。
ジャマトは本来、はるか未来にて地球を滅ぼした異常成長した突然変異した植物であり、それを品種改良し人工的に生育させたもの。
ギーツ本編にてジャマトへ愛着を見せていたアルキメデルにジャマトの育成、改良を任せていたが、そのアルキメデルからもジャマトの進化の速さを軽視していることを指摘されておりゲームを盛り上げるためだけにジャマトの改良を進めていた。

だがその姿勢をエグゼクティブプロデューサーであるスエルから咎められた上に指示に従わなかったことを背任行為とみなされて今の役職を解任されてしまったため、ジリオンドライバー一式を持ち出し、創生の力をジャマトに与えることで世界ごと自分以外を皆殺しにしようという狂気的な考えに取り憑かれる。

創世の力を発現させたミイルルークジャマトに捕食させるが、仲間だと思っていたサマスが密かにスエルと繋がっていたことから後任となるニラムに居場所を突き止められてしまい、ゲイザーゼロに変身して仮面ライダーゲイザーに変身したニラムと戦闘を行う。
しばらくは圧倒していたものの、役職解任直後に斬り殺した武将を”推し”にしていたジーン仮面ライダージーンに変身し加勢したことで形勢逆転し、ダブルライダーの必殺技を受け敗北。

変身を解除してなお逃走を図るも限界を迎え倒れ伏し、消滅した。
その直後現れたアルキメデルからも「いわんこっちゃない」と言われる始末。

役歴にあぐらをかいた傲慢な改革者は新たなる時代を作りきれず、全てに拒まれ全てを奪われ孤独な最期を迎えることとなった。

なおミイルを捕食したルークジャマトも倒されたが、それが残した種子を発見したアルキメデルが回収。
それが後にクイーンジャマトを生み出し、遥かな未来においてメタバース空間にまで侵略の手を伸ばすゴッドジャマトを誕生させることとなったのだった。

【余談】

ゲイザーゼロのスーツは仮面ライダーゲイザー…ではなく、仮面ライダーグレアのリペイントと思われる(戦っている相手がゲイザーだし)。
更にファイナルステージに登場したジャマトゲイザーに塗り直されたうえで、仮面ライダーガッチャードに登場した際にはグレアの状態に戻されている。

ネメル役を演じた陳内将氏は特命戦隊ゴーバスターズにてエンター役としてレギュラー出演していた経験があり、仮面ライダーシリーズへは初参加。
ゴーバスではダークバスターという疑似ヒーローというべき姿へと変身を果たしていた。

名前の由来は睨むと同意の「睨める」。
憎しみで憤ることも意味し、まさに役職を解任された憎しみで暴挙に走った彼の動きを示している。

最終更新:2024年11月08日 02:04